乱鳥の書きなぐり

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『浄瑠璃』と『文楽』とは、その違いについて

2024年08月06日 | ことのは
『浄瑠璃』と『文楽』とは、その違いについて 
     
     『違い辞典』引用(https://chigai.jp/joruri-and-bunraku-difference/)



『浄瑠璃』とは

『浄瑠璃』は、日本の伝統的な音曲劇。
 室町時代から江戸時代にかけて栄えた。

 元々は歌舞伎の前座として演じられいた。
 次第に独立した演目として人気が出る。


『浄瑠璃』は、文学的な要素と音楽的な要素を融合させた独特のスタイルが特徴

『浄瑠璃』の物語は、主に歴史や伝説を題材にしていることが多い。
   武士や姫君、
   妖怪など
 様々なキャラクターが登場し、情緒豊かな世界を描き出す。


 また、物語の進行や心情の変化を歌と音楽で表現する。
 そのため、豪華絢爛な装束や舞台美術も欠かせません。


『浄瑠璃』の演目は、一般的に「座」と呼ばれる劇団が上演。


 役者は歌、踊り、演技をこなし、生演奏の楽団が劇場を盛り上げる。
『浄瑠璃』は口語体で演じられるため、その分かりやすさが魅力の一つ。




『文楽』とは

『文楽』は、人形劇の一種であり、江戸時代に発展。

『浄瑠璃』の物語を人形で演じることから始まりましたが、次第に独自のスタイルを確立。


 人形の操演や声出しを担当する人形遣いは「人形師」と呼ばれる。
 彼らの技術が重要な役割を果たし、重要。


『文楽』の特徴的な人形は、頭や手足が可動する「頭形人形」と呼ばれるもの。
 これにより、人形が表情を変えたり、動き回ったりすることが可能になる。

 また、人形師は声出しを通じて、人形に命を吹き込みます。
 そのため、人形師は声量や声質にも特別な訓練を受けておられる。


『文楽』の演目も、主に歴史や伝説を取り上げている。
     武士や姫君、
     妖怪
などの登場人物が、美しい人形と見事な操演技術で躍動。

 
 人形の衣装や舞台装置も細かなディテールが施され、まるで絵画のような美しさ。


『文楽』は、一般的に専門の劇団が上演。
 人形劇場では、客席と舞台が一体となっており、人形師や楽団が客席を囲むように配置されます。
 
 
 これにより、観客は臨場感あふれる演目を楽しむことができます。



 『浄瑠璃と文楽』とは

『浄瑠璃と文楽』は、日本の伝統芸能の一つ。
 豪華な衣装や美しい舞台美術、情感あふれる物語が魅力です。
 

『浄瑠璃』は口語体で演じられるため、誰でも気軽に楽しむことができるのは上にも書いた通り。

 一方、『文楽』は人形による演技が特徴であり、緻密な技術と専門知識が必要。
 



 どちらの芸能も、日本の伝統文化を体験する上で貴重な存在。




 浄瑠璃と文楽の違いとは

 浄瑠璃と文楽は、日本の伝統的な演劇形式であり、どちらも人形劇の一種。

 しかし、両者にはいくつかの違いがあるとのこと。



 まず、浄瑠璃は16世紀後半に誕生。

 当時、浄瑠璃は室町時代の能楽や狂言に影響を受けながら発展。


 一方、文楽は18世紀に江戸時代中期に誕生。



 浄瑠璃も文楽も、能楽や狂言の要素を取り入れながら、独自の形式を築いていきました。




 浄瑠璃と文楽の人形の形状にも違いがある。


 浄瑠璃の人形は頭と胴体が一体となっており、手足が動かせるようになっている。

 一方、文楽の人形は頭と胴体が分かれており、手足も自由に動かすことができる。
 
 
 この違いにより、文楽はより自由な動きを表現することができる。




 さらに、浄瑠璃と文楽の演目にも違いがみられる。



 浄瑠璃の演目は主に
     歴史や戦国時代の物語
を扱っており、時代背景や歴史的な出来事を基にしている。



 文楽の演目は幅広く、
     時代劇や恋愛物語、
     神話
など様々なジャンルをカバーしている。
     現代の作品
も演じられることがあります。




 浄瑠璃と文楽の演出方法にも違いがみられる。


 浄瑠璃は人形と歌唱によって物語を進める。
 特に、浄瑠璃では
      三味線の音色
とともに、
      語り手が登場し、物語を語る
ことが特徴。



 文楽では
      人形の動きや表情だけでなく、人間の演技や声も重要な要素
となります。
 文楽では
      楽器の他に、太鼓や笛などの音楽
も使用されます。


 



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