乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『説経節』(東洋文庫)より「山椒大夫」(天下一説経与七郎)、『古浄瑠璃 説教集』(新日本古典文学大系)より「さんせう大夫」(天下一説経与七郎正本 「さんせう大夫物語」で補う)

2019年06月14日 | 説経節、幸若舞、舞の本等
 東大寺


 


 『説経節』(東洋文庫)より「山椒大夫」(天下一説経与七郎)、『古浄瑠璃 説教集』(新日本古典文学大系)より「さんせう大夫」(天下一説経与七郎正本 「さんせう大夫物語」で補う)





 『説経節』(東洋文庫)より「山椒大夫」              310
  天下一説経与七郎
  寛永十六年ごろ刊 
  さうしや長兵衛板か?


 『古浄瑠璃 説教集』(新日本古典文学大系)より「さんせう大夫」   327
  寛永末年頃刊 「さんせう大夫」
  天下一説経与七郎正本。天理大学付属天理図書館像
  丹緑中型本で十四行二十八丁(上巻末丁裏無刻)
  上中下三巻形式。
  現代最古の正本。
  破れ部分あり

  破れ部分は
  寛文後期刊 「さんせう大夫物語」
 「さんせう大夫物語」(上巻新出。中下巻、大阪大学付属図書館赤城文庫蔵)で補う



 改めてざっくりと「山椒大夫」及び「さんせう大夫」を読んでみたが、疑問は募るばかり。
 大切な部分や気にかかる部分などをメモ書きながら読むのがいいかもしれない。

『説経節』といえばその一つに「信太妻」もあるが、七月には松竹座にて『葛の葉』が上演され流ので、観劇前にこちらも今一度押さえておきたい。

 図書館で『説経節』に関連する書物を2,3冊、その他『舞の本』などをお借りした。
 スズメよりは少し大きめの鳥が
「ムククククゥ、ムククククゥ」
と喉を唸らしながら、花壇のゼラニュウムやバラの間を歩いている。
 今日も楽しい時間の始まり。
 またや六月中旬からの一ヶ月間もやりたい事や やるべき事が決まる。
 しばらくは『説経節』関連で遊べそうだ。

 今回も簡単な記録のみにて失礼いたします。



   『説経節』「信徳丸」東洋文庫(『弱法師』『摂州合邦辻』『文楽瑠璃集 』の「摂州合邦辻」比較)
   『説経節』から 「付 信太妻」 東洋文庫 平凡社
   『古浄瑠璃 説経集』から「さんせう太夫」 岩波 新版古典大系
   『さんせう太夫考』から「説経序説」「さんせう太夫の構造」岩崎武夫著 平凡社選書
    東洋文庫『説経節』から「山椒太夫」「注」「解説:山椒太夫」昭和44年3月
   『説経節』厨子王丸& 『幸若舞』信太(平将門孫)& 『説経節』小栗判官 = 重瞳、双瞳
   『小栗判官』
   『中世の貧民―説経師と廻国芸人 』塩見鮮一郎著 説経節の名作『小栗判官』を題材に、貴族や高僧、武士ではなく、庶民の目から見た貧困、病、宗教、道行きを描く。
   『説経節』(東洋文庫)より「山椒大夫」(天下一説経与七郎)、『古浄瑠璃 説教集』(新日本古典文学大系)より「さんせう大夫」(天下一説経与七郎正本 「さんせう大夫物語」で補う)









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