乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

京都の冬  南座顔見世 恒例の竹馬    (3景)

2018年12月08日 | お出かけ


 京都の冬  南座顔見世 恒例の竹馬



 

 

 

 上は南座顔見世の恒例の竹馬です。

 ご贔屓筋などが役者さんに送られるようです。

 必ず役者さんの名前の後には、「丈」(じょう)と記されています。

 坂田藤十郎丈、片岡仁左衛門丈といった具合です。


 改装以前の竹馬は同じロビーに所狭しと並べられていた竹馬ですが、今回は、会を変え、二つのロビーに並べられていました。

 なので、少しボリュームにかけました。

 
 それにしても顔見世の竹馬は季節感を感じます。

 また好きな役者さんたちのお名前を探すのも、一つの楽しみです。


 開幕までの小半時間、ゆったりとソファーに座り、美しいお着物を重しになられたご婦人たちを拝見させていただく喜びもひとしおです。

 十二月。

 顔見世を通じて、京都は冬深くなります。



        


 ご覧くださいまして、ありがとうございます。







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昔は二階三階の正面に桟敷があった南座もどんどん姿を変えていく。新しくなった、南座の劇場内(1景)

2018年12月08日 | 舞台・音楽 雑感メモ


 

 
 

 上は、南座の顔見世恒例の、竹馬です。

 竹馬も昔はくねくね並べて多くを飾られていた。

 だが、今年は、一階二階(?)に分けて置かれていたので、数が少なくボルームにかける竹馬のように感じたのが残念。

 昨年はロームシアターに行ったが、竹馬を見る機会を失ってしまった。ロームシアターとあって、あちこちと観察することさえ忘れてしまっていた。


 昔の劇場を描いた勧進帳の大きな絵のすぐ前にも一人がけのソファーが置かれ、少し優雅さに欠けガサツなイメージを持つ新しい南座であった。

 おトイレの数は、これまで通り数は少ない。

 今回の夜の部でいうならば、片岡考太郎さんの赤星のようなそんなイメージの南座であってほしいなと感じた。

 

 昔は二階三階の正面に桟敷があった南座もどんどん姿を変えていく。

 ガラス張りのドアの中に入ると無造作に並べられていた食堂のテーブル。

 大向こうの法被の殿方たちや同じ着物を着た舞台の方達がうどんをすするといったのどかな光景を見る機会機会もなくなった。

 しかし今回は座席も少しは広げられ改善されたらしいし、対新作も万全とあれば、この新しい南座を今後愛していきたい。

 十代から通い続けている南座なのですもの。これからもずっと…

 



 ご覧くださいまして、ありがとうございます。



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