乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

七月の祇園祭を前に、半端に「八坂神社」「祇園社」「木瓜紋(もっこうもん)」を思う。

2018年06月29日 | 民俗考・伝承・講演
       写真は、2014年 祇園祭 鉾近くにて



 

 
  「八坂神社」「祇園社」「木瓜紋(もっこうもん)」




 
 先日思わぬ所・思わぬ形で、「八坂神社」「祇園社」「木瓜紋(もっこうもん)」を拝ませていただいた。

「八坂さん、祇園社の文字と木瓜紋」ですねとお尋ねすると、主曰く、我が家の守り神です、と。

 おそらく三桁は参拝したであろう八坂さんの文字に、目頭が暑くなる。

 京の町では、七月の一ヶ月間は、祇園祭一色である。


 八坂神社の池周辺では瓜(マクワウリ)を栽培したという。龍神に奉納したという。

 934年に祇園感神院を建立したとされている。


 伝承では、逃げてきた牛頭天王がマクワウリ畑に隠れたことで難を逃れた。なんだか、多少スサノオとの類似を思い浮かべる。

 一説では、牛頭天王は栽培人に
「瓜畑のお陰で助かった。瓜を珍重するように」
と言ったされている。

 牛頭天王は新羅から瀬戸内より備後国(広島県福山市)に渡来し、播摩の牛頭天王は京都の八坂郷の瓜生山に降臨したとされる。


 祇園祭期間は、京都人は、きゅうりを食べないとされているが、八坂神社の氏子や祇園祭の山鉾町の人びとである。

 鉾町で生まれた私は、物心がつくまでは、七月はきゅうりを食べなかったのであろうか…。引越し後は、祇園祭にきゅうりを食べなかったという記憶はない。

 ただし、上にも書いたように、八坂神社の御神紋は胡瓜ではない。

 正しくは木瓜である。

 五瓜に唐花紋と胡瓜の断面にとは少ししか似てない。

 胡瓜の断面が徳川家の葵紋に似ることから、祇園祭には胡瓜を食べないという話を度々聞いたことがあるが、真実は知らない。

 徳川光圀曰く、毒多くして能無し。植えるべからず。食べるべからず、と。

 徳川を喰うな!という言葉が聞こえてきそうだ。




 お付き合いくださいまして、誠にありがとうございます。




コメント (2)
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愛知県犬山市 桃太郎神社〔境内で出会った順にシュール・キャラ・モニュメント等をただひたすらに写真で追ってみた。〕(20景)

2018年06月29日 | お出かけ
 
 愛知県犬山市 桃太郎神社〔境内で出会った順にシュール・キャラ・モニュメント等をただひたすらに写真で追ってみた。〕(20景)


 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 愛知県犬山市栗栖字古屋敷
 主祭神 大神実命
 例祭 5月5日

 
 余談ですが、桃太郎後ろの石段の真ん中には滑り台があり、着地成功。スポーツ選手さながらです。


 みなさま
 ご訪問ありがとうございます。
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