乱鳥の書きなぐり

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映画館で最近見た映画(三本)  「ラプラスの魔女」「のみとり侍」「孤狼の血」

2018年06月12日 | 映画


「ラプラスの魔女」

 恥ずかしながら息子と、「ラプラスの魔女」をみた。

 心理的にも物理的にも完全に独り立ちしている彼だが、親孝行な息子は私を気遣ってくれ、時々コンサートや舞台や映画に誘ってくれる。


 映画「ラプラスの魔女」は思ったよりも重厚で、話の展開の心地よい映画。

 東野圭吾に興味を持つことができる作品であった。

 
【ストーリー】
離れた場所で二つの死亡事件が連続して発生し、両方同じ自然現象の下での硫化水素中毒死だと判明。さらに死亡した二人は知り合いであることがわかり、警察は地球化学の研究者である大学教授の青江(櫻井翔)に協力を依頼する。青江は事件性はないと考え調査を進めていると、そこに円華(広瀬すず)という女性が現れ……。

『ヤッターマン』の三池崇史監督と櫻井翔が再び組み、ベストセラー作家東野圭吾の小説を映画化した本格派ミステリー。連続して起きた奇妙な死亡事件をきっかけに、その調査を進める大学教授らが事件の真相をあぶり出す。『ちはやふる』シリーズなどの広瀬すずがヒロインを演じ、『ちょっと今から仕事やめてくる』などの福士蒼汰が共演。脚本を、テレビドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの八津弘幸が担当している。
【公開日】 2018年5月4日
【製作年】 2018年
【製作国】 日本
【上映時間】 116分
【制作協力】 楽映舎
【製作プロダクション】 東宝映画 / OLM
【配給】 東宝
【監督】 三池崇史
【原作】 東野圭吾
【脚本】 八津弘幸
【音楽】 遠藤浩二
【製作】 市川南
【共同製作】 堀内大示 / 藤島ジュリーK. / 吉崎圭一 / 弓矢政法 / 高橋誠 / 奥野敏聡 / 渡辺勝也 / 荒波修
【エグゼクティブプロデューサー】 山内章弘
【企画・プロデュース】 臼井央 / 臼井真之介
【プロデューサー】 坂美佐子 / 前田茂司
【プロダクション統括】 佐藤毅
【アソシエイトプロデューサー】 二宮直彦 / 西崎洋平
【ラインプロデューサー】 今井朝幸 / 善田真也
【キャスティングプロデューサー】 杉野剛
【撮影】 北信康
【照明】 渡部嘉
【美術】 林田裕至
【整音】 中村淳
【録音】 小林圭一
【装飾】 坂本朗
【編集】 山下健治
【助監督】 長尾楽
【制作担当】 柄本かのこ
【VFXスーパーバイザー】 太田垣香織
【キャラクタースーパーバイザー】 前田勇弥
【ヘアメイク】 酒井啓介
【宣伝プロデューサー】 鎌田亮介
【音楽プロデューサー】 杉田寿宏
【サウンドエディティングスーパーバイザー】 勝俣まさとし
【出演】
櫻井翔
広瀬すず
福士蒼汰
志田未来
佐藤江梨子
TAO
玉木宏
高嶋政伸
檀れい
リリー・フランキー
豊川悦司



 「のみとり侍」R15+


 家族と「のみとり侍」をみる。

 良い意味で超おバカな映画「のみとり侍」は、初めから最後まで、コロコロと笑い続けていた。

 これは根っから面白い。

 ナチュラルキラーがどっぱどっぱと出てくるような気がする「のみとり侍」

 見終わって気づくと、笑いころこんで、頬のあたりが痛かった。


【ストーリー】
越後長岡藩藩士の小林寛之進(阿部寛)は藩主の気分を害してしまい、表向きは猫ののみとりを商売にしつつ、実態は床で女性の相手をする裏稼業「のみとり」を命じられる。長屋で暮らす人々の助けを借りながら新たな生活を始めて、間もなく出会ったおみね(寺島しのぶ)が、最初の「のみとり」の相手となる。亡き妻にそっくりな彼女にときめく寛之進だったが「下手くそ!」とののしられ、伊達男の清兵衛(豊川悦司)から女の喜ばせ方を学んで腕を磨いていく。

作家・小松重男の時代小説「蚤とり侍」を、『後妻業の女』などの鶴橋康夫監督が映画化した時代劇。裏稼業である「のみとり」を命じられた武士が、人々に助けられながら奮闘するさまを描く。エリート藩士から「のみとり」になってしまう主人公に阿部寛がふんするほか、寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、落語家の桂文枝らが出演。
【公開日】 2018年5月18日
【製作年】 2018年
【製作国】 日本
【映倫情報】 R15+
【上映時間】 109分
【製作】 毎日放送 / ABCテレビ / テレビ大阪 / 関西テレビ放送 / 読売テレビ放送 / 電通 / WOWOW / 東急エージェンシー / 時代劇専門チャンネル / 朝日新聞社 / 毎日新聞社 / 読売新聞社 / 光文社 / ひかりTV / GYAO
【製作・制作プロダクション】 ROBOT
【製作・配給】 東宝
【製作プロダクション】 東宝映画
【原作】 小松重男
【監督・脚本】 鶴橋康夫
【音楽】 羽岡佳
【製作】 市川南
【共同製作】 竹田青滋 / 山田裕之 / 井口佳和 / 岡田美穂 / 谷和男 / 吉崎圭一 / 大村英治 / 林誠 / 杉田成道 / 宮崎伸夫 / 広田勝己 / 安部順一 / 加太孝明 / 丹下伸彦 / 板東浩二 / 荒波修
【プロデューサー】 秦祐子 / 臼井央
【ラインプロデューサー】 梶原富治 / 柴田和明
【プロダクション統括】 山内章弘 / 佐藤毅
【撮影】 江崎朋生
【照明】 高屋齋
【録音】 白取貢
【美術】 近藤成之
【装飾】 極並浩史
【VFX】 大澤宏二郎
【衣装デザイン】 小川久美子
【衣装】 松田和夫
【メイク・床山】 山下みどり
【結髪】 北川真樹子
【スクリプター】 永倉美香
【助監督】 木ノ本浩平
【制作担当】 百々勲
【音楽プロデューサー】 杉田寿宏
【出演】
阿部寛
寺島しのぶ
豊川悦司
斎藤工
風間杜夫
大竹しのぶ
前田敦子
桂文枝



  「孤狼の血」R15+


 家族と「孤狼の血」を楽しむ。

 これが東映のヤクザ映画というものなのかと、極妻以外にヤクザ映画に馴染みにない私は、ど迫力画面に圧倒される。

 役者型の重厚さが前に前にと触覚を伸ばし、笑いあり、驚きあり怖さありで、一瞬足りとも画面から目を離すことはできない。


 東映のヤクザ映画は思っていたよりも細やかなところまで神経を使われた演出で、それを探すのも一つの楽しみだ。

 汗の使い方、影に使い方に感心する事しきり無し。


 昭和63年という設定にも興味を覚える。

 ストーリーは映画の文法をしっかりと踏み、最後のライターに一点集中し続きの展開を匂わせ、余韻を残す。

「あっぱれ!」と心の中で、手を叩く。


 この映画も好きな役者が多く出演されていて、安心して最後まで楽しむことができた。



【ストーリー】
昭和63年、広島の呉原では暴力団組織が街を牛耳り、新勢力である広島の巨大組織五十子会系「加古村組」と地元の「尾谷組」がにらみ合っていた。ある日、加古村組の関連企業の社員が行方不明になる。ベテラン刑事の刑事二課主任・大上章吾(役所広司)巡査部長は、そこに殺人事件の匂いをかぎ取り、新米の日岡秀一(松坂桃李)巡査と共に捜査に乗り出す。

『凶悪』などの白石和彌監督がメガホンを取り、柚月裕子の小説を映画化。暴力団対策法施行以前の広島県を舞台に、すさまじい抗争を起こしている暴力団と彼らを追う刑事たちのバトルを活写する。役所広司が主演を務め、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介らが共演。昭和の男たちが躍動する。
【公開日】 2018年5月12日
【製作年】 2018年
【製作国】 日本
【映倫情報】 R15+
【上映時間】 126分
【配給】 東映
【原作】 柚月裕子
【監督】 白石和彌
【出演】 役所広司
松坂桃李
真木よう子
滝藤賢一
田口トモロヲ
石橋蓮司
江口洋介
中村獅童
ピエール瀧
音尾琢真
中村倫也



 拙ブログにお付き合いくださいまして、誠にありがとう存じます。

 心より感謝申し上げます。
コメント (2)
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