乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

Art Blakey & the Jazz Messengers - Moanin' (一部訂正あり)

2012-07-22 | 舞台・音楽 雑感メモ

  (写真は東京国立博物館所蔵 イランのタイル)





 GH様宅でArt Blakeyのアルバムを拝見して、今日は何となく JAZZ…

 高校大学時代好きだったArt Blakey やDizzy Gillespie他いっぱい ずーっと聴いている。

 そういえば Art Blakeyのねばっこい‘ JAZZ…’って言い方、好きだったな☆

 学生時代、男の子女の子みんなで京都会館にキース・ジャレットを聴きに行ったなぁ。

 JAZZ( live spot)やなつかしい京都のジャズ喫茶あれこれ行きたぁ~い

 


 Art Blakey & the Jazz Messengers - Moanin'
 






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七月大歌舞伎 第二十一回 昼の部『双蝶々曲輪日記』「引窓」『棒しばり』『荒川の佐吉』

2012-07-22 | 歌舞伎


   七月大歌舞伎 第二十一回 昼の部『双蝶々曲輪日記』「引窓」『棒しばり』『荒川の佐吉』







 中村歌昇改め 三代目 中村又五郎襲名披露
 中村種太郎改め 四代目 中村歌昇襲名披露
      七月大歌舞伎
         関西・歌舞伎を愛する会 第二十一回  昼の部




 そうとう歌舞伎生舞台から離れていたわたくしではございますが、七月初旬

 今年も関西・歌舞伎を愛する会 七月大歌舞伎の昼夜を楽しんできました。

 感想記録が今になったのは,本心で書こうかどうしようかと迷っていたせいです(笑)

 今回は久しぶりの歌舞伎鑑賞ですから,本音で記録することにいたしましょう…。



       『双蝶々曲輪日記』「引窓」 『荒川の佐吉』
       『棒しばり』辛口部分、御免!

 



『双蝶々曲輪日記』「引窓」

 昼の部 配役

一、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)

  引窓

        南与兵衛後に南方十次兵衛       梅 玉
                母 お幸       東 蔵
                女房お早       孝太郎
                三原伝造       松 江
                平岡丹平       進之介
               濡髪長五郎       我 當

一、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
  引窓
 大坂で人気の関取濡髪長五郎は、恩人を救う為に人を殺めてしまい、母お幸のもとへ暇乞いに来ます。わが子との久々の再会を喜ぶお幸でしたが、そこへ義理の息子、与兵衛が帰ってきます。父の跡を継ぎ、代官に取り立てられたばかりの与兵衛の初仕事は、大坂で起こった事件の下手人長五郎を捕らえることでした。しかし長五郎とお幸が実の親子であると気づいた与兵衛は、お幸の気持ちを察し、長五郎を落ち延びさせるのでした。
 実子と義理の息子の間で苦しむお幸と、その気持ちを察する二人の息子、そして与兵衛の女房お早。月明かりの差し込む引窓を巧みに使いながら、お互いを気遣う人々の苦悩と情愛を描いた情緒溢れる名作を、梅玉の与兵衛後に南方十次兵衛、我當の濡髪長五郎、東蔵のお幸、孝太郎のお早でお楽しみ頂きます。



 わたくしが見た日の『双蝶々曲輪日記』「引窓」の母役 東蔵さんはすごく良かった

 迫真の演技

 顔を第クローズアップされ,体や心の全神経を顔に集中させ,心情を演じることによって爆発させておられた。

 東蔵さんは以前から好きだが,こんな芝居を昨今の歌舞伎全体から考えて久しぶりに見た。

 このように感動したのは歌舞伎を舞台で見るのがずいぶん久しぶりのせいだろうか?

 いや,違う☆

 この舞台の東蔵さんは名演技名役者だと感じる。

 わたくしの好きな 我當さんと東蔵さんの場面で涙が流れ続けた。

 今まで見た歌舞伎の中でいくつか心に残る舞台があるが,わたくしにとっては今回の『双蝶々曲輪日記』「引窓」の我當さんと東蔵さんもまさしくそうだったと言い切れる。



 我當さんと東蔵さん

 素晴らしい舞台を拝見させていただきました。

 ありがとうございます。

 

『棒しばり』


二、棒しばり(ぼうしばり)

                次郎冠者  歌 昇改め又五郎
                太郎冠者       染五郎
               曽根松兵衛       錦之助

二、棒しばり(ぼうしばり)
 大名の屋敷に仕える太郎冠者と次郎冠者は、主人の留守中にいつも酒を盗み飲んでいます。大事なお酒を勝手に飲まれ、困った主人は一計を案じ、二人を縄で縛り、意気揚々と出かけていきます。酒が飲めず困った二人でしたが、一方は両手を棒に、一方は後ろ手に縛られた姿であることを生かし、二人で協力しながら器用に酒を酌み交わし始め......。
 手を縛られたままの不自由なかたちで踊って見せる難しさが見どころの、楽しい中にも格調を備えた狂言舞踊を、新又五郎の次郎冠者、染五郎の太郎冠者、錦之助の曽根松兵衛でご覧頂きます。



 松葉目物の『棒しばり』は面白かった。

 数年前 染五郎さんは舞台に真っ向から取り組んでおられ,その姿が目映かった。だが今回は……。

 素晴らしい演じ手の幸四郎さん,頼みますから……ぶつぶつぶつ

 又五郎さんは『道行初音旅』以外は昼夜を通して全ての演目が『あんまとどろぼう』で,軽い感じがした。

 錦之助さんについてはあまり印象が無いので,そつなく無難にこなされていたような気がする。


 他の日は知らないが、今回わたくしが見た日の『棒しばり』は、さえなかった。

 三番叟風?の音楽がなると,寝転んで両足をあげリズムに合わせて大きく足を動かすのが普通。

 この音楽のは他多くの演目に使用されているが、例えば『釣女』の場合はこのリズムに後ろ足をお尻まであげては止め、あげては止め、三人舞台下に引っ込んで行かれる。

 わたくしには三番叟風のリズムに感じられるので、足をあげたり,止めたり,踏んだりと五穀豊穣につながる動きが必要ではないかと感じる。

 だが今回の『棒しばり』のお二人(名は伏せましょう)

 ゴキブリが毒物を食し 寝転がって仰向きになって足をばたばたさせているだけで,これでは意味が無い。

 また摺り足には気品が必要。

 そういえば幸四郎さんや吉右衛門さんや勘三郎さんや三津五郎さん(他多く)の摺り足は好きだなぁ~☆


 狂言風の演目もまじめに演じて欲しいな。

 本当の面白みを追求して欲しいな。



   ~~~そんな風に友人が申しておりました。…か?




『荒川の佐吉』

  江戸絵両国八景

三、荒川の佐吉(あらかわのさきち)

  序幕 江戸両国橋付近出茶屋岡もとの前の場より
  大詰 長命寺前の堤の場まで

               荒川の佐吉       仁左衛門
               大工辰五郎  歌 昇改め又五郎
             丸総の女房お新       芝 雀
             仁兵衛娘お八重       孝太郎
               あごの権六       由次郎
              隅田の清五郎       錦之助
              鍾馗の仁兵衛       歌 六
              成川郷右衛門       梅 玉
              相模屋政五郎       吉右衛門

  江戸絵両国八景
三、荒川の佐吉(あらかわのさきち)
 大工からやくざになった佐吉の親分鍾馗の仁兵衛は、浪人成川郷右衛門に斬られて縄張りを奪われてしまい、裏長屋で零落した生活を送るようになります。その後、娘のお新が産んだ盲目の卯之吉を佐吉に託したまま、いかさま賭博に手を出して殺されてしまいます。残された佐吉は、友人の大工辰五郎の助けを借りて献身的に卯之吉を育てますが、数年経ったある日、相模屋政五郎が丸総の女房となったお新を連れてやって来て、卯之吉を返してほしいと頼みます......。
 侠客の世界をのし上がった男の情と潔い生きざまを描いた真山青果の名作。
 仁左衛門の当たり役である荒川の佐吉と、吉右衛門の相模屋政五郎の顔合わせで、梅玉の成川郷右衛門、そして新又五郎の辰五郎の配役にどうぞご期待下さい。




 待ってましたの仁左衛門さんの『荒川の佐吉』

 真山物は特に好みと言う訳ではないが、仁左衛門さんの『荒川の佐吉』ならgood!


 昨年度「古文書で読む歴史」を受けていたが,その授業で「検校」について詳しく話しを聴くことができた。

 テレビを含めてこの芝居は何度見ても「検校」の重みを感じ,涙してしまう☆












      

 









 みなさま

 見て下さいましてありがとうございます。








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映画『悲恋』

2012-07-22 | 映画


  映画『悲恋』

監督:ジャン・ドラノワ
脚本:ジャン・コクトー
出演:ジャン・マレー マドレーヌ・ソローニュ ジャン・ミュラー ロラン・トゥータン ピエラル イヴォンヌ・ド・ブレー
1943年
112分

ワーグナーのオペラで知られる悲恋物語「トリスタンとイゾルデ」を甦らせた名編 脚本はジャン・マレーの長年の愛人ジャン・コクトー。究極の耽美な世界を描く ジャン・コクトーが蘇らせたトリスタンとイゾルデの悲恋 トリスタンとイゾルデの悲恋を、コクトーがブルターニュの港町に蘇らせた。 ワグナーのオペラでも知られるトリスタンとイゾルデ伝説をもとに、ジャン・コクトーがストーリーと台詞を書き、ジャン・ドラノワが監督したモノクロームによる美しい悲恋映画。孤児のパトリス(ジャン・マレー)は叔父の城で面倒を見てもらっていたが、とある港町でナタリー(マドレーヌ・ソローニュ)という美しい娘と知り合い、叔父の花嫁にと城へ連れてくる。しかし、ナタリーはパトリスに一目ぼれしており、パトリスもナタリーを愛するようになる。二人の真意を知った叔父は二人が二度と愛せぬように画策するが、すべての悲劇は叔父の甥で城に同居している小人アシルの悪だくみによるものであった。いかにもコクトーらしいのはアシルの存在で、嫉妬深く残酷で悪知恵が働くこの小人が、純粋で崇高な愛をひっかきまわすという設定が面白い。演じたピエラルは“自分の一生を決定づけた役”と語っているが、「悲恋」の成功は彼なくしてありえなかった。 1948年キネマ旬報外国映画ベストテン第10位



「トリスタンとイゾルデ」とは ウィキより ▼

『トリスタンとイゾルデ(Tristan und Isolde)』は、リヒャルト・ワーグナーが作曲した楽劇。台本も作曲者自身による。
全3幕からなり、1857年から1859年にかけて作曲された。一般に「楽劇(Musik Drama)」と呼ばれているが、ワーグナー自身は総譜及びピアノ譜に単に「3幕の劇進行(Handlung)」としている。 1865年6月10日、ミュンヘン、バイエルン宮廷歌劇場において、ハンス・フォン・ビューローの指揮で初演された。演奏時間は約3時間55分(第1幕80分、第2幕80分、第3幕75分)[1]。
物語は、ケルトに起源を持つと考えられている古代トリスタン伝説(トリスタンとイゾルデを参照)によっており、直接的にはゴットフリート・フォン・シュトラスブルク(?-1210年)の叙事詩を土台として用いている。
ワーグナー自身が「あらゆる夢の中で最も麗しい夢への記念碑」(下記#作曲の経緯参照)と述べているように、この作品は愛の究極的な賛美であるとともに、その一方で、感情的な体験を超えて形而上的な救済を見いだそうとするものともなっている。作品全体に浸透した不協和音の解放によって『トリスタンとイゾルデ』は、ヨーロッパ音楽史上の里程標と見なされている。また、この作品の極限的な感情表現は、あらゆる分野にわたって何世代もの芸術家に圧倒的な影響を及ぼすものとなった[2]。
第1幕への前奏曲と第3幕終結部(イゾルデの「愛の死」)は、ワーグナーが全曲の初演に先立って演奏会形式で発表したことにちなみ、現在でも独立して演奏会で演奏される。




 童話を読んでいる感覚で映画『悲恋』を見た。

 元は 「トリスタンとイゾルデ」

 この映画

 配役の芝居につなぎ合わせがいいね!

 細部まで細かい気使いされていて、ヨカッタ

 こういったお話って

 いつもいつも

 前のめりに見て楽しんでいるかも…デス


 結構好みです

 この映画☆

 

 

 

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