乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画『竜馬の妻とその夫と愛人』原作・脚本:三谷幸喜 監督:市川準 中井貴一 鈴木京香 2002年

2012-07-01 | 映画



   『竜馬の妻とその夫と愛人』

原作・脚本:三谷幸喜
監督:市川準
出演:木梨憲武 中井貴一 鈴木京香 江口洋介
2002年
東宝、博報堂
116分
カラー
竜馬の死後13年、彼を巡る男女4人が繰り広げるラブコメディ 2000年に劇団東京ヴォードヴィルショーにより本多劇場で初演された三谷幸喜の舞台劇の映画化 男と女の愛のすれ違いを、絶妙なシュチュエーションに乗せて描いた三谷脚本が秀逸 第26回日本アカデミー賞優秀主演女優賞(おりょう役:鈴木京香)、優秀脚本賞受賞 明治13年。幕末の動乱で暗殺された坂本竜馬の13回忌を前に、新政府の役人となった竜馬の友人・菅野覚兵衛(中井貴一)は竜馬の妻・おりょう(鈴木京香)を訪ねた。おりょうは再婚しテキ屋の夫・西村松兵衛(木梨憲武)と貧乏暮らしをしている。英雄の妻の身の上を案じていた覚兵衛だが、驚いたことに、おりょうは竜馬そっくりの虎蔵(江口洋介)を愛人にして昼間から酔いつぶれる有様。竜馬の名誉を守るため、覚兵衛はおりょうと松兵衛をもとのサヤへ戻すよう企てるが…。




 映画『竜馬の妻とその夫と愛人』を見た。




 感心した部分

  中井貴一さん

  おりょう(鈴木京香さん)の衣装
    全体には襟の重ね合わせは 右前(右衽)
    だが、襟巻きの合わせで左前(左衽)に見え、竜馬への愛を感じた。

  芝居がかった部分の取り込み。



 マイナス部分

  風の使い方、按摩や老人や貧民の出る斜め構図、光と影
  上が毎回同じで,画面が単調だった。

  人物の使い方がわざとらしい感じがしないでもない



 なんだか意図がよくわからないが…

  あの世との交信のためなのか、手踊りの場面があった。
  ご老人たちが手踊りされ、最後にギリヤーク尼ヶ崎さんが椅子から立ち上がって踊られた…

    79歳、路上にて~大道芸人ギリヤーク尼ヶ崎 1/4
    

    ギリヤーク尼ヶ崎/念仏じょんがら [HD] 
    Gilyak Amagasaki / Nembutsu Jongara [HD]
    



 映画全体としては

  娯楽映画として,楽しい時間を過ごすことができた。

  映画を見ている時間って、楽しいですね。今日は二本も見ちゃいました^^V

  

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映画『小春狂言』1942年モノクロ 青柳信雄・市川箟 演出 川口松太郎原作 東宝

2012-07-01 | 映画


  『小春狂言』


 衛星劇場HPより ▼

出:青柳信雄 市川箟
原作:川口松太郎
脚色:八田尚之
出演:坂東好太郎 山根壽子 飯塚敏子 柳家金語楼 眞木順 清水将夫
1942年
東宝映画
84分
モノクロ




『小春狂言』を見る。 

 1942年モノクロ

 柳家金語楼三だけはCMで何となく見たことがある。


 女歌舞伎一座

 ラスト劇中劇は『道成寺』

 衣装も踊りも,おしょうさんたちの配置も今とは違う。

 音楽は現在の『道成寺』の一部と同じ

 女歌舞伎なので、もちろん女性が舞っている。

 何となく現在の改築以前の南座を思い浮かべる二階と,中二三階の階段

『小春狂言』のテーマは上に書いた部分ではないが、わたくしはこういった部分に興味を持った。

 






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斑鳩文化センター常設展(田原本線を中心として鏡作神社が点在していると教えていただく)

2012-07-01 | 美術・文様・展示物


 


    斑鳩文化センター常設展

      (田原本線を中心として鏡作神社(鏡をつくられていたとされる神社)が点在していると教えていただく)



 斑鳩文化センターの常設展を拝見させていただいた。

 わたくしは斑鳩文化センターは特別展以外は初めて。

 藤ノ木古墳からの出土品を成功に再現したレプリカが展示されている。

 藤ノ木古墳は盗掘されなかったため、美しい出土品が多い。

 奈良県立考古学博物館や斑鳩文化センターの出土品記録をわたくしが記録したページはこちら



 今回もとてもよくご存知の指導員の先生が、展示物等を親切丁寧にご説明下さる。

 その中で、たいへん興味深いお話を聞かせていただいた。

 今回の展示品銅鏡四枚。内中国からのもの二枚、奈良でつくられたもの二枚。

 奈良 田原本町の鏡作神社には何度か行ったことがあるが、田原本町には鏡作神社(鏡をつくられていたとされる神社)が二つあるという。

 また近鉄の田原本線には、鏡作神社(鏡をつくられていたとされる神社)が点在すると教えていただいた。

 確か 但馬駅(たじまえき)と箸尾駅(はしおえき)…或は 黒田駅(くろだえき)だったかもしれないが、いずれの駅も下車したことはない。

 指導員の方は鏡作神社(鏡をつくられていたとされる神社)が地図に載っていることも教えて下さった。

 田原本線を中心として銅鏡がつくられていたことを考えると、いずれも歩いてみたいという気になる。

 奈良県磯城郡田原本町の『唐古・鍵考古学ミュージアム』 の記録はこちら






 斑鳩文化センターの関係者のみなさま、教えて下さいました指導員の方に心より御礼申し上げます。
 ありがとうございます。

 みなさま、ご来場ありがとうございます。
 拙い記録ブログではありますが、これからもよろしくお願い申し上げます。
 

 
 斑鳩文化センター前の畑にいた鳥


コメント (2)
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映画『スリランカの愛と別れ』 1976年 木下恵介(監督 原作 脚本)高峰秀子 北大路欣也 栗原小巻

2012-07-01 | 映画


  映画『スリランカの愛と別れ』



 1976年  日本

 東宝 116分

 木下恵介 監督 原作 脚本


北大路欣也 越智竹人
栗原小巻   井上慶子
小林桂樹   松永保
津島恵子   松永喜代
小野川公三郎 篤和次郎
片桐新   橋本末男
太田博之   坂田栄一
高峰秀子   ジャカランタ夫人
ニランジャン・ペレラ     ローハン
スレン・サアヴァンドー   ヴィマル
カビンダ・ワァニーアラッチイ ラリラト
アータ・デ・シルヴァ     マーティン
ギータ・マンメリト     ライラ


 映画com. より▼

 スリランカを舞台に展開する様々な四つの愛のドラマを描いた恋愛映画。原作・脚本・監督は「なつかしき笛や太鼓」の木下恵介、撮影は「デルス・ウザーラ」の中井朝一がそれぞれ担当。

 ストーリー 映画com. より▼
 インド洋上に点在する千五百の島々からなるマルティブ共和国に、洋南水産社員の越智竹人、篤和次郎、橋本末男の三人が、新工場設立のため日本から派遣されて来ていた。責任者の越智は、島から飛行機で数時間のスリランカ共和国の首都コロンボに、会社の連絡のため往来することが多かった。英国風の建物、裸足の黒い人間たち、美しい色彩の街コロンボ。ここには越智が尊敬する松永夫妻がいる。国連に勤務する松永は、日本から来る若...



『スリランカの愛と別れ』を見た。

 高峰秀子さんが素晴らしかった。

 死ぬ直前、窓に向って話しかける。このシーンが演劇みたいで広がりがあって好きだった。

 やはり高峰秀子さんはどの映画を見ても良い☆


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