乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『石仏と紫陽花』  (「味噌なめ地蔵さん」紫陽花咲く時、咲かぬ時)

2008年06月18日 | お出かけ

 

  『石仏と紫陽花』  奈良・矢田寺にて 

  (「味噌なめ地蔵さん」紫陽花咲く時、咲かぬ時)

 

  

                            2008.6.15

  

                                2008.6.15

  

                                 2008.6.15

  

                                2008.6.15

 

 6月15日土曜日晴れ。

 矢田寺の石仏の周りには、華々しく紫陽花が咲いていた。

 下の二枚の写真は味噌なめ地蔵さん。

 比較までに、5月24日の味噌なめ地蔵さんの写真と伝説を、もう一度載せておこう。

 5月の写真では、紫陽花はまだ蕾である。

 

 紫陽花が咲くか咲かぬかで、味噌なめ地蔵さんの表情が少し変わっているように感じるのは、気のせいか・・・。

 ただし、

 

      咲くも良し。咲かぬもまたよし・・・。

 

 どちらも何とも味わい深い風情を感じるのは、地域に密着した伝説のせいかもしれない。

 

  

           2008.6.15

 

2008.5.24

 

<伝説>

昔、味噌造りの下手な女房がいた。

 夢の中で矢田寺の石地蔵尊が現れ、味噌をなめさせるようにと告げられた。

 早速女房は地蔵様に味噌をなめていただいた。

 それからという物、女房の作る味噌はとても美味しくなったとのこと。

 そういった理由で、今でも味噌なめ地蔵の口に、味噌を付けるかたがいらっしゃるとのこと。

 

 

   

         2008.5.24

   

             2008.5.24

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幸せ、そして微笑み      矢田寺にて

2008年06月18日 | お出かけ

 

   幸せ、そして微笑み  奈良県 矢田寺にて

 

 

 6月15日土曜日。

 家族と矢田寺に行った。

 あじさいは色とりどりの花をたわわに付けている。

 咲くというよりは 生るといった感じがする、大きくて丸いあじさい。

 気品高く背を伸ばす 額あじさい。

 蔓あじさいや蜜柑葉あじさい、他にも複雑な名のあじさい。

 それぞれが個性的で、美しい。

『一口にあじさいといっても、いろいろあるもんだ。』

などといった たわいないことを思いながら、あじさいの間の小山の細き道を進む。

 

 土曜日ということもあり、人は多い。

 家族連れや恋人、友人などのグループ。

 独りで楽しむ方も多く、各自があじさいの間を蝶のごとく戯れているようで、見ていて楽しい。

 

 矢田寺はあじさいに囲まれて、地蔵菩薩などの姿も見ることができる。

 華やかさの中の神秘的な空間。

 矢田寺には、この静と動のバランス感に魅せられているのかも知れない。

 そんな気がする。

 

 5月24日に行ったときは、まだ蕾だったあじさい。

 人影もまばらで、静寂さを感じたことを思えている。

 6月から7月にかけては、躍動の矢田寺。

 機会があれば、あじさいの季節と、あじさい前後の山の姿を見比べられることをお勧めする。

 

 写真は偶然居合わせた女性。

 老夫婦とお嬢さんのご家族三人。

 女性は無邪気にカタツムリを手にとり、微笑んでおられた。

 女性のお母さんは笑みを浮かべ、お父さんも笑う。

 彼女らにつられ、ついつい私もほくそ笑む。

 私の姿を見て、家族も笑顔。

 そんな緩やかな空間が愛おしい。

 家族と二人、幸せなひとときを過ごす。

 

 

 

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