乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

二塚古墳  奈良/葛城山の東麓

2008-06-05 | お出かけ

 

   上は二塚古墳の全景。

 

   

 

   

 

   

      

 先日こどもと、二塚古墳に行った。

 別名『銭取(ぜにとり)塚』といわれるそうだが、いわれは知らない。

 ここは當麻寺に行く途中、ひょいと寄ってみたこの古墳は、淨願寺裏から住宅の横を通って、「近畿自然遊歩道」を西へ300m進む。

 道は登りで、葛城山の東麓、奈良盆地を見渡す標高約200mの高台まで、ミニバイクで進んでいくと、二塚古墳はある。

 着いてみると、大学生らしい男性の先客。

 自転車の彼は、ノートを持ち、まじめに古墳全景を確かめていた。

 えらいな。

 

 二塚古墳は、全長60メートルの前方後円墳。

 前方部、後円部とその間の造り出し部にそれぞれ横穴式石室がある。

 一つの古墳で三つも横穴式石室があるのは珍しい。特徴的といえよう。

 6世紀中頃の築造で、付近には、60基ほどある寺口千塚古墳群の中心をなすとのこと。

  後円部の石室からは、須恵器や土師器、金銅花形座金具や水晶製三輪玉が数多く出土している。

 

 今は古墳の周りには草が伸び放題。

 すかんぽは伸び、アザミは見事に咲いていた。

 

 この古墳、木の生え具合がかっこよく、芝居に出てくるいなせな男性を思い浮かべる。

 古墳も案外素敵だなと、最近感じるようになってきた。

 またまた、こじつけか・・・。

 バカだな。

 

コメント (2)
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