日常

大原美術館

2011-08-07 22:30:08 | 芸術
岡山県の倉敷市。
学術研究会の発表などの関係で初めて行きました。
東京から新幹線で岡山まで3時間30分くらい。岡山から倉敷までは20分くらい。


仕事で地方に行くと、ついでに趣味としているのは地元の美術館巡り。必ず無理やり寄ります。
倉敷と言えば、かの有名な大原美術館があります。

大原美術館、仕事の合間に時間をこじ開けてつくっていってきた。
すごく良かったー!
エルグレコの受胎告知が有名。
ほかに印象派とかが多かった。
民芸館もよかった。東洋館もすごくよかった。バランスよく集められてる。
どこも霊感に満ちてた。
地元の人の芸術への愛情を感じた。地元が大原美術館を支えているのが伝わってきた。


というか。
そもそも、倉敷という町自体がすごくよかった。
美観地区として、昔の蔵とか町並みとか日本家屋が保護されている。
こんなに風情ある素敵な街だと思わなった。
今度は仕事じゃなくてゆっくり行きたいなぁ。

大原美術館の隣にある「エル グレコ」ってカフェにもふらりと入ったけど、すごく風情あってよかった。
植物に覆われてるというか、植物と一体化してるのが素敵です。
倉敷には興味を惹かれる洒落たレトロな喫茶店が多かった。
喫茶店好きな自分にはたまらなかったけど、時間がなくて断念。外から見るだけで精いっぱい。今度は巡りたいー。


P.S.
表紙の写真は大原美術館入り口にあった、オーギュスト・ロダン(1840-1917)の「説教する聖ヨハネ」の彫刻です。携帯カメラでパチリ。
ロダンの彫刻は、それこそ上野の国立西洋美術館にもふんだんにありますが、彫刻家の中で一番好きなお方。ロダン作品には、実在の人間以上のリアリティーを感じてしまいます。

P.S.2
ついでに、ロダンで好きな言葉をご紹介。

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オーギュスト・ロダン『肝心なのは感動すること、愛すること、希望を持つこと、打ち震えること、生きること。そして、芸術家である以前に人間であることだ。』
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