日常

2017年 明けましておめでとうございます。

2017-01-03 12:29:48 | 生活
明けましておめでとうございます。

お正月の元旦から、2日から働く人々に、思わず深く頭を下げて感謝しました。ありがとうございます。

自分は4日から仕事初めです。

今年は大きく動く年にします。
今まで溜めたエネルギーを放出するように。
自分も色々な作品や人物から、素晴らしい財産を受け取り、今に至ります。
そろそろ自分も受け取った全てを放出する側に周り、次の世代のための礎として役割を果たそうと思います。

年末年始に見た映画はどれも素晴らしいもので、生まれたことに感謝して、次の世代に受け継ぐことを自分なりに取り組み始めようとするのにいい映画ばかりでした。


●『君の名は』(2016年、新海誠監督)
→新海誠さんは『秒速5センチメートル』(2007年)の頃から大ファンですが、今回はさらに郡を抜いて光と水と自然の映像表現が美しく、ストーリーも素晴らしく、自分が子どもの頃から生涯追い続けているテーマに近く、本当に感動しました。全身が震える映画でした。


●『あん』(2015年、河瀬直美監督)
→どら焼きのあん作りを通して、ライ病の歴史などの一端にも触れるすばらしく深い作品。樹木希さんと市原悦子さんの圧倒的な存在感の演技も含め、泣きました。この二人は違う次元の演技を感じます。

●『日本のいちばん長い日』(2015年、原田眞人監督)
→あらためて戦後、戦争の歴史を考え直されました。昭和天皇役の本木雅弘さんがすごい存在感。阿南陸軍大臣の役所広司さん、鈴木貫太郎総理の山崎努さんも素晴らしく。女性がほとんど出てこない、終戦時の男性だけで意思決定をする軍事世界に、男性型社会の終わりを見る気がしました。戦争がない世界のために経ないといけないステップなのでしょう。同映画の1967年版は、笠智衆と三船敏郎が光っていました。

●『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(2007年、松岡錠司監督)
→改めて両親のこと、今まで育ててもらったすべてのプロセスのことを思い返すいいきっかけになりました。こちらもオカン役の樹木希林さん、よかった。若い頃のオカン役、実の娘さん内田也哉子さんが出ている。親子のつながりを示す素晴らしい親子共演だった。色々なレイヤーでいのちは受け渡されているんですね。

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ということで、紅白見たり、散歩したり、年賀状書いたり、挨拶に行ったりしていると、もう正月休みの最終日で、明日から仕事。頑張ります。


今日は野村萬斎さんの「三番叟FORM」を東京国際フォーラムに見に行きますので、いい年明けになります。
今年もどうぞよろしくお願いします。