杉の木である、花粉をため込み、舞い上がるために「風を待っているので有る」
風邪なのか、花粉症なのか、解らないまま、三年位が経っている。
幼少期に、里山で縦横無人に、駆け回り「遊び呆けた、山が恋しい」その山達が、
アスファルトに、細いあぜ道までも、土の露出が、極めて少ない事にきずくので有る
植林のせいも多少有ろう、でも、「吸収してくれる、土の量が少ない事に気がついた」
「砂利道や、土、川や川の土手など、花粉は、大部分、自然に戻っていたのだろう」
「鼻水が止まらない」、「顔の全体がかゆい」、「体、全体が痛いような気がする」
「きっと、風邪だと思う」こうして、今年も、この時期を、切りぬける事に決めました。
♪ 春は名のみの風の寒さや、谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず、時にあらずと 声も立てず。♪
今週は、特に、「寒さが、身にしみる」、ような日々が、続いています、
水戸市の、梅の名所、偕楽園の梅は「もう、六分咲きで、三月初旬には」
などと、「暖冬だ、暖冬だ!」と、新聞や、テレビで、騒いでいます、
「去年、一昨年と、二月の始め頃に鳴いた鶯が、まだ、鳴かない、
店の前の、林の中で、鳴いていた鶯が、声をひそめている、
「何処かへ、遊びに行っているのだろうか」「この場所が、嫌になったのか」
移転してから、この山で、夏を過ぎても鳴いていた鶯が、鳴かない、
「この鶯は、少し偏屈な、性格のようである」「きっと、暖冬の噂を、
小耳に、はさみ、鳴いてやるものかと、意地を張っているに、違いない」
「どうして、解るの」と、聞かれた、「そりゃ、鶯よりも、私の方が、偏屈だから
鶯の、気持ちが、よ~く解る」、なんて、意味不明な事を、「言っています」。
デパートの、雑貨売り場で、回転おじさんを、買って来ました。
名前は「米田 保 52歳」最近、今、流行の、メタボリックで、昔は、体操のエース、
この「メタボリックの、米田さん」回る、回る、大回転を、いとも簡単に、「グルグルと」
磁石と、単2の電池二本で、前回り、後ろ回り、弾みを付けたり、色々な動きをする
それを、20分は、見ていただろうか、「ねぇ、それ、欲しいの」、「いや、いらない」
それから、ひと廻りして、また10分、「欲しいんでしょう、その、回転おじさん」
「どうして」と、聞くと、「だって、あなたの顔が、そんなに、緩んでいるもの」
「いや、要らない」、「だって、去り際が、淋しそうだもの」と言って、買って貰った、
早速、家に戻って動かしてみた、「これが、なかなか飽きない」つい、笑ってしまう、
「メタボ!、ストレスになんか、負けるな!頑張れ!回転おじさん」と、書いてある、
家族も、全員メタボリックのようです、違うキャラクターで、面白いものが出たら
「また、緩んだ顔で見ているに、違いない」と思う、
「つまらない物」と言ったら、怒られるかも知れないが「昔から変わらない、この性格」
「もっと、物つくりに、活かせたら、いいのにねぇ~」と、どこからか、聞こえてきます。
「迫力ある演技、ブラボー、米田さん」と、拍手、喝采を、しています。
近所にいる知り合いの方から、シイタケの菌と、穴あけ機械を借りて「作りました」
説明書も、読まず「打ち込みました」、お隣さんが、来て「全体的に、打たないと
菌が、廻らず出てこないよ」、それを、聞いて説明書を、読んでみた、
「満遍なく、打って下さい」と、書いてある、「ガーン!」「全部、片側だけである」
でも、「間違って出るかも、知れない」、万が一、出ても「2年から4年かかるよ」
と、言われ「頭を抱えた」今年の秋で2年目である、
「出ないかも知れない木に、たまに、水などをかけながら、これが、捨てられない」
溜息まじりに、「悔しかったら、この秋にでも、シイタケを出してみろ」などと、
言っては見るのですが、この木は「偏屈な性格の木のようです」、知らん振りです。
友人が、作ってくれた布の垂れ幕を、看板のひとつに、使っています。
丘の高台に、10年前、道が通りました、周りには、畑と、家がちらほら、見える位、
吹き抜ける風の通り道に当たり、移転してから、2年が、過ぎました。
この「布の看板」は、雨には負けずに、頑張ってくれているのですが、「風に弱い」、
「左右、前後」の、いたずらな風、気まぐれな風に痛めつけられて、
「押さえているピン」を、時に引きちぎり「バタバタと、音をさせて行く」、その度に、
梯子に、手を借りて、直す、又、ある日に「バタバタ」、そして直す、
そして、大風が吹き、「見るも無残な姿に」、仕方がないので、同じ長さの布を、
買ってきました、「ミシンで、縫って裏地を、付けて」、「もう少し、頑張って貰おう」
と、考えています、その内に、このロゴを、写し取って、頑丈な物を、作ります、
それまでは、「風になんか負けるな」「大事な布の看板」。