「いや～、どうも」、「これは、しばらくぶりだね～」、
「たまには、外の空気を吸わないとジメジメして、体がカビような気がしてさ」、「そうだよね、梅雨明けてないよね～」、「もう、８月だよ、（寒気が入って、冷夏になるかも、梅雨が明けないで過ぎるかも知れません）、なんて、小耳に挟んだよ」、
「ところでね、あいつ、どこでも寝ちゃうんだ」、「そう、そう、起き上がりこぼしの、恥だね」
「お福さん、優しいからね」、「あら、寝顔が可愛いわ～」なんて、言われて「三日間も寝てたんだって」
「あら、こんな所で寝ているわ」、「うん、具合でも悪いのかな」
「こいつ、また、こんな所で、寝ているよ、仕方がないね～、お～い、ちょっと来て～」
「こんなだよ」、「まいったね、この蒸し暑いのに、よくめ寝られるね」、「コラ～、起きろ！」、「ん～、やぁ、おはよう」、「おはようじゃない、少しは仕事をしろよ」
「仕事って、な～に」、「そりゃ、お前、人様がな」、「うん」、「落ち込んだ時や、俺達に気が付いた時にね」、「うん、うん」、「どこを押されても、何回でも起き上がる、それを見て、（もう少し頑張ろう！）勇気を持ってもらう仕事だよ」、「ふ～ん、なるほど」
「じゃ～、もう一眠りしてからにするよ」、「相手にするなよ、俺達も、この涼しい日だから、英気を貯めるために、少し休もう」、「お前は、家に帰って寝ていろ」、「はい、は～い」、「まったく、しょうがない奴」、「まあ、まあ、同じ会津の同郷なんだから、多目にみてやろうよ」
なんて、毎度、ばかばかしいお話でございます、「そう、私も仕事を、しなくては」、
つづく。
