ただいま。
今回京都のたびはルーブル美術館展を京都市美術館で見るのが大目的。しかし、実のところ、ルーブルよりも見たかったのは、お向かいの京都近代美術館でやっている若冲だったりする。でも若冲は来春に名古屋にやってくるので、おふざけで入札したら安く落札できてしまったルーブルを見に行ってきましたよ。
出発は日曜早朝。国道を西に向かい、まずは以前一度入ったことがある関が原(今検索してみたら、垂井のようですが、私の地図の中では関が原です)のパン屋さんグルマンで朝食。モーニングは430円、中でパンを買って食べることもできるので、にぎわっていました。その上、2.30個買っていくような人もいて、「地元の人が来る店はいい店」を証明するようなところ。
途中から高速にのり、京都南でおりる。インター近くのダイエーに所用で入ったついでに、「なかま」にて昼食。結局今回もチープ旅な予感ですね。「なかま」は、関西の芸人さんがよく話題にする定食屋さん。たまごかけごはんとおかずのセットです。たいていは600円前後で、お味噌汁とお漬物の付いたセットが食べられます。やっぱりイチオシ、海老ぷりぷりフライのセットをたのみました。白身フライおろしかけもおいしい!付け合せの野菜も新鮮です。
今日のお泊りは、壬生。ホテルを探しているとおみこしの行列に出会う。出会ったのは、島原商店街。かの島原遊郭のあったところです。ホテルの近くなので、今回のたびでは、島原も見たいと思っていたところにおみこし。もちろん、すぐさまホテルに車を置き、10分ほど歩いて島原に。島原には、「角屋」という揚屋が残っています。太夫さんもいてまだ現役の花街。格式の高さが屋外からも見てとれる「角屋」の前に立っていると、住吉大社のおみこしがやってきて、「角屋は住吉さんの氏子なんや。ここでおみこし見るのも縁なんや」と、町役のおじさんに、声をかけられ、本当に、何かのご縁でわたしはここにいるのだろうと思ったりの、前回同様、遊郭巡りとなりました。本当は、角屋さんの中に入りたかったのですが、ルーブル展に行かなければならないので、次回のお楽しみということで、バスに乗り平安神宮へ。
ルーブル展はほとんどがギリシア彫刻。たぶん日本ではやっとこ壷を作ったりしているときにこの文化。幾つかの名前を持つアフロディティ。うつくしうございました。
その中で一番時間をかけて見てしまったものは天井。京都市美術館は昭和8年に建てられた西洋建築。日本の意匠と西洋のそれが混交している。緩い緩い廻り階段や漆喰、日本風アールデコ、思わず見とれてしまいました。
次にいったのは、京都市美術館から細見美術館。酒井抱一などの江戸琳派展。細見美術館は静かで「オシャレ」。収集は琳派が中心のよう。確かに最近、琳派へのじわじわとやってきた熱狂は注目だと思いながら琳派の象と、琳派の金魚のファイルを購入。地下にはcafeもあるのだけれど、インド舞踊のライブのためか仕切りだったようで、少しリハーサルを見せてもらった。
今回のおとうふ、いつもの「とようけや」と、新規開拓「久在屋」こちらの若竹いり豆腐はなかなかのものでした。
今回の甘いもん、いつもは小川珈琲のロールケーキなんだけど、植物園北のマールブランシュのモンブラン。和栗のみで作られた、これも和洋混交のおかしです。
今回の感慨 やっぱ、日本人は琳派だぜ
そして来月は、近江へ。
今回京都のたびはルーブル美術館展を京都市美術館で見るのが大目的。しかし、実のところ、ルーブルよりも見たかったのは、お向かいの京都近代美術館でやっている若冲だったりする。でも若冲は来春に名古屋にやってくるので、おふざけで入札したら安く落札できてしまったルーブルを見に行ってきましたよ。
出発は日曜早朝。国道を西に向かい、まずは以前一度入ったことがある関が原(今検索してみたら、垂井のようですが、私の地図の中では関が原です)のパン屋さんグルマンで朝食。モーニングは430円、中でパンを買って食べることもできるので、にぎわっていました。その上、2.30個買っていくような人もいて、「地元の人が来る店はいい店」を証明するようなところ。
途中から高速にのり、京都南でおりる。インター近くのダイエーに所用で入ったついでに、「なかま」にて昼食。結局今回もチープ旅な予感ですね。「なかま」は、関西の芸人さんがよく話題にする定食屋さん。たまごかけごはんとおかずのセットです。たいていは600円前後で、お味噌汁とお漬物の付いたセットが食べられます。やっぱりイチオシ、海老ぷりぷりフライのセットをたのみました。白身フライおろしかけもおいしい!付け合せの野菜も新鮮です。
今日のお泊りは、壬生。ホテルを探しているとおみこしの行列に出会う。出会ったのは、島原商店街。かの島原遊郭のあったところです。ホテルの近くなので、今回のたびでは、島原も見たいと思っていたところにおみこし。もちろん、すぐさまホテルに車を置き、10分ほど歩いて島原に。島原には、「角屋」という揚屋が残っています。太夫さんもいてまだ現役の花街。格式の高さが屋外からも見てとれる「角屋」の前に立っていると、住吉大社のおみこしがやってきて、「角屋は住吉さんの氏子なんや。ここでおみこし見るのも縁なんや」と、町役のおじさんに、声をかけられ、本当に、何かのご縁でわたしはここにいるのだろうと思ったりの、前回同様、遊郭巡りとなりました。本当は、角屋さんの中に入りたかったのですが、ルーブル展に行かなければならないので、次回のお楽しみということで、バスに乗り平安神宮へ。
ルーブル展はほとんどがギリシア彫刻。たぶん日本ではやっとこ壷を作ったりしているときにこの文化。幾つかの名前を持つアフロディティ。うつくしうございました。
その中で一番時間をかけて見てしまったものは天井。京都市美術館は昭和8年に建てられた西洋建築。日本の意匠と西洋のそれが混交している。緩い緩い廻り階段や漆喰、日本風アールデコ、思わず見とれてしまいました。
次にいったのは、京都市美術館から細見美術館。酒井抱一などの江戸琳派展。細見美術館は静かで「オシャレ」。収集は琳派が中心のよう。確かに最近、琳派へのじわじわとやってきた熱狂は注目だと思いながら琳派の象と、琳派の金魚のファイルを購入。地下にはcafeもあるのだけれど、インド舞踊のライブのためか仕切りだったようで、少しリハーサルを見せてもらった。
今回のおとうふ、いつもの「とようけや」と、新規開拓「久在屋」こちらの若竹いり豆腐はなかなかのものでした。
今回の甘いもん、いつもは小川珈琲のロールケーキなんだけど、植物園北のマールブランシュのモンブラン。和栗のみで作られた、これも和洋混交のおかしです。
今回の感慨 やっぱ、日本人は琳派だぜ
そして来月は、近江へ。
京都を楽しませていただきました。
いつか、[うさとの軌跡]をたどりたいなぁ。
2ヶ月に一度くらいは走っているかな~
京都でのエネルギッシュなうさとツアーとても参考になりました。ありがとう。
京都は本当にいくら行っても見るところがあります。
歩いてみて。古都もなかなかですよ。このシーズン、女性客だらけですよ。
私はいつも、チープ旅になってしまいます。「勝った!」気になってしまうところがお育ちの悪さを物語っています。エグゼな旅を今度教えてくださいませ。
京都市美術館は最近ご無沙汰ですが、15回くらい行きましたかしら・・・関西の時に・・・
最初は42年前のエジプト美術5000年展。このときのインパクトが強くて、あとはぼやけてしまいました。
角屋は京都冬の旅のコースで回りました。