YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

カタツムリのイボイボ

2022-09-09 08:03:00 | 昆虫や蜘蛛など



今日はカタツムリのお話
雨降りの日にはよくみかけますが、一昨日見たやつは頭にイボイボがありました。



アップにするとちょっと気持ち悪いかも



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な、なにこれ???

調べてみたところ、このイボイボは、ある種のカタツムリが繁殖期を迎えると現れる「頭瘤(とうりゅう)」と呼ばれる器官のようです。

どうやらこの「頭瘤」からは性フェロモンが分泌されるようです。

ちなみにカタツムリは雌雄同体。

↑造形作家  河野甲氏の個展

革立体の世界とカタツムリミュージアム「ラセン館」展より


雌雄同体ですが自家受精はほとんど行わず、2匹が絡み合い精子(精莢ーせいきょうーという鞘に入っている)を受け渡し、同時に受け取るという生殖活動を行います。

しかもその際、恋矢と呼ばれる槍状の石灰質の物質で相手を攻撃するんだとか。この恋矢で刺されると寿命が短くなる代わりに生殖率はアップするという驚きの行動!!

角出せ、槍だせ、頭出せ…
本当に槍を出しているとは!!!
なんとも凄まじい

そして産み出される卵


1回におよそ100ほど産むそうです。2匹とも無事に産卵できれば、一度の交接(交尾)で200の卵が誕生することになります。

カタツムリは識別も難しく、その生態も複雑。知らないことばかりなので、この記事にも誤りがあるかもしれません。興味をもたれた方はこちらのリンクをどうぞ。

ラセン館 かたつむりミュージアム / 公式サイト

かたつむり博物館「ラセン館」の公式ホームページです。「かたつむりリアルフィギュア」や、かたつむりグッズの展示を中心に、かたつむりとその仲間の魅力を自然科学・人文...

ラセン館 かたつむりミュージアム | 日本各地の生きたかたつむりを再現した「リアルフィギュア」が中心の博物館です。ご来館をお待ちしております。

 
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【今朝の森カフェ】



・ハム卵サンド
・ダージリンティー

今日もいい日になりますように!
藪蚊が集まってきたので撤退!!!