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映画「点と線(1958)」の感想

2009-11-23 | 映画の感想


◆№70 11月11日 「点と線」(★★★★☆)
(感想) 「張込み」と同じ1958年の作品。演技よりも映画の展開とテンポを重視している感じ、この作り方は現代映画的な印象。しかし、これだけ古いと、映画の作り方そのものが今とは違い、みなれた現代映画と比べると陳腐に感じるが、歴史的作品として見る価値はあると思う。▼当時としては、演技よりも場面の展開が魅力だったと思うが、今見るとそれほど魅力を感じない。「張込み」の演技で盛り上げる作り方の方が、今は新鮮に感じる。▼「点と線」は交通網と目撃証言を巧みに使ったトリックが見ものだ。これは現代推理小説の王道となっている。松本清張の感覚の新しさに驚く。(データ

総合 4 小説は人気ナンバーワン、映画は努力賞かな
監督 4
脚本 4
演技 4
音楽 3
映像 3


杜人

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点と線(1958)

メディア 映画
上映時間 85分
製作国 日本
初公開年月 1958/11/11
ジャンル サスペンス/ミステリー


【クレジット】
監督: 小林恒夫
企画: 根津昇
原作: 松本清張
脚色: 井手雅人
撮影: 藤井静
美術: 田辺達
編集: 祖田富美夫
音楽: 木下忠司
助監督: 飯塚増一
出演:
南広 /三原紀一
山形勲 /安田辰郎
高峰三枝子 /妻 亮子
加藤嘉 /鳥飼重太郎
志村喬 /笠井警部
堀雄二 /捜査第二課長
河野秋武 /土屋刑事
成瀬昌彦 /佐山憲一
小宮光江 /お時
月丘千秋 /八重子
三島雅夫 /石田部長
増田順二 /佐々木事務官
明石潮 /長谷川医師
神田隆 /佐山の兄
花沢徳衛 /果物屋の親爺
楠トシエ /<かき舟>の女中
風見章子 /<海風荘>の女将
織田政雄 /警察医
清村耕次 /勤め人風の男
永田靖 /大島刑事部長
光岡早苗 /とみ子
奈良あけみ /まゆみ
吉川英蘭 /河西
曽根秀介 /石井刑事





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