人は誰といると幸せなのだろう
愛する人と、それとも愛してくれる人といるとき
ヌアンは自分を一番愛してくれる男が誰かを知っていた
それだけでヌアンは誰よりも幸せの傍にいることができた
でもたいていの人は、好きな人と居たがる、手に入れたがる
自分を想ってくれる人よりも、自分が想う人といたいと思う
それは人間の弱さ、悲しさなのかもしれない
好きな人と居たい、好きな人を手に入れたい
それはエゴ、欲 . . . 本文を読む
アメリカで5度も上映許可が取り消されたといういわくつきの映画です
最初が911が起きたときというのも、さらに因縁を強くします
「平和が戦争を生む」か、そうなのか
軍隊にとって平和は退屈か
舞台は西ドイツに駐留するアメリカの補給部隊
出てくる人、出てくる人が正常ではない
異常な行動や発言、それらすべてが事務的に軍内部のルールで処理されていく
「地獄の黙示録」の平和ボケ版というか
平和な時代の「 . . . 本文を読む
教師が才能を見出すという展開のストーリーは各国共通の感もある
スポーツなら“スクールウォーズ”というところだろうか
ストーリーには目新しさはないがこの映画の魅力はなんといっても
ピエール・モランジュの少年時代を演じるジャン=バティスト・モニエの声
彼の声はすばらしい、映画のストーリーを忘れて聞き入ってしまうほどの美声
彼の声はこの映画のイメージを作っている
澄んで響き渡る彼の声
彼の声は秘めら . . . 本文を読む
やはり、ドリカムは歌のほうがいいなというのが率直な感想
ミュージシャンだから二人の演技のことを言うつもりはないが
断然歌のシーンが引き立つ
熱いせりふも、感情が先立って浮ついているのは残念
ま、ファンが楽しむ映画という域のもの
長いプロモと思えないでもない
杜の都 . . . 本文を読む
究極の選択とう言葉が一時はやったけれど
究極の選択なんてそう簡単にあるものではない
一緒に落ちて死ぬか、ザイルを切って友人を落とすか
私ならどうするだろう
迷っているうちに落ちてしまうかもしれない
太宰治が「待つ身が辛いか、待たせる身が辛いか」と言ったそうだが
ザイルを切る身が辛いか、切らせる身が辛いか
人を傷つけたり、助けられなくて
自ら傷つく人は意外と多いのではないだろうか
映画「ジョ . . . 本文を読む
やはりジャッキーは、すごい
アクションのテンポと流れは、彼の才能そのもの
ストーリー展開には多少破綻もあるが
それを問題にするような映画ではないと思う
アクション、そしてラブストーリー
なぞの青年
いろいろとちりばめられた仕掛けがうるさい気もするけれど
ジャッキーのアクションと笑顔が忘れさせてくれる
間違いなくジャッキーは、老いを見せないでほしい俳優のひとりである
杜の都 . . . 本文を読む
なんと長いタイトルだろう
とてもいい映画なのだが、
続編ということでインパクトが弱いのがとても残念
オリジナリティーが薄くなった分だけ熟度が高いのだけれど
ブリジットの個性も予想の範疇といったところ
これが第一作だったらと思わないでもない
とてもいきなイギリス映画であることには違いはない
杜の都 . . . 本文を読む
第一次世界大戦も悲惨だった
愛か、
やっと見つけた婚約者は記憶喪失で
彼女のことも覚えていない
でも、生きていてくれただけで幸せなのだろうか
人間の存在とはなにか
肉体か、精神か
どちらをもって存在とするのだろうか
杜の都 . . . 本文を読む
ちょっとほの悲しい
渋みの残るワインを飲んだような感じとでもいったらいいでしょうか
サクセスストーリでもないし
単なる伝記的映画でもないです
ピーターセラーズというより、ピンクパンサーのクルーゾー警部というほうが知られているかもしれませんね
天才的喜劇役者はこうだったのかと
天才の生い立ち、親子関係、才能と非社会性、などなど
単純に楽しんでばかりいられない内容でもありました
けれどピータ . . . 本文を読む
退屈、とても退屈だけれど
内容はとてもいい
だから
内容がいいだけに、構成が残念
テーマも映像もいいのに、とても退屈
映画はプライベートなものだということを再認識させられる感じ
エンターテイメントであり、オタク的である、それが映画
杜の都 . . . 本文を読む