悠々time・・・はなしの海     

大学院であまり役に立ちそうもない勉強をしたり、陶芸、歌舞伎・能、カメラ、ときどき八ヶ岳で畑仕事、60代最後半です。

筑波山の紅葉(もみじ)

2005-11-20 22:20:20 | 自然


<筑波山登山と紅葉>
 昨日11月19日(土)に、急に思い立って紅葉の筑波山へ登った。
筑波山はあまり高くない山だが、万葉の時代から有名な霊山であ
る。
もみじの見頃は本来なら11月中旬頃までであるが、今年はどこも
遅い。今年はもしかしたら、一部の樹木は紅葉にならないまま冬を
迎えることになるかもしれない、と思いながら筑波山に登ったのだ
が、案の定、全山紅葉というわけにはいかず、紅葉は一部分のみ
であった。

真っ赤な紅葉の隣の木が真緑という光景は異常であるが、ここだ
けの光景ではない。

<富士山>
しかし、それを上回る、すばらしい眺望があった。877メートルの
女体山の頂上に立つと富士山がくっきり見えた。雪を戴いたアル
プス連邦の白が雲の白と交わり、富士山と一体となって目の中に
入ってきた。一幅の絵画を見ているようで、大いに感激した。

<二つの登山コース>
頂上へ登るコースは、ケーブルカー駅の脇から樹木の間を縫って
男体山(871メートル)へ登るコースと、バスの終点、つつじヶ丘の
ロープウエイ駅から女体山(877メートル)へ登るコースがある。

女体山登山コースは、急な岩肌の山を這うようにして登る。混んで
いるときは、蟻が数珠つなぎになって登っているように見えるので、
返って小さな子供からご老人にまで人気がある。
しかしこのコースは見た目以上に、結構急峻な山肌を、大小様々
な岩や石の上に足を乗せて、一段一段登るので、足腰がしっかり
していないご老人や小さな子供にはなかなか厳しいコースである。

しかし、振り向けばどこででも眼下にすばらしい眺望が開けている
ので気分がいい。頂上まで1時間20分程度であるが、中間地点
の弁慶茶屋近辺で一休みすることになるので、1時間30分から
40分程度の登山であろうか。

<ケーブルカーとロープウエイ>
男体山と女体山の距離は近いので、登山者でも下界に用事があ
る向きには、どちらかを利用して下りることもできる。
観光目的、あるいは体力的に登山が無理の方の場合は、ケーブ
ルカーかロープウエイで頂上の展望台にのぼり、レストハウスで食
事をして帰ることもできる。もちろん、お弁当やおにぎりを持ってき
てもいい。

<無料駐車場と無料シャトルバス>
筑波神社とつつじヶ丘周辺の駐車場スペースは狭く、少ない。それ
を解決するため、11月中の土、日、祝日は平地を走る国道125号
線沿いに臨時駐車場を設け、そこから無料のシャトルバスを運行し
ている。ここから筑波山神社まで10分、つつじヶ丘まで25分です。

ワンワンランド(犬のテーマパーク)の駐車場の一角に設営した無
料駐車場には、朝9時前から夕方4時35分過ぎまで係員がついて
案内している。山の駐車場と通常の定期バスは有料だが、臨時の
駐車場とシャトルバスは無料、これには感心した。

因みに、つくばエキスプレスつくば駅から筑波山神社までの直行
シャトルバスは、大人片道700円、40分。つつじヶ丘までは850
円で、50分です。

<ガマの油売り口上実演>
現在のガマの油売り口上名人第19代永井兵助は女性でしたが、
立派な口上でした。筑波山ガマ口上保存会のホームページを下
に掲載しました。



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  内図左のワンワンランド駐車場から、一番右側のつつじヶ丘
  まで無料バス、そこから地図の黄色のルートを辿って山に登った。
  (11月土・日・祝日の臨時シャトルバスは往復とも無料)



     




                        
                 女体山の中腹あたり。
                  このあたりは巨岩が多く、トンネルのように
                 なっている箇所が多い。



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    <女体山頂上・・・狭い岩場は大混雑>
          <女体山頂上(877㍍)>

            女体山頂上から下界を望む。
         
真ん中に他人様が一部写ってしまったため、
            人物をカットして合成。

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                          男体山展望台が近い。女体山は右方向。
                      

                      

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                   <展望台から女体山方面(右奥)を望む>
     
                      



                     ケーブルカー駅・展望台が見える。
                     先方の山が男体山(871㍍)の頂上。 

                      

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                    ケーブルカーに乗る客(午後1時半頃)

            (筑波山神社側の出発(宮脇)駅)
 
                      



                真っ赤な紅葉の花嵐の先に
             ケーブル-カーが上に登る姿が見えた。
              (ケーブル駅のそばの光景)

 


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                           ↑
             「がまの油売り口上実演」
          名人第19代永井兵助(実演者は女性)
                           ↓


     当日、偶々、幸運にも実演日程が組まれていた。


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<筑波神社ホームページ>
http://www.tsukubasanjinja.jp/

<筑波観光鉄道ホームページ>
http://www.mt-tsukuba.com/

<つくば市観光協会ホームページ>
http://www.kanko-tkb.net/hp/momiji/

<筑波山ガマ口上保存会ホームページ>
http://www15.ocn.ne.jp/~ayabe/

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