原子力安全原理主義だったのでは

　日本の原子力発電は世界一安全と思っていた。
　ところが東京電力福島第一原発の事故でその神話が崩れた。
　地震に強い原子力発電は日本の技術の強みであると思っていた。
　４月７日、マグニチュード７．４、宮城で震度６強の地震が発生した。
　ところが、東通原発と女川原発で使用済み燃料プールの冷却機能が
最長１時間２１分失われたとの新聞記事があった。
　地震に強い原子力発電所はどうなったのだろう。
　原子力発電所の地震による不具合が連鎖反応のように起きた。
　日本の原子力の操作は原子力船「むつ」でも失敗している。


　地震や気象のように人間がコントロールできないエネルギーがある。
　危険であるが、原子力エネルギーはコントロールできる
ものとして原子力発電が行われている。
　日本の原子力エネルギー政策は国民に原子力の安全性を説得することに力点が置かれ、
安全に疑う人の意見を聞く耳をもたなかったのではないか。
　日本の原子力政策は原子力安全原理主義だったのではないか。


　　
　

期日前投票の理由

　投票者に便利な制度ができたものだ。
　期日前投票の理由に四つの項目があり、
自身の理由を丸で囲むようになっている。
　②の項目に「その他」がある。
　これを丸で囲むと投票日に投票できない理由がなくても投票ができると思われる。
　とすればわざわざ理由を問わなくてもよいのではないか。
　　

　期日前投票がなかった頃は、投票日のために、旅行を取りやめたり、
行事を避けたりしてきたが今は投票の縛りがなくなり、
投票日のためにと考えることがなくなった。
　選挙が軽くなったのかな。
　・・・・・・。