横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「直すこと」は本当に必要なの?400回!

2022-01-13 15:01:12 | 発達や学習が心配
なんと、今回でブログ400回!

間隔が空いてしまうことが多いですが、

「自分で自分をほめたい」です!!

ここに到達するまで温かいお気持ちで接してくださった方々に感謝でいっぱいです。


ここのところいろいろ不具合があり・・・・

Windows11の機種に変えたら、

秋に買ったプリンターが始めは動いていたのですが、windowsの更新とともにだんだん動きが悪くなり・・・

ついに全く動作しなくなり買い替えました。

雪道で転んでしまったり・・・・


まあ、こんなことはすべて「想定内」として。


400回記念にパワースポットから撮った富士山。



うーーん電線がどうしても入ってしまうのですが、パワーをもらったので

きっといいこと続きのはず!


今日は、「直すことは本当に必要なのか」というお題で。



鉛筆を手首が内側に向いて巻き込むようにして持つお子さんがいます。

学校や家庭で気づかれると「持ち方」を「直そう」とされることが多いと思います。

私も、「書きにくそうだな~」と思ってしまいます。

特に「字形」がとりにくい場合。

もつところに「穴」ある鉛筆や、「ぷにゅグリップ」を紹介して、

それが気に入ってくれたお子さんもいます。

でも、そもそも「自分で困っている」と思わなかったら?

巻き込むような持ち方をしていても、漢字テストで◎をもらえてしまうなら?

手首に痛みもなく、書き続けられるとしたら?

「書いているときに自分の文字が見えずらいから。」

と言ったお子さんがいました。

右利きで横書きの場合、掌が文字にかぶって見えにくい場合があるのです。

手だけでなく、姿勢や、左右それぞれの「視線」の使い方も関係してくるようです。

中学年以降で、その持ち方で慣れていて困り感がなければ、

「そのままでいいんじゃない。」

一見、「直したい」と周りが思うことでも無理して直す理由が(よく考えれば)ないような・・・・・。

とても短い鉛筆が「書きやすい」というお子さんもいます。

長いとコントロールしにくいようです。

読めるような文字が書けていて、削れる長さであれば

「そのままでいいんじゃない。」

「~cm以上の鉛筆でなければ」というしばりからはみでていても。

そう考えると、一斉に同じコンパスを使ったり、同じノートにそろえたりする意味についても

「本当にそろえる必要があるのだろうか?」

「本当にその子にとって必要な措置なのか?」




年々自分の中でも

「基準」は、「その子その子で違っていいのでは」

という気持ちがふくらんできています。

びっくりするような思考過程を説明されることもあります。

ぜんぜん教科書と違います。

それでも、正解にたどりつくなら・・・。

筆算も右から書きますが、中には、左からする子もいます。

繰り上がりや繰り下がりが2度手間になりますが・・・。

自分が支援するときは、本当にある程度の範囲の中ではありますが

「やわらか頭」でないと子どもの気持ちや思考を大事にできないような気もちが高まってきています。

「直した方がよいこと」と「そのままでもよいこと」

それは、今年の自分の課題でもあります!!


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