横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「苦手」なもので体が「動く」・・・

2017-06-09 10:56:17 | 発達や学習が心配
梅雨入りしましたね

5月の末から暑かったり、少し涼しかったり。

また、新しい環境で「疲れ」が出てきて

「小休止」している子どもや大人も

いるかもしれないですね。

「低気圧」と一緒に少し気持ちが

なってしまう人も。
          


教室で授業したり、後ろで見ていたりすると

すごく気になるのは、

「体が動いている子」。

「もじもじ」だけでなく、

よくものを床に落とす子。

ひっきりなしに声を出している子。

・・・たぶん、その子にとってそれは、

苦手な時間

なんとか、「苦手に向かう緊張感」から逃れようと

体を動かすことで、無意識に「緊張を和らげて」いるのだと

感じます。

大人では、「びんぼうゆすり」や「ペン回し」

「髪の毛に触る」・・・などかしら。

「落ち着きがない」と言われてしまいますね。


2年生の子が「1000ぐらいあるもの、数えたい。」と言ったので、「つまようじ数え」をしてみました。
10ずつの束をつくり、それをまた10くくって、100の束に。
「約850本」・・・結果は、「837本」でも、急いだので、10ずつが確かでなかったかも。でも、実際に
「大きな数」を体験、するって大切なことですね。「紙」の上だけではわからないです。


これで137個です。(おはじき)



なんとか、「許される形」に変えて、

緊張が和らぐといいですね。

授業中、「いらいら」が出た、と自覚できたときに、

大きな消しゴムをぎゅっと握ってごらん、


と提案してみました。

音が出ない、友達に影響がでない

そんなものがいいですね。

ちなみに、「いらいら」がでやすい子でも、

「大好きな学習」では、

静かに取り組んでいます。

1日中「いらいら」しているわけでは

ないのですね。

また、教室が静かで、掲示物が少ないなど、

「環境」によっていらいらが「軽減」することも

今まで経験しました。

「いらいら」ははじめに書いたように

「天候」や「体調」も大いに影響します。

「なんかいつもと違って集中力がないな」

と思うと発熱する前兆だったりします。

「いらいら」は、また周りの人に

「移って」しまうこともあります。

・・・そんなときは、思い切って

「気分転換」を図るのもよいかもしれませんね。


・・・・あ、もちろん私もそうします。



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