横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「やればできる」と「いつもできる」はちがう?

2016-10-25 12:42:52 | 発達や学習が心配
涼しくなったり、暑くなったり。

10月とは言っても気温の変動が激しいですね。

秋の花粉もあり、体調を保つことに気を遣う感じです。

そろそろ今日のお題について。

体調がよく

心穏やかで

作業時間などきつい制限がない場面で

例えば、

画数が多くない漢字を書けたとしても

いつも どんな文字でも どんな量でも

「書き続けられるか」というと

そうではないです。

・・・「こんなことが心配なんです」と入学前に学校に

相談に行って、お子さんを目に前にして

「大丈夫じゃない」と言われても、

少し負荷がかかる場面では、「つらくなってしまう」ことがある。

「できてしまうこと」があるから「できない」場面では、

叱られたり、「わがまま」だと思われたり。

ここで「無理」をさせるともっと「やらなくなる」(逆戻り)ことも・・・。

保護者は、毎日接しているだけに

子どもの「本当につらいところ」

「学校で見せないところ」を

知っています。



左が十字線入りの国語ノート。右がローマ字ノート。

ここで、「書く」ことについて考えてみると・・・

学校では、テストで間違えた字を漢字
ノートの下まで

書くという宿題がでることがあります。

もともと書くことに困難さをもっている子どもは

漢字の字形のとらえに苦手感があるので

途中で全く違う文字になることがあります。

(たぶん、ほとんど覚えていない・・・かな?)

さらに手先の動きの困難があると、

書くことにストレスを感じることがあります。

なかには、いらいらして大声で叫んでしまう子どもも。

「書くこと」は教室や家庭で結構な「ストレス」の

もとになっているかもしれません。

「書くこと」をなんとか楽にする。

たとえば、

手本を大きくする、

手本の線が重なるところに色の手がかりをつける。

手本と書く場所を近づける。

書きやすいノートにする。


市販の漢字ノートを見てみると、

大きなマスには、「十字線」。

この線が「ちかちか」のもとだったり・・・。

小さなマスでは、この十字線はないけれど

マスの中に字を収めるとができない・・・。

なんとかならないかと

ノートの形式を考え中です。

「たくさん」書くより、「はっきりと字形をとらえる」方が

「早道」のような気がしています。

「楽」にできないと「ずっとできる」にならないのでは・・・。

大人も無理はよくないですよね。


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