横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

教室で「ベースライン」に立つ「秘密道具」?

2016-10-12 14:50:31 | 発達や学習が心配
やっとすっきりしたお天気になりましたね💛

 運動会前後でちょっとお疲れのお子さんたちも

 いるかもしれませんね。

 先週、「読み書きに困難のある児童・生徒の

支援技術の活用」
という講座に出てきました。

 少し私に苦手感のある「ICT」。

 でも、「ノート」や「教科書」や「メモ帳」や

「辞書」になっちゃう「ドラえもんの秘密道具」



ipadもパソコンも本当にいろいろな「使い方」が

あるんですね~。

まず、「設定」のところで

文字の大きさや色

背景の色

(今週は、地 が黒で文字が白です。*来週以降はまた

変わってしまっていると思いますが、

読みやすいですか?それとも・・・?)


手書き入力

キーボード(スマホみたいな入力方法も!)

音声による文字の読み上げ

自分で話したことが文字変換される




画面の文字を音声に変えてくれる

和太鼓という無料の

ソフトがあるそうです!

それに、これだけでなくけっこう無料の

お役立ちソフトがあるようです。

「読むこと」「書くこと」「話すこと」に「つらさ」が

あった場合、学年が上がるにつれて、学習内容が多くなり、

進む速さも速くなり、なかなか内容の理解までは

今までの方法(紙と鉛筆!では、

追いつかない!

「デジタル教科書」も

「音声だけのもの」

「音声と画像」

「ルビあり」と「ルビなし」

などあるそうです。

パソコンを持ち歩くのは、大変なので

学校でノートや教科書替わりに使うとしたら、

タブレットかな。

そして、家庭では、画面が大きい「パソコン」。

OSの違いでそれぞれ、「使い勝手」にも特徴が

あるな、と感じました。

「いいもの」があっても、結局、

なんのために  どう使うか

「先生」でなく「子ども自身がどう使うか」が

大切なんだと思います。

「勉強したい」でも「読みにくい」「書きにくい」

という子どもたちが、教室で「ベースライン」に立つための

道具。


ときどき書いていますが、「眼鏡」と同じ。

ダウンロードや設定、それに機器に手間や費用が

かかる点がクリアしていかなければいけないところですが、

小学生のうちから少しずつ、「楽」になる方法を

練習していくことも考えては、と思います。

東大の近藤先生が、

「例え、文字がある程度読めた、書けたとしても、それは決して

『楽』に行っているのでは、ない。日々の疲れがたまってきてしまう」


とおっしゃったことは、支援者として肝に銘じておかなければ、

と思いました。

勉強は「先の長いもの」。

時間をかけて継続していくものです。



視力に心配がある人が眼鏡なしで

「読んだり」「書いたり」すると

どっと疲労がまし、肩こりなども起きますよね。

そうすると、「読んだり」「書いたり」自体が

おっくうになる。

「疲れ」てしまっては、意欲が続かない。

「疲れ」を「軽減し、学習意欲を継続する」ためにも

役立つ道具。

もっと身近で、手軽にならないかな、

いやなりつつあるのかなと感じました。

個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)





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