横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

厳しすぎる「自己評価」( ^ω^)・・・

2016-09-28 14:21:20 | 発達や学習が心配
横浜の「2学期制」の学校では、

そろそろ「前期のまとめ」。

「前期をふりかえって」という紙に

自己評価を書いているころかも

しれませんね。

この「自己評価」.

やたら自分に「甘い」子と

やたら自分に「厳しい」子がいます。

自分に「甘い」子は、昨日は、もうはるか

かなたの「過去」。

自分が何をしたのかとっくに忘れていたり、

そもそも「セルフモニタリング」

弱い子だったりします。

そして「自分に厳しい子」は、

「規範」に対して、また「自己目標に

対する自分の達成基準」
がすごく厳しい。

友達に親切で、かと言っていばることもなく、

だれが見ていなくてもごみを拾っちゃうような子どもでも

自分に「まだまだできてない」評価をつけてしまったりして・・・。

先生もその子どもの「すべて」を見てるわけではないので

このへんの評価はなかなか難しいです・・・。



大きな数や単位換算・・・記憶があいまいになってしまう子どもには、

こんな道具も。ラミネートしてわすれたときに使えるようにするのも

いいです。




自分に「自信」がないときは、

「他人からほめられること」「ほめられたこと(内容)」が

自分の「基準」になっていくことがあります。

「音読がスムーズになりましたね。」

「計算のまちがいが減ってきたよ。」

「大きな声で発表できていました。」

「委員としてみんなを上手にまとめていたね。」

・・・先生や友達、いろんな大人からかけられたプラスの声かけ

自分でない人から「認められたから」自分は大丈夫、前進している、と

思える。そして、

自分自身の「自信のものさし」として

テストの点数や運動の記録(何秒で走れた、とか)

など「数値」も実感として入ってくる、と思います。

前の方の「人から認められる」については、

担任していた子どもたちが自信がなさそうに発表しているのを

聞いて、「子どもどうしのほめ合い」を始めたら、

視線を前にもってきて、大きな声で発表できるようになった

経験からも、大切なんだと感じています。

「ほめる」ときも「~がよかった」とより具体的な方が

ほめられた実感がわき、自信になりますよね~。

大人もそうかな~。

根拠なく、ほめられた「おせいじ」より、

よく事情を分かってもらってほめられた方が

本当にうれしく、自信になります。例え何歳でも。




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