横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

心が落ち着く「ホワイトノイズ」

2015-11-09 20:58:12 | 発達や学習が心配
今週の前半はお天気がぱっとしないような・・・

でも、暑くも寒くもないいい季節です。

今日は、「ホワイトノイズ」のお話。

昨日Eテレを見ていたら、「らららクラシック」で

サティの「ジムノペティ」を採り上げていました。

サスペンスなどで登場人物の心情を表すとき

BGMに流れているような・・・

この曲を聞いているとアルファー波がでてくる感じ。

まるでよせては返す「波」のようです。

サティの曲は「引き算の音楽」「家具の音楽」と呼ばれて

いたそうです。

パリのカフェで周りがざわざわとうるさい中、

会話をじゃましない、それでいて心地よい曲を

目指したとか。

そして「ホワイトノイズ」

ウィキペディアによると、

「不規則に振動する上下の波。可聴域のノイズを指す

ことが多い。フーリエ変換を行い、パワースペクトルにすると

すべての周波数で同じ強度となる。ホワイトとは、すべての

周波数を含んだ光が白色であることからその表現を借りた」

・・・とのことで、

これを聞くと、「落ち着いて」「眠くなる」・・という

書き込みや、「発達系のお子さん」は、「学習効果があがる」という

学説まで。

ホワイトノイズ


https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/87/Gnome-mime-sound-openclipart.svg/50px-Gnome-mime-sound-openclipart.svg.png




ドーパミン受容体遮断によってドーパミンの低下した人

にとっては、適度な「雑音」がパフォーマンスの向上に

役立つ・・・とか。

以前教室で学習場面で落ち着かなくなる子どもが

自然の音(確か、カエルの鳴き声とか風の音とか)のCDを

自分で持ってきて、「これを聞くと勉強できる」と言っていたのを

思い出しました。

漢字の書き取りをするときも、自分にあったBGMを

聞くと「がんばれる」という子どももいます。

保護者にしてみれば、「なんていい加減!」と思ってしまいますが、

確かに「気持ちよく」進むようです。

「ホワイトノイズ」については、ストックホルム大学の研究では、

ADHDの子どもへの「学習効果」が上がったとのことです。

「ホワイトノイズ」と「効果の上がる曲」との関連は分かりませんが、

(もしかすると、じゃま?になる可能性もある?)

子ども(大人も)によって、音の種類によっては効果が上がるのかも。

「らららクラシック」では、「ボレロ」が受験生に向いている、

と言っていましたが、どうなんでしょう?

秋の夜長、youtubeで自分にあった曲を選んで聞いてみるのも

よいのかもしれませんね。

私は、「ジムノペティ」にします。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする