横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

なくて七癖・・・

2014-06-24 13:42:24 | 発達や学習が心配
昨日は、梅雨らしい天気でした。
今日は、むしむしして、どんより・・・。

ちょっと元気がでません。

でも6月も終盤にさしかかり、あとひとふんばり!

今日は、「くせ」の話です。

私は教員をしていたとき、「先生って、話し始めるとき、
教科書の上をすうっと、指でなぞるくせがあるよね。」
と生徒に言われ、どっきりでした。

全く気づきませんでした。

緊張すると髪をかけ上げる人、

話に夢中になると、指をもぞもぞさせる人

・・・いろいろですよね・・・。

子どももよく見ていると、苦手な課題に取り組むときに


「くせ」がでてしまうことがあります。

消しゴムで机をごしごししたり、鼻をひくひくしたり・・・

あくびがでることもあります。

たいていは、「自分だけのひっそりしたもの」ですが、

ときには、周りの人が気になってしまう「くせ」も。

本人は、まったく意識していなかったのですが、

つい「自分の鼻」にさわってしまうくせのある子どもがいました。

隣の子は気になって仕方ない。

衛生的にもどうかな、ということで

「代替え手段」を考えることにしました。

どうも真剣に問題に取り組むときにこのくせがでるようです。

「手」がなにか触っていて、周りも気にならないものを

考えてみました。授業中、触っていてO.K.なもの????

例えばハンカチとか。

ハンカチ、試してみました。急には、以前の「くせ」が

ぬけなかったものの、だんだんハンカチをさわることでも大丈夫に

なってきました。それと平行して、その子の「くせ」が

気になっていた周りの子たちと「いい関係」になって

いき、ますますその「くせ」が減っていったのです。

だんだんハンカチもいらなくなりました。


すべての「くせ」を直すことはできないし、ほとんどは

そのままでいいものだと思います。でも友達との関係に

影響していまう「くせ」ならば、別の形にしていくことも

考えてもよいのかもしれません。




・・・私もいまだにいろんな「くせ」があって・・・

「意識すればするほど」くせが直らない気もするこのごろです。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

夏休み講座受付中!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする