横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

読みにくさの原因?

2013-12-09 17:59:56 | 発達や学習が心配
本を読んでいると、

目がちかちかする
二重に見える
行がずれる
キをニと読んでしまう
目を細めて見る

・・・老眼?・・・いいえ、子どもの話です。

かわばた眼科の川端先生のお話をきいてきました。


学校の担任検査だと、遠視や乱視に気づかれにくいそうです。
子どもの遠視はそうめずらしいものではなく、
低学年ではかなり見られるそう。
確かに眼科にでも行かない限り、”近くが見えずらい”ことに
意識がいかないですよね。
そのまま矯正しないと、学習に困難をきたすことも。

子ども自身は、こんな見え方が日常なので、
自分の見え方が”あたりまえ”と思っていて、自分で困難さに
気づかないこともあるようです。
眼鏡をかけさせることに抵抗がある保護者もいると思いますが、
近視が強いとき、眼鏡をかけないと外界への関心が低くなって
しまう場合もあるそうです。
また、乱視は、図形などの「傾き」のとらえが難しくなることも。

例えば、文字にしても、「A」という文字も左の斜め線、右の斜め線、水平線、という
図形のもとまりとして脳が認知し、それを音声やひとまとまりの図形として書く、という
運動につなげるそうです。

もしかして、と思ったときは、学校や家での
見え方の状況を眼科でお医者様に伝えると詳しい検査をしてくださるとのこと。

「目」そのものは変わらないかもしれませんが、(もちろん治療の効果が上がることもあると思います)
「ビジョントレーニング」で目の動かし方を練習することで
状態が楽になることがあるようです。


個別学習塾 びすぽうくのHPへ(色のついている文字をクリックしてください)

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