横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

秋は行事が目白押し。心に余裕を!

2013-09-12 16:28:39 | 発達や学習が心配
朝夕、すごしやすくなってきました。
天高く馬肥ゆる秋、は、子どもたちにとって行事の秋でもあります。

運動会(最近は春のところもありますが)、社会見学、体験学習(宿泊)、○○祭(文化祭)、
学習発表会、音楽会、体育大会・・・・
その間に難しい学習内容もばんばん入ってきます。
以前に書いたかもしれませんが、大きな行事(特に経験したことがないもの)は、
前もってのシミュレーションで不安が軽減されます。しおりやプログラムを見ながら、
内容や並ぶ位置を確認したり、困ったときにだれに相談にいけばいいか分かっているだけでも
かなり楽になります。

園で経験した遠足や運動会と小学校での遠足や運動会は、似ているところもありますが、
場所が違うだけで全く違うものに感じてしまい、当日固くなってしまうお子さんもいます。
例えば、運動会一つとってみても、いつものんびりしている土曜日に登校することになり、
当日登校してみると、前日とうって変って、校庭にラインがたくさんひかれたり、頭上に旗がはためいていたり
本番になるとギャラリーが増え、、いつもよりダンスの音楽が聞こえにくくなってしまったり、・・・
おまけに当日急な変更が口頭で指示されたり・・・・。
なんとかクリアーできれば、次の年はかなり楽になりますが・・・。
おすすめは、金曜日の夕方、校庭を見に行くこと。変化した校庭をちらっと見ておくだけでも
当日の朝の緊張がやわらぐと思います。

そして、もっと変化が苦手なお子さんは、すべての行事を”完璧”にこなそうとせず、
運動会では、○○をがんばる、遠足では、△△をがんばる、と一つの行事の中で一つ
がんばりポイントをつくり、あとは、気楽に(もちろん、安全に)と本人と約束をつくって
おくとよいと思います。これでかなり緊張や負担が減ります。

行事を通して成功体験を積み重ねていく、これが次の新しいものへ挑戦する強力なエネルギー
になります。
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