横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

漢字と空間認知の関係?!

2012-06-15 20:32:30 | 発達や学習が心配

明日から天気が崩れそうです・・・天気予報でそう聞いたら、どうしますか?
私なら洗濯機を2回回し、今日中に乾かしてしまおうとします。
ところで、漢字を書くことが苦手だったら、100回練習します?
100回書けば、覚えるのでしょうか?たぶん、途中で集中が切れて、いい加減な字を
書き続けるでしょう。効果的ではありませんね。
”空間認知”・・・聞き慣れないことばかもしれません。
漢字を書くことに抵抗が大きい子どもの中には、どこにどの線がつながっているのか、
どちら向きにはねているのか、横の線は何本なのかつかみにくことがよくあるようです。
”目”でとらえる”図形”としての漢字の”形”そのものが正確にとらえにくいのです。
さらに、手先の不器用さがあると、よく見て、正確に書く、という2つのことが”つらさ”に
変わってしまうのです。
「位置関係をとらえる練習」と「手先のトレーニング」を徐々にしていくことで少しずつ
書くことへの抵抗が減っていくかもしれない、と思っています。完璧ではないにしても・・・。



コメント
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