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うきうき日和 日々のこと

旅行好きのうきうきと愛犬ぶーのブログ
韓国ミュージカルにはまっています。

3月27日(日)その5 『モンテクリスト』リュ・ジョンハン氏編

2011年04月18日 05時28分56秒 | 芝居(韓国)
まだ3月の旅行記が終わっていないので、まず3月から・・・。





今回の『モンテクリスト』観劇旅行の〆は、リュ・ジョンハン氏









リュ・ジョンハン氏・・・


全くノーチェックだった私。
3キャストで観まくりたいと思って、取ったチケットだった。
そして、『ジキルとハイド』も、気になったものの、休暇がとれずに観られなかった。
でも、この3月27日の観劇後、どんなに後悔したか・・・。
彼の声を聴いたら、もう「ジキハイ、観たかった~」という気持ちでいっぱいに・・・。

シン・ソンロク氏を見ているので、彼と比べてしまうと、背が小さく、舞台映えするかと聞かれたら、
決してそうではないのだけれども、
彼の演技はシン・ソンロク氏以上にわかりやすいものであり、特に歌はずっと鳥肌が立っていたくらい、
感動的だった

とにかく、1幕最後、復讐を決めてからのジョンハン氏は演技も歌もすごくて、復讐へのパワーが体中からみなぎっていて、
エドモンドからどんどん離れていく姿がすごかったぁ。

最後の曲はもうパワフルに、そして、スコーンと突き抜けた声で、びっくり・・・。
高音部分も信じられないくらいパワフルで、歌い上げていて、
ず~~~っとこれを聞いていたいと思ってしまった。
CDでは裏返るような感じの部分もらくらく歌っていて、
CDにもっといいときの歌を入れればいいのに、これはだまされる・・・と思ってしまった。
(CDではこんなすごい人だってわからなかったぁ
石丸さん大好きな私なのだけれども、この曲を聞いた後、リュ・ジョンハン氏大好きになってしまったのだった)


『モンテクリスト』のリュ・ジョンハン氏をもう一度観るぞ!!!
そう決心してしまったのであった。






この方も、観てみたかった方 チャ・ジヨン氏
とってもきれいなメルセデス。
1幕の最初の部分はとってもかわいらしいのに、
エドモンドが死んだと聞いてから、無表情になってしまう・・・。
そして、あの再会の場面でのうろたえかたが、14年間?だまされたいたこと、それを信じた自分を責めるような演技で、
再会を喜んでいるというよりも悲しくて、涙が出てしまった。
歌は地声で歌う感じで、シャンソンのように言葉が歌になっている感じで、すごくよかった。





そして、カン・テウル氏
3年前だったかに『大長今』を観に行った時に、あまりの歌の上手さに
チャングムの次に、この人が主役なのかと勘違いしてしまった私・・・。
再会できて、うれしかった!!
彼は低音より高音のほうが得意なのですか???




そして、昨日とキャスと違いのお二人。
チャン・ジヨン氏は昨日の方よりお若いけれども、パワフルで、魅せられました。

キム・ソンギ氏も、牢獄のシーンでかなり笑えました。
というか・・・
牢獄で剣の練習の時に好きありという感じで、エドモンドが狙うけれども、逆にやられてしまうシーンは、
リュ・ジョンハン氏の顔の表情がおかしくて、もう笑えた笑えた。
目が寄って、ふら~~~っと倒れる・・・。
この倒れ方は、ソンロクさんが上手だと思ったけれども、ジョンハン氏もすごかった



では、では、カテコの写真






かわいらしいバレンタイン









カメラを夜こっそり研究したので、上手に撮れたジョンハン氏。
カテコの声だってパワフルで、カメラの画面を見ながらも、実際に舞台を見たりして、なかなかシャッターが押せなかった。


















こうして、私の『モンテクリスト』観劇は終わったのであった。


この日はソワレ終演後にサイン会がある会場で知った。
整理券は5時からだったか配るとかかれていた。
私がロビーに出たときには70番台の整理券を配っていた。
90番代後半を受け取った2人組がよかったと日本語で話しているのを聞いて、
どんなにうらやましかったか・・・。

サイン会に参加したいけれども、ソワレ終演後なので、絶対無理。
泣く泣く、空港に向かうのであった。

ふと時計を見ると、泣いてもいられない時刻であった。
(ホテルに荷物を預けていたので、この後走ること、走ること・・・、大変だった)







3月26日(土)その10 ソワレ『モンテクリスト』 オム・ギジュン&チェ・ヒョンジュ

2011年04月07日 04時17分51秒 | 芝居(韓国)
マチネのシン・ソンロク氏にメロメロになっていたものの、
私がこの演目を観ようと思ったきっかけのひとつが、
オム・ギジュン氏が出ることだったので、一番楽しみにしていた。


あちこちで彼を見つけて、パチリ







オペラグラスを忘れた私も観やすいでしょう、きっと・・・。


3月26日ソワレのキャスト


マチネとはエドモンド役が変わっただけ。
エドモンドは・・・


お米のところの写真をUPにしてみたりして・・・



ところで驚いたこと

この神父役の方、実は、同時にここの小劇場でやっている「サビタ」にも出ていらっしゃる。
驚き!
韓国ってすごいですよね。
オム・ギジュン氏だって、この芝居と、三銃士の地方公演を掛け持っているはず。
みんな天才だな~~。



舞台が始まるまで、幕がかかっているが、その幕があの薄い、映像を映し出す幕で、
交互に文字が映し出されていた。
その言葉が、「Love is for those who give it・・・」と
「Justice is for those who take it・・・」である。
正義は持つ者のもの、愛は与える者のもの・・・とある旅行社では訳されていたけど。
そうか、そうなんだ・・・、1回目の鑑賞が終わったところで理解した私であった。


さてさて、大好きなオム・ギジュン氏エドモンド編・・・。


最初の曲で、私はちょっとびっくりしちゃったんですよ。
三銃士のときの伸びのある声はどこにいっちゃったんだろうって・・・。

せりふも鼻声のように感じてしまって・・・。
途中咳も聞こえてきた(ような気がする)


全体的に、彼のエドモンドも、モンテクリストは無表情の冷たいイメージだった。
ソンロクさんの熱いエドモンドにほれてしまった私は、ちょっとがっかりしちゃったんですよ。


途中、声が苦しそうになったり、
シャウトしているような歌い方なんだけれども、音が外れていた感じも・・・
歌の途中がせりふになってしまっていたり・・・。
うまくいえない・・・。
彼はずっとこういう歌い方なのかな?



本当に調子がよくなかったんだと思う・・・
この回を見ていたファンの方がいらしたら、教えて欲しいです。


もう一度観たいか・・・
もう一度観て確かめたい!
でも、その時間が・・・。
(ちなみに次回の来韓ではやはりリュ・ジョンハンさんとソンロクさんを観ます。
たまたま見られる回がお二人だったので、というのもありますが、
もう一度観てみたいと観劇しながら思ってしまったので。
もちろん、三銃士やこれからの演目は追っていきたいなと思っていますよ、キジュン氏好きなので)


ところで、
客席は熱く、歌が終わるたびに声援と拍手・・・とにかく沸いていたのだった・・・。
(翌日のリュ・ジョンハンさんもすごかったけれども、数的にはオム・ギジュンさんのほうが熱狂的だったかな)



と言うことで、多くは語らず、カテコの写真をご紹介・・・。



かっこいいんですよね、ルイーザ!
CDに何で曲を入れてくれなかったんだぁ~と吠えたい



若々しい、生き生きとした感じが1幕のエドモントとメルセデスとダブっていいですよね。



神父様、おかしい!



素晴らしい悪役3人


西さんの声は、声量がないと開幕当時たたかれたようですが、
他の方が地声で歌うのに対して、声楽家の歌い方だからかな。
しかもやさしく透き通っているからですよね。決して声量がないわけではないです。



オム・ギジュン氏!
立ち方もふらふらしているように見えちゃったんですよ。
ソンロク氏は階段の下り方も、宝塚の人ばりにかっこよかったから余計かな・・・。






笑顔にほっとしたのだった・・・。








この演目にはまってしまった私は、東京の『ジーザス』はあきらめることを決定したのだった。
石丸さんの出る演目さえもあきらめて、4月に再びこの劇場に来られないか電卓をたたくのであった





3月26日(土)その8 マチネ『モンテクリスト』ソンロクモンテクリスト伯編

2011年04月05日 05時29分28秒 | 芝居(韓国)
続きです



結局モンテクリスト伯は3人に対して、お金を債券を買わせておいて、破産したことにし
3人を陥れていく。
ヴァレンタインの父親も自殺し、アルバートが敵を討ちに行くんですよね。

メルセデスが、「子どもを殺さないで」とモンテクリスト伯の家に行きお願いする。
このとき、なんで肉の塊なんかなでているんだろうと目の悪い私は思っちゃったんだけれども、
これ、鷹ですね。
後で鷹を飛び立たせて、舞台に鳥を追いかける鷹が出てくるものね

決闘の場面で、10歩歩いて、振り返って打ち合うんだけれども、
モンテクリスト伯は打つ気はなく、アルバートに殺されようとしている。
アルバートは真剣に打つけれども、外れてしまう。
ヴァレンタインが「殺さないで」とお願いに来る。でも、アルバートはたしなめるんです。
そして、「打ってくれ」と言うのだけれども、モンテクリスト伯は上に向かって一発打って、
許してしまうんですよね。


その後で、メルセデスと再会し、お礼を言われつつ、アルバートの出生のことを言いそうになるんだけれども、
モンテゴが登場し、「モンテクリスト伯=エドモンド」ということがわかってしまい、
戦うんですね。
途中、モンテゴはメルセデスの首にナイフを当てて、脅すんですよね。
でも、エドモンドが優勢で、エドモンドがモンテゴを殺すのかと思ったら、剣を投げ捨てて、逃がしてやるんだけれども、
後ろからモンテゴはエドモンドを刺そうとするんです。
それを見て、とっさにアルバートがヤコブから銃を取って、父親を打ってしまう。
このときのミンチョルさんのバルコニーからの落ち方がすごく派手でかっこよかった


アルバートは父親を撃ってしまったことにショックを受けている。
メルセデスの言葉、「父親は生きていた」


ここで、アルバートはモンテゴの子ではなく、エドモンドの子どもだと言うことがわかり、
エドモンドのところに、アルバートを連れて行き、抱き合わせ、自分もエドモンドの胸に飛び込む・・・。



ん~~~~、原作とは全く違う、韓国流
韓国ドラマのようで、もうメロメロになっちゃいましたよ




カテコは写真をとってよかった?ので、私も参戦。
でもね、なぜかエドモンドの時はライトが強くて、飛んじゃったんですよ。
カメラも研究しなくては・・・。


では、カテコの様子・・・。

パーティのままの派手な衣装で皆さん登場



アルバートとヴァレンタイン



悪役3人組  またまた美しいハーモニーを聞かせてくれたのだった





メルセデス エドモンドと再会した時のドレスです!






そして、ソンロクモンテクリスト伯登場






2人は舞台の後ろにはけます



「ウ~リ~ サ~ラン・・・」
もうしびれますぅ~。



最後は記念写真スポットにあった写真の場面、キスで終わり。
めでたしめでたし、ハッピーエンドということですね。



復讐劇と聞いていたので、どきどきしていたのですが、
終わってから曲のよさと、このハッピーエンドにはまってしまったのだった。
3回も同じ芝居を立て続けに見られるのか、本当にどきどきしていたけれども、
楽しみになってきました。

そして、シン・ソンロクさん、
日本のチケット販売で彼のチケットを売っていたので、ただのアイドル的な存在かなと思って
実はあまり期待していなかったのですが、
納得のいく演技。
高音部はかなりきつそうだったけれども、
それ以上のものを彼の体躯をいかした動きや 
細かいところまでよく研究されていて演技がすばらしくて、その後のオム・ギジュン氏がかすれて見えてしまったことはナイショ。





もしも一回だけ見るとなったら、歌でしびれるリュ・ジョンハン氏か
ハングルがわからなくてもわかるくらい素晴らしい演技力のシン・ソンロク氏をおすすめします!!





3月26(土)その7 マチネ『モンテクリスト』ソンロクエドモンド編

2011年04月04日 05時15分04秒 | 芝居(韓国)
土曜日のニュースで、沖合いに浮かんだ家の屋根の上にいた犬が助けれられましたね。
3週間もよくあんな狭いところで・・・。
何を食べていたんだろうか・・・。
もしかすると、飼い主も一緒に漂流していたのだろうか・・・。
考えると、また涙・・・。

昨日、美容院に行って、そこで読んだ週刊誌でも涙・・・。

ちょっと視点を変えないと、ずっとずっと泣いている日々・・・。
ヨーグルト、納豆はいまだ私は買えないけれども、気にしていない。
食べ物はかなり戻ってきていて、売れ残りのパンが30%で売られていたりした。
もちろん購入して、明日の昼ごはんにする予定。
水は「大は1人1本、小は2本まで」と限定されているからか、かなり余っていた。



さてさて、芝居の話に戻して・・・。



たまたま休めそうだったので、ジキハイのチケットオープン日を休暇にしていたのに、忘れてしまい、
GWのチケット、結局GETできず
なにせGW中って。スンウさんの登場率が以上に高かったんです。
私が見たかったのは、キム・ジュンヒョンさんだったけれども、彼の登場する日は韓国にいなくて・・・。
スンウさんも観たいけれども、どうやってもチケットは取れそうもなさそう。
ああ~~~




1幕最後の曲まで語っていて、すみません・・・
まだ飛ばしていた。
今まで以上にすごい勢いで打っているので、誤字脱字はすみません。
それから、プログラムを見ながら思い出せばいいものの、何もなく思うままに書いているので、話が前後しています。



舞台上手で、メルセデスがお茶をしようとしていると、息子のアルバートが
「ローマのカーニバルに行きたい!」と駄々をこねるんですよね。
わかった単語を並べると、「友達と一緒に行きたい」と・・・。
母であるメルセデスは許さない。でも、しつこく迫るので、お父さんに聞きなさいということに・・・。
そこで、酔っ払ったモンテゴ登場・・・。
アルバートは父であるモンテゴにおねだりして、金貨を1枚ずつ2枚投げてもらって、うきうきしながら下手に退場・・・。

足元がふらふらでかなり酔っているのに、まだワゴンの上にあるウィスキー?を飲もうとしている。
会話の中で聞き取れたことは、「君は俺を一度も愛したことはないではないか」・・・。
そうなんだぁ~。
では、なぜアルバート???と思ったりもしたけれども・・・。
きついな~、これ。
横恋慕したものの、ずっとメルセデスは死んだと伝えられたエドモンドを愛しているのね・・・。
息子と会話していた時と、モンテゴが登場してからのメルセデスって、全く表情が違うんですよね。
チェ・ヒョンジュさんがとってもクール。怖いくらいに冷たい表情で、
あの1幕最初は何だったの?というくらいに無表情なんです。



飛ばしてしまったけれども、助けられた海賊船でのキム・ヨンジュさんルイーザも素晴らしかったぁ~~。
地声でこんなに迫力ありで歌えたら気持ちいいだろうな~と惚れ惚れ。
セクシーな衣装なのに、ダイナミックな感じで、本当に海賊なんですよね。

ヤコブの登場シーンでは、周りの韓国の方々、大笑い。
体格がいいからか、彼のとぼけ顔だからか・・・。
(3回観たけれども、すべてで受けていた・・・。)



そんなことが1幕にはありました・・・。





トイレタイム15分をはさんで2幕。
韓国は約半数が男性(カップルできていることが多いので)なので、
トイレはそんな煮込まないのだけれども、ソンロクさんファンの女性組がかなりいたので、
トイレは並んでいました。



さてさて、2幕。
ローマのカーニバルシーンからスタート。
上手、下手の両方の通路を使って、パレードが入ってきます。
私の席は女性にからかわれる席だったようで、目のやり場に困りました・・・。
お父さんからお金をもらってやってきたアルバートは下手からの登場で、
3列目くらいの人と握手していた。
(3回のうち、握手したり、雨を上げたり、何かしら3列目くらいの人にちょっかいをかけていた

舞台上はローマっぽい建物と、花火が映し出されているのであった。




にぎやかなカーニバルのシーンで、すごく色っぽいルイーザがアルバートに色気をふりまく。
アルバートの目からハートマークが飛び出ているんじゃないかと思う演技で、彼女を追いかけていくと、
盗賊?に会ってしまう。
地下?かな、暗いところに縛られると、そこにいるのは、エドモンド改めモンテクリスト伯爵になった男。
どうしてつかまったかといった会話をして、
女の人を追いかけていた・・・と正直に答えるんですよね。

ここで、あの『AH WOMEN(女というのは)』
ソンロクさん、とってもお茶目な笑顔を見せてくれて、なんだか私はずっとニタニタしっぱなしだった。
2人の「少年」があこがれる「女性」を語っているみたいで、すごくいいんですよ。
(3人の中で、一番ソンロクさんがよかった・・・)


うまく腕のロープを外したソンロクモンテクリスト伯。
アルバートのも解いてやると、同時に敵に見つかってしまうのですよね。
その地下室(カタコンブ?)の壁の大腿骨と思われる骨をとって、戦うのだけれども、
立ち回りがとてもかっこよくなっている
神父様のおかげですね。
難なくアルバートを逃がしてやった・・・

と思ったら、にたっとしたと同時に、死んだはずの敵がみんな生き返っちゃった・・・。
なんだ海賊軍団の一味ではないか。

アルバートとモンテクリスト伯を結びつけたのね。
なので、後でアルバートはモンテクリスト伯に丁寧に挨拶をして、パリに招待するんだね・・・。




アルバートのおうちのパーティにモンテクリスト伯登場。
これまたかっこいい!!!
お母さんはこういう席には出ないみたいですね。
いろんな人が金持ちであるモンテクリストと知り合いになろうと挨拶に来るものの、
握手もしない・・・。
唯一エドモンドが捕らえられた時に遁走してくれたモレル(この人パーティに入るときに止められていた)に、
丁寧に挨拶するんですよね。



そこで、アルバートが「お母さん」といって、メルセデスと紹介しようとすると、
メルセデスは一瞬にして、エドモンドだとわかる。
『I KNOW THOSE EYE/THIS MAN IS DEAD』
(その目の光を覚えておけ)
これも、たいへん切ない・・・。
メルセデスが「信じられない」と言って固まってしまうんですよね。
でも、相手のモンテクリスト伯はその人は死んだと言って、相手にしないんです。(ですよね?勝手に訳してます)
2人のは持っている部分がとっても悲しいです。
メルセデスは死んだと聞いた後も、ずっとずっと愛してきた人に奇跡の再会、
モンテクリスト伯も会いたかったはずなのに、裏切られた相手で許せない・・・そんな感じなんです。
この曲も3人中ソンロクさんが一番好きだったな~。



メルセデスと挨拶をするモンテクリスト・・・。
手に口づけをしようとして、手をとって、キスしようとした瞬間に、自分が渡した指輪を見つける。
そこで、うろたえるんです。
そのソンロクさんの演技がすごくいい。
裏切られたと思って、復讐の対象だったはずのメルセデスなのに
あせるんですよね。
エドモンドは死んで、生まれ変わったんだといいながらも、やっぱりメルセデスのことを愛している自分にも
気づいてうろたえているようにも見えました。
ここでまた涙、涙・・・。



メルセデスはもうモンテクリスト伯から目が離せないんですよね。
この退場のソンロクさんのマントさばきがとっても素敵で、もう一気にファンになってしまったのだった
だって、マントがふわっと舞うんですよ。
ターンするたびに、美しくふわぁ~~~っと・・・。
すばらしい!!
瞬きするのが惜しいくらい、ソンロクさんのモンテクリスト伯爵はお金持ちだけでなく、
とってもかっこいいんです!




長くなったので、続きは次回


3月26日(土)その6 マチネ『モンテクリスト』その2 ソンロクエドモンド

2011年04月03日 06時38分13秒 | 芝居(韓国)
一つ飛ばしていた!
エドモンドが監獄に送られる前に、あの悪役3人組の歌があった!

『A STORY TOLD』(歴史は勝利者のもの)
これがまた絶品

ミンチョル氏モンテゴの低音からスタートするのだけれども、
3人の歌がうますぎて、途中からのハモる部分なんで身震いしてしまった。
「私たちが正義、私たちが真実、私たちの秘密」なんて歌い終わられてしまったら、
あの二人は勝てないわ・・・と、クラッときてしまったのだった。

この訳、違うかな・・・でも、こんな風に勝手に知っている単語をつないで、
ハングル理解をしながら観劇していた。



牢獄で毎日1本ずつ?印をつけているんですよね、エドモンド。
同時に、モンテゴはメルセデスに花束なんて持っていってしまったりして。
メルセデスはずっとエドモンドのかぶっていた帽子を抱いている・・・。
う~~~、切ない・・・。

そんな様子を察して、手紙が来たと言って、
エドモンドが死んだと伝えるんですよね。
もうかわいそうで涙、涙




14年後(ですよね?すでにうっすら忘れかけている)
これも幕に映し出される・・・。
エドモンドの髪もひげも一気に伸びている。

エドモンドが寝ていると、地面から音・・・。
フェアリー神父の登場。
登場するときのせりふで、客席から笑い。
笑っちゃっていいのかな~と私は躊躇。
だって、スプーンで一生懸命掘ってきて、外に出られたと思ったら、
また違う牢獄の中に出ちゃったわけで・・・。
でも、その言い方などがとってもとぼけていて、つい笑っちゃったんですよね。
そして、ちょっと髪を触っただけで、すごい埃・・・。
この場面はまじめなんだけれども、笑えるつぼが隠されていた。


この神父のまず自己紹介からして変わっていて、バレエのよう。
そして、この神父がエドモンドに特訓してくれる。
挨拶の仕方やら、剣の使い方やら・・・。
(この挨拶はあとで海賊に会って、「名前を言え」と言われたときに
活用し、大いに笑われるんですがね


この特訓は何をしても、とってもへっぴり腰なソンロクエドモンド。
なかなか笑えるんですよ。

隙を見て、狙って叩こうしたはずが、頭を剣道の「めん」って感じにやられてしまった時、
目を回してしまうソンロクさんの表情が絶品。
顔の表情が全部見られるこの席でよかったぁ~~。
目が鼻よりによって、本当に気絶してしまう感じなんです。
漫画などのあの表情!本当におばか。
1幕最初の幸せな様子なんて全くないんですよね。
ひげも髪もかなり伸びで、汚れきったソンロク氏があのおとぼけ演技。
すばらしい!!!!(石丸さんはできるだろうか???)



神父に自分が投獄されるまでのいきさつを話すと、
短い話の中にも彼が陥れられたことを理解し、神父が理解したことをエドモンドへ話してやる。
モンテゴはメルセデスを横恋慕したい、ダングラスはエドモンドの出世を恨んでいる、
ヴェルフォートはおじがナポレオンのエルバ島脱出の手助けをしようとしているのを知られたくないという、
3人のねらいを言い当てて、エドモンドを消そうとしているというのだった。

そして、モンテゴはじめ、あの3人への復讐へ向けて進み始める。
(話が前後しているかも)


穴をスプーンで掘っていて落盤事故で、神父が亡くなるとき、モンテクリスト島の財宝の話をしてくれる。
そして、神父の死体と入れ替わって、死体袋に入って、海に捨てられる。

この場面の海に投げ入れられて、海底で袋を破り、
海面に出てくるシーンの映像と演技(ワイヤーワーク)のコラボまたまたすばらしい
3D画像を見ているようで、私はちょっと酔ってしまったのだった。
本当にすばらしい。
日本でこんな舞台美術を見たことがあったかな・・・ないなぁ~。



海賊に助けられてからの場面は神父に教わったことがあちこちに出ていて、それもおかしかったりする。
もちろん1対1の勝負を迫られるが、あの剣さばきの特訓の成果を大いに発揮できるのであった。
勝負に勝ち、モンテクリスト島に行き、洞窟で財宝を見つけるのであった。

この財宝が怪しく光っていて、すごい!
1対1の戦いをして、命を救ってからずっと働いてくれるジャコポ(ヤコブ?)
彼が派手なネックレスを触って感激していると、エドモンドと目が合い、
まずいって感じで手放すけれども、それをあげるというんですよね。
エドモンドって、真剣に命を狙っていた人とも、対等に付き合っちゃういい人なんですね。


そして、生まれ変わってモンテエドモンド伯爵として生きていく。
このときのソンロク氏の立ち姿、くらっとするほどかっこいい
背がとっても高いので、赤いロングマントが似合うんです
日本だったら、山口さんみたいな・・・でも、それ以上に彼はかっこいい

ヤコブに自分を陥れた3人の現在の様子を探らせると、
みんな、より裕福に、そして、位が高くになっている。
そして、いとおしいメルセデスの事を聞く。
躊躇しているけれども、「話せ」というんですよね。
それで、モンテゴと結婚していたことを聞き、
4人への復讐を決断する。
1幕最後の曲『HELL TO YOUR DOORSTEP』(お前らにプレゼントする地獄)

この曲のメルセデスへの視線がとっても痛い。
あれはうそだったのか・・・「コジンマリ」という言葉が繰り返される。
ずっと愛していると言っていたのに・・・みたいな裏切りを目の当たりにするんですよね。
つらいエドモンドの心の叫びが・・・(昨日のブログの動画の上のほうの最後の曲です)

彼は14年間、メルセデスを思い生きてこられたのだろうと考えると
あまりにひどい仕打ちににもう涙、涙・・・
(実際は、モンテゴにだまされて、結婚したんだけれどね・・・)



もう少し語らせて・・・

3月26日(土)その5 マチネ 『モンテクリスト』 シン・ソンロク&チェ・ヒョンジュ(忠武アートセンター)

2011年04月02日 05時17分47秒 | 芝居(韓国)
モンテクリストの話、全く知らず
ただ前回初演の評判がものすごくよかったので、行きたいなと思った。
そしたら、ドラマでとってもはまってしまったオム・ギジュン氏が出ることがわかり
行きたいモード100倍になり、弾丸旅行を計画したのだった。


先日会った友人に『モンテクリスト』の話をしたら、
「ああ~、『巌窟王』ね。子どものころ、読んだよ。有名でしょ。」と、
知っていることが常識のように語られてしまい、
いかに私が無知なのか思い知ったのであった



まず、初『モンテクリスト』のキャストは・・・(怪しいハングル読み、読み違えご勘弁を)


エドモンド:シン・ソンロク
メルセデス:チェ・ヒョンジュ(劇団四季にいらした西さんですね)
モンテゴ:チェ・ミンチョル
ルイーザ:キム・ヨンジュ
フェアリー神父:キム・ヂャンソン
ヴィルフォート:チョ・スンチャン
ダングラス:キム・ソンミン
アルバート:キム・デヒョン
ヴァレンタイン:イ・ミキョン
モレル:イ・ジス
ジャコプ:キム・チョルム




むふっ・・・
でも、どうやってもうまく撮れないキャスト表・・・




私の席は・・・・
入り口近くの柱に貼ってあった座席図でチェック。
舞台に向かって右側(上手)通路側、一桁列
(実は15列くらいしか取れなかったのに、最近になって、空きを見つけて取り直した。
韓国の芝居は前日5時までキャンセルできるんですよ。
このキャンセル代は240円くらいだったかな・・・。
その金額がかかっても、10列前で見たかったぁ~。
日本もこのシステムにしたら、需要と供給がうまくいくのでは?ねっ、四季さん…





詳しく書くと時間がかかりそうなので、一言ずつの感想を・・・。

映像を使うって、こういうこと何だぁ~と感心した。
中幕よりも前に薄い膜がかかり、そこに映し出される。
あるときは暗い夜空に荒波だったり、ヨーロッパの地図であったり。

特に、地理に弱い私はこの場面転換ごとにヨーロッパの地図が出てきて、
「まずはエルバ島の話」「これからは、マルセイユでのお話ですよ」「次はパリですよ~」と
教えてくれるこの場面転換の使いからは、とってもいい。
(東京でのレミゼの「○年どこどこ」と字で表されていたのが、地図でクローズアップされるんですよぉ~)


最初、船のシーンも波がすごくよかった。リアルに舞台表現できるものね。
ハングルはたぶん1割くらいしか理解できていないと思うけれども、
最初、船の船長がなくなって、エルバ島に遺体を届けると、
元帥から手紙を届けるようにエドモンドは渡される。
エルバ島って、ナポレオンが流されていた島なんですね。

しっかりエドモンドが船長になるのを、うらんでいるダングラスが話を聞いているんですよね。
この表情も実に何かしでかしそうな嫌な予感がする演技でした、。



マルセイユに帰って、恋人であるメルセデスと再会。
『WHEN LOVE IS TRUE』(愛が真実である時←ハングルからの訳)
指輪を渡します。
このときのラブラブ度・・・もう素敵過ぎる!
(下手にある船の穂先での演技なので、やはり上手が見やすいかも)

指輪を渡す時のソンロクエドモンドのおちゃめな、
メルセデスの反応に期待いっぱいな、幸せいっぱいな表情に
そして、指輪を渡された時のメルセデスのあの顔の表情は忘れられない。
これから幸せしかないといった感じなんだもの。
これが後半の無表情の、いえ、かなり冷え切ったメルセデスをより引き立たせるんだなとあとからわかったのだった。



婚約をみんながお祝いしている中で、怪しい2人。
モンテゴとダングラス。
モンテゴって、言えないけれども、影でずぅ~~~とメルセデスが好きだったんだな~と思う踊りの場面での目の演技。
彼は大好きな人と踊っていても、眼差しに暗さが残るんですよね。
ミンチョル氏、さすが



幸せいっぱいの宴会場面に警官登場。
私のすぐ横をとおって行き、つれられていくソンロクエドモンドも真横を通り、
また裁かれるために戻ってくるときも横を通ったのだった。
このときのメルセデスの切なそうな様子。
エドモンド、モンテゴに頼んじゃって大丈夫なの???と心配になるのだった。
だって、そんな感じのミンチョル氏なんだもの。


裁かれたときに、最後に聞かれた「その手紙は誰宛か」の言葉に
ソンロク氏は答えてしまうんですよね。
実は、その裁判官の父親の名前。
父親がナポレオン支持者だと世間に知られると、今の自分の立場も危うくなるため
監獄行きにしちゃうんですよね、しかも終身刑。



監獄についてからの『I WILL BE THERE](いつもきみのそばに)
CDに3キャスト分入っている、あの有名な曲になる。
こういう設定だったんだぁ~。
舞台下手はエドモンドのいる監獄、上手はメルセデスの祈っている教会。

とにかく舞台美術がすばらしい

そして、不覚にも1割くらいしか理解していないのに、
シン・ソンロク氏とチェ・ヒョンジュさんの演技で大泣きしてしまった・・・。
大柄なソンロク氏が、がくっと肩を落とし、絶望している姿、
ヒョンジュ氏が一心に祈っている姿・・・本当に舞台に引き込まれた



長くなったので、続きは明日



シン・ソンロク氏の画像発見!
どちらもメルセデス役は、3月末までアイーダをやっていたオク・ジュヒョンさん


こちらはピースなんてしちゃっていますが、離れ離れになって、私が大泣きしてしまった「いつも君のそばに」です。


余韻に浸る私・・・

2011年03月28日 23時37分29秒 | 芝居(韓国)
今日はなんとなく一人になると、知らず知らずに「モンテクリスト」の中の曲をめちゃくちゃハングルで歌っているのであった
職場の人にも「元気になってよかったね」と言われたのだった


早々に帰ってきて、ネットで動画を探していたのだった。





リュ氏とはまた違った魅力のあるシン・ソンロク氏



日本のリュ氏って誰だろうとこっそり思ったけれども、いなかった。
坂健もすてきだけれど・・・









リュ氏のジキハイも観ておきたかったぁ~。はあ~~~




気になるジキハイ
次回はジキハイメインで・・・?