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うきうき日和 日々のこと

旅行好きのうきうきと愛犬ぶーのブログ
韓国ミュージカルにはまっています。

7月30日(土)その9 ソワレ 『三銃士』(世宗文化会館)

2011年09月27日 05時24分24秒 | 芝居(韓国)
キャストは、マチネと変わらず

ダルタニアン:オム・ギジュン
アトス:シン・ソンウ
アラミス:ミン・ヨンギ
ポルトス:キム・ボブレ
リシュシュー:ヤン・ジュンモ
ミレディ:ペク・ミンチョン
コンスタンス:キム・アソン
シュジャク:キム・サンヒョン



同じキャストで2回観る。
普通の人が聞いたら、おもしろいの?ということになるだろう。
でも、舞台は生きているので、楽しいのだ。

特に、この三銃士はアドリブの部分が楽しすぎて、毎日、毎回観たい位。



この回の私の席は、『三銃士席』

早めに劇場に着いて(50分近く遅刻したマチネのようなことがないように)、
チケットを引き換えていたら、「英語がわかる?」と聞かれたので、
「少しならば」と答えたら、どうもプログラムを売っている売店にチケットを持っていくと、
お土産をもらえることがわかった。

なんとプログラムと、ケーギの形のタオル
それぞれ10000wで売っていたので、チケット代が20000w高い分
相殺した形ですね。




日本の皆さん、このシステム、わかっていたのかな。
おせっかいな私は私の席の近くで、
日本語のモニターをつけていた方に声をかけてしまったのだった。
やはりわかっていなくて、プログラムを買うところだったらしい・・・。




ではでは、カテコの写真



日本で会いたかったヤン・ジュンモさん(しつこくまだ言う私)


ダルタニアンが主役かと思いきや
カテコでは案外早めに登場のダルタニアン。


でも、ジャンプするなど動きが早いので、私の写真技術ではうまく写せない




ミン・ヨンギ氏もなかなかホワイトバランスなどがよい写真が撮れないんですよね。



本当に仲よさそう!



シン・ソンウ氏、かっこいいな~~~


と思うと、こんなお茶目なところもあり・・・↓





ん~~、このカンパニーの仲良しさが伝わってくる。



ペク・ミンチョンさんはこの日が千秋楽だったので、
(といっても、ほぼこのメンバーですぐに『ジャック・ザ・リッパー』なのに)
この後、涙、涙。
素敵な三銃士の方々に、たくさん励まされていたのだった・・・。



またいつか会いたいオム・ギジュン氏ダルタニアン
(すぐにでも会いたいのだけれども・・・)


一度舞台の後ろにはけた後に、やってくるダルタニアン



シャッターを切ったタイミング悪く、こんなおかしなオム・ギジュン氏が撮れてしまった。
「お父さん、正義は生きている」と言っているところですよね?




とっても幸せな、とっても満足な時間を過ごせた。




1000w(約80円 あくまでも0.8円計算な私)で売っていたポスター。
部屋にポスターを貼る歳でもないのに、買ってしまった。



マチネ公演遅刻時に発見した楽屋口にて、出待ちをして、
帰るオム・ギジュン氏に手を出して、握手してもらったり
ヤン・ジュンモ氏に「日本での公演、どうやったらチケット取れるのかな。
KARAが出るとなったら、チケットが取れるか心配…。」なんて、話をして、苦笑されたり、
(日本語がわかるファンの方に通訳してもらったりして)
ヨンギ氏とお話したり、一緒に写真を撮っていただいたりして、終演後も楽しかったな~~~。


ピースが逆になるんですね・・・。



はっきり言って、忠武よりも世宗文化会館の出待ちのほうが、皆さん、ゆったりしている。
それは、日本人が少なくて、その人オンリーのファンが多くて、
じ~~っくり話をなさっていたからかも。
私みたいに日本人って、いろんな俳優さんのところに動きまくるから、
あわただしくなるし、競争みたいになってしまうんですよね。





秋の城南アートセンターにも行きたいけれども、
行けたとしても、土日のみの私にとっては遠すぎる。
もちろんオム・ギジュン氏、そして、イ・ジフン氏のダルタニアン、姫のコンスタンスが見たい、
あ~~、この組み合わせは飛行機の時間を考えると不可能。

ハムレットとうまく組み合わせて、3本みたい。

でも、どう考えて、仕事が土日のどちらかに入っていて、見に行けそうもない。
あ~~、考えれば考えるほど、落ち込む日々。

7月30日(土)その6 16時開演『三銃士』(ソウル・世宗会館)

2011年09月25日 04時05分20秒 | 芝居(韓国)
またまたなかなか写真の整理ができていない7月終わりのソウル旅行の話。
すでに忘れかけていますが、自分の記録のために書いていくことにしました。





あわてて、ホテルを出て、5号線で光化門駅まで。
近道だと思って出た出口から会館に入ろうと思ったら、警備員さん・・・。
どうも近道だと思ったところは、楽屋口だったようで

ダッシュで、正面入り口を入って、チケットセンターに。
カウンターのお姉さんも時計を見て、びっくりしている。
だってね、45分遅れ。
「大丈夫?」と言われながらも、外国人の私に親切な係の人たち。

モニターを見ると、第1幕のあの「三銃士になるテスト」の場面。
すごく会場が受けているのがわかる。
あ~~~、1幕の三銃士に会うシーンと、
このテスト、そして、釣りは絶対見たかったんですよね、オム・ギジュンさんで…


このアドリブのシーンが終わるまで「待って」と言われたので、待つことに。


会場ロビーにはたくさんの人。
なんとなくモニターで楽しんでいらっしゃる。
涼しいし、ただだし、おいしい時間の過ごし方だと、今更ながら気づいた私


係の人に案内してもらって、席につくと、誰かが座っている…。
前方席のセンターが空っぽなら席を移りたくなりますよね。
「えっ??今頃来たの??」と言うオーラーたっぷりに席を移っていかれました…。


気分を変えて、観劇に集中しよう!

会いたかったオム・ギジュンさんを観たら、しかも、近くで
部屋に帰らなかったらよかったな~との後悔ばかり。

でも、「夢の中で起こしてくれてありがとう」と本人を目にしながら、感謝したりして。

オム・ギジュンさんの田舎者の歩き方が本当にかわいくて、
コンスタンスとのラブラブ度というか、おばかさ加減もかわいくて、
この芝居をずっと見ていたいと言う気分になったのだった。


見出したら、あっという間に1幕終了。
そうですよね、45分遅刻なんですから・・・。


今日のキャストは・・・

ダルタニアン:オム・ギジュン
アトス:シン・ソンウ
アラミス:ミン・ヨンギ
ポルトス:キム・ボブレ
リシュシュー:ヤン・ジュンモ
ミレディ:ペク・ミンチョン
コンスタンス:キム・アソン
シュジャク:キム・サンヒョン



この回の一番印象に残ったのは、釣りのシーン。
ミン・ヨンギさんのたらした竿の先についた客席の方からのプレゼントが
あまりにも重過ぎて?竿が上げられない状態に。
そうしたら、それを見ていたキム・ボブレさんポルトスが背中を蹴るような形で
客席にヨンギさんが落ちてしまった。
これ、落ちたのか、降りたのかがよくわからない・・・。
でも、ヨンギさん、一瞬はっとして、急に平泳ぎの手をしだして・・・
おかしいの何の・・・
その様子が、本当にびっくり・・・した様子から、水を得た魚のごとく泳ぎまわっているヨンギさん。

これって、ミュージカルの舞台というよりも、おかしいお笑いを観ている感じ。
三銃士の突っ込みも楽しくて・・・。

(すみません、時間がたってしまったので、夜の回だったか、
この回だったかはっきりしなくなってしまったのですが、
会場があまりに沸いてしまったので、
波が騒いでいる・・・みたいなせりふも出てきて、
客席全体もしっかりいじられて・・・
すごく楽しかった・・・)


あらら?
こんなアドリブに集中しての観劇だったのだけれども、
本編だってすばらしかった
この舞台をず~~~っと観ていたい。
オム・ギジュンさんの眼光鋭い、悩める姿ではなく
どたばた歩いて、にたっと笑って、、ピョンピョンはねて・・・
そんな姿を見るのがとっても幸せ

あれ?
また違ってきた・・・。


このメンバーで、8月に違う会場で違う演目を観る楽しみもあるものの、
やっぱり、この『三銃士』の軽さが本当に楽しい。

やりたい放題、舞台を楽しんでいる。
でも、歌はすごく聴かせる。
最高なんですよね。


大遅刻したことは悔やまれるけれども、
この舞台を観られたことに感謝。




さてさて、 



カテコの写真

この笑顔を見たかったぁ~~~!!
1月に日帰りで観て以来。
本当に心からニタニタしちゃいました。



ベテランぞろいの舞台。
昨日のキム・ジンウ氏とは、皆さんの様子がまた違った感じ。




ちょっとした動きが、田舎ものっぽくて、
ドラマで見せる意地悪そうな表情とは違って、かわいいんですよ、ダルタニアン。


「ウ~リ、ハァ~~~~ナァ~~~~」
来られてよかった、また観られてよかった。遅刻しちゃったけれど・・・。


とにかく舞台を楽しんでいらっしゃるんです、皆さん。
その楽しさが客席にもバンバン伝わってきて、客席もとっても楽しい。
とにかく元気が出る舞台!
ん~~~、最高!!


ところで、この日は夜の部もチケットを取っていたので、本当によかったと心から思ったのだった。




8月13日(土)その9 20時から『ジャック・ザ・リッパー』(忠武アートホール)

2011年08月13日 23時50分42秒 | 芝居(韓国)

雨、雨


今日のチケットは、買い替えを何度もして取ったもの。
オム・ギジュンさんの出る公演は人気があって、大変
10列目のセンターブロックでの観劇。



今日のキャストは


ダニエル:オム・ギジュン
アンダーソン:ユ・ジュンサン
ジャック:イ・ゴンミョン
モンロー:イ・ジョンヨル
ポリー:ペク・ミンジョン
グロリア:オ・ジニョン

ユ・ジュンサン以外皆さん、今日が楽。

その中で注目は、大好きなオム・ギジュンさんとポリー役が大好きなペク・ミンジョンさん
 

舞台も観客も、熱が入っていたすごい公演だった。



では、携帯で載せようと思ったのに、遅れなかったことを中心に・・・


なんなの!このオム・ギジュンさんのアドリブ
おかしくって、会場から苦笑・・・
わかる人はきっとファンなんだな~~~。

私が見つけられたアドリブ
1、馬車で惹かれた人を助けた後に、グロリアを探し、ジェーソン博士からの手紙・・・のくだり
  ジェーゾンが「モンテクリスト博士」になっていた

2、「グロリアについてきて」と言われて、ついていくシーン
  アン・ジェウクさんも、確かイ・ジフンさんもあの売春婦のマネージャーのホモみたいな男性に
  投げキッスしていたのだけれども、女性?観客?にしていた。(ちょっとあやふや)
  ただ、会場からすごい声が・・・。

3、グロリアについていくときに回り舞台が回転して、階段を下りたあたりで・・・
  こける。
  そして、何かせりふを言っていたんですよね。
  私の周りは大笑いしていましたが、聞き取れなかったぁ~~~。
  わかった方、教えてください。

4、グロリアにあの人がジャックだからついて行くようにと言われて、あわてている場面で・・・。
  「ウリ、オンジェ マンナ・・・。」(僕たち、いつ会えるかな・・・)というせりふで、
  「ウリ ヌン ハナ。あっ、違った・・・」と・・・。
  明らかに会場の笑いを取ろうとした感じ。
  会場大喜び


『三銃士』のときもそうだけれども、オム・ギジュンさんって、会場をのせるのがとってもうまいと思う。
会場が一体になるものね・・・。



とにかく目の演技まで細かくて、もう感激しまくり

1幕最後の7年たって、グロリア再会部分は、キジュンさんは、涙でグチョグチョだった。

もう1幕終了した段階で、よい舞台を見せていただいているなと思うくらい、
胸がいっぱいになってしまった。


モンテクリストのとき、昼に見た公演が響いていて素直に見られなかったからか、
はたまた、キジュンさんが不調だった?からか、あまりはまれなかった。

だから、ダニエル役もどきどきした。
でも、、すごくよい。
喜怒哀楽全ての感情が入る、この「ジャック・ザ・リッパー」のダニエル。

細かい演技がたくさんで、歌は勿論、芝居面でも納得できるものだった。


ジャックにマントを着せられて、出かける場面も
気持ちを入れ替えて出て行くときのマントの翻し方もふわっと素敵だった。
(あ~~、もう一度、『モンテクリスト』を観直したい!)



2幕後半の、『私がジャック』の「二人ジキハイ」部分は、
やはりイ・ジフン氏のダニエルがジャックに替わる瞬間が際立っていたと思うものの、
それ以外の表情から、すべてもう最高だった。

杖?を手にした瞬間から、目が変わるんですよ。
笑い方もすごく卑劣、歩みもいやらしくなるんです。


話は前に戻るけれども、初めて自分が殺してしまったと思う臓器をかばんから取り出すシーンなんて、
かばんの中を見て、でも、取り出すときは直視できずに目をそらしながら取り出したり
(アン・ジェウク氏はしっかり見ていますよぉ~)


ダニエルって、人間的に弱いんだよね、と思う部分の表現がすごい。
もちろん、グロリアとで会ったときの、浮かれ具合だって、
舞台の奥から走って出てくるときから浮かれちゃってすごいんだけれども。



この日のカテコは熱かった・・・。


どうやってもうまく撮れない、ペク・ミンジョンさん。
動きがあって、短時間だから・・・。



今回、私はこのオ:ジニョンさんのグロリアのほうが、強かさが好きだった。


 
ユ・ジュンサンさん、熱唱!!! 


後姿もかっこいい!!
(ただ仕事関係の方に彼にそっくりな方がいて、どうしてもその人に見えてしまう・・・。
逆に、先日、その方と飲んでいて、ユ・ジュンサンに似ているな~とボケ~~ッとしちゃったんですよね。
勘違いしないように、次回彼の写真を持っていって、説明しよう!)


 
どたばた歩きは『三銃士』ダルタニアン仕様だったようで、
ダニエルの時の足裁きは実にスマート!



この後、ユ・ジュンサンさんからキャスト紹介あり。
動画で撮ったけれども、UPの仕方がわからない・・・

最初のせりふで『三銃士』といってしまい、キジュンさんに突っ込まれています・・・。
オム・ギジュンさんが何か一言、耳元でつぶやくんだけれども、
なんて言っていたのか、すごく気になるけれど、わからない


挨拶の後、

こんなふうにみんな去っていって、


ここで、ジャックが吠えるのだけれども、
なぜか回り舞台をそのまま回って、みんなが戻ってきて・・・


またまたおしゃべり

そして、前方から、スモークがわぁっと出て・・・


みんなで手をたたいたり、肩をたたいたりしながら後方へ去っていった・・・。


最後のオム・ギジュンさんの振り返りがいいでしょ!!
素敵な笑顔・・・。





本当に楽しかったな~~~。









写真撮らないでと叫びながら出てきたマネージャーさんの影を歩いて、さっと出てしまったオム・ギジュン氏。

やっぱり前回、握手をしていただいたことは夢の出来事だったみたい・・・。
大スターですものね。


この日、帰りの電車で、写真を整理していて、
カテコのミン・ヨンギ氏の動画を間違って消してしまった。
ショックで寝つけなかった
部屋でゆっくりやればよかったのに・・・。
ユーチューブで探せるかな~。





8月13日(土)その6 15時から 『わが心のオルガン』(ホアムホール)

2011年08月13日 17時30分35秒 | 芝居(韓国)
はっきりいって、土曜の昼の部は、何を観ようか決められなかった。
『スプリング アウェイク』も、『キム・ジョンウク探し』も、
しつこいようだけれども、オム・ギジュンさんの『ジャック・ザ・リッパー』も
まだ観たことのない『NANTA』も、『ヘドウィック』も・・・観たいものだらけだった。

最後まで悩んだのは、『スプリング アウェイク』


でも、なんとなく、観ておこうかなと思ってしまった『わが心のオルガン』
「日本語字幕付き」にもなんとなく反応してしまった。


会場は、市庁から歩くこと15分くらいの新聞社の中にあるホール。





入るとすぐわかる入り口。


横でチケットを発券して・・・入場。
(3割引のチケットは満席で買えなかったので、仕方なくインターパークで、定価6000wで買う)
なんと2列目センター。
前方(割り引きなし?)に空席が目立って、かわいそう・・・。



今日のキャストは
キム・ドンウ:ティム
ホンヨン:チョン・ウンソン
ヤン・スジョン:ソンウ
パク・ホンデ:キム・ジェマン(怪しいハングル読み)


休憩なしの110分。
大作ばかり観ている私なので、印象は『サビタ』のような小劇場風の作品だなということ。
3連休中日ということもあって、家族連れ、年配の夫婦が多いなと思った。


途中、胸がキュ~ンとなった。
主役の2人が本当にかわいらしいのだもの。


客席にも雪が降ったり、素敵だった。

ホンヨン役の女性が本当に可愛かった。
ティムさんも、素直な、素敵な歌声だった。
観終わった時、ほんわかした。



最初から日本語字幕用のの液晶に「演技中の撮影はできないこととカーテンコールは撮影できること」が
ハングルで明記されていた。

でもね、最後のカーテンコールがまたまた素敵で、話が続くのだ。
だから、のんびり写真をとっていてはだめ。


ネタバレしますが・・・














大ハプニング

朴先生とあの子どものお母さんが結婚する。


花嫁のブーケを取ったのは、ホンヨン


そこで、2人は再会???
そして、そして、
 









気持ちが本当にほんわかした。




日本語字幕がしっかりしていたので、内容もバッチリわかった。


おすすめです



フロアには

幕のほかに、


昔のもの(小道具)が置かれていて、懐かしそうに観ている方や子どもに説明している方がいた。









入り口近くには
メッセージボードや俳優さんへのシールもあって、おもしろいと思った。




8月12日(金)その6 20時から『ジャック・ザ・リッパー』(忠武アートホール)

2011年08月12日 22時45分30秒 | 芝居(韓国)
今日の舞台のキャストは・・・。


ダニエル:アン・ジェウク
アンダーソン:ミン・ヨンギ
ジャック:シン・ソンウ
モンロー:イ・ジョンヨル
ポリー:ペク・ミンジョン
グロリア:キム・アソン



ミン・ヨンギさんのアンダーソンは昨年の公演では見られなかったので、
すごく楽しみだった。

しかも、2列目
ミン・ヨンギさんをずっと観るぞ~~~とギラギラの目で見てきましたよ!!

(会場にはたくさんの日本人がいましたが、
ミン・ヨンギさん目当てって、私くらいだったかもしれません。)




そして、シン・ソンウさんのジャック。
あの1幕最後の一言「オレンマニア」がとっても聞きたい!!




(では、携帯で終演後に送信したもののUPできなかった分を・・・)
今、公演が終わったのだけれども、一番印象に残っているのは、

1幕最後と、2幕の佳境の場面。
共に熱くて、みんな壊れちゃうんじゃないかと思ってしまった。
すごかった

7月後半に観た前回よりアンジェウクさんも熱かった。


この演目は下手がいいと思っていて(昨年夏見たときの印象で)
でも、今日は上手で観たけれども、上手の方がアンダーソンの「イフェセトシ」(でしたよね(;^_^A)も
「イトシガシロ」も、目の前で歌われるから、とってもよいことがわかった。

ミン・ヨンギさんのアンダーソンは、登場シーンからして、キム・ジュンヒョンさんと違う。
もうふらふら。
そして、報告書を書きながらも、ものすごく苦しんでいる様子が強いくらいにあらわされている。
人間らしいアンダーソン。

報告書の途中で、席を立ち、タバコを吸うシーンでも、
タバコにライターの火をつけようとするが、手が震えて、火がつかず
手にした報告書に火をつけて、それでタバコの火をつけるといった演技。
(3人とも違いますね。ここ・・・)

ヨンギさんのアンダーソンは、せりふに入る前の間がすごくいいな~と思う。
そこに、人間の弱さがでるんですよね。
コカインを吸っているところを撮られてしまったので、
モンローのカメラを取り上げて、去っていくところとか(ユ・ジュンサンさんにはないですよね?!)
「6対4」と言い合うところも、世間の裏をわたってきた感じが出ている。
(ここでジャベールを思い出しちゃうのだけれども)

(略)

2幕、最後。
ポリーにお願いに行くシーン・・・。

ペク・ミンジョンさんのポリーを7月に観た時に大泣きしてしまった。

彼女のポリーで、私はポリーってこういう人なんだよね・・・と思ってしまっている。
生き方が本当に下手な感じ。幸せをどうやってもつかめない感じ。

今回も、このミンギさんとのやり取りで、涙・涙。

お互いの想っているのに、その想いが通じない。
「頼みたいことがある」「何でもアンダーソンの言うことならかなえられる」といったせりふが
あるのだけれども、そこがとっても痛々しい。
そして、続く、「雪だ・・・」のせりふ。
2人の間のやり取りがすごく泣けるぃ~~。
本当に薄幸な2人。幸せに近づきたくても、先が見えない感じ。

そして、アンダーソンが橋の上で、花を思いっきり投げ捨てようとするんですよね。
投げちゃうんじゃないかと思った瞬間に、ポリーにバラの花を見られてしまうんです・・・。


「ヨンギさんのアンダーソンはかっこいいよ」と『三銃士』でお会いしたミン・ヨンギさんのファンの方が
おっしゃっていたけれども、かっこいいのは、立ち姿、振舞う姿。
背景にあるものはすごく不幸なこと。
涙が止まらなかった。

ラスト、「ようよく正気に戻った」というシーンは、もう発狂している感じで、
ポリーを失ったやるせなさがすごくでていた。

ますます、ミン・ヨンギさんから目が離せない・・・。



もう一人、初見のキム・アソンさんのグロリア。

私のイメージと違っていた。
ソニャさんが好きなので、余計そうかもしれないが・・・。
コンスタンスのイメージが強かったからか、お嬢様に見えてしまう。
グロリアの生活感がなかった・・・。
どん底から救ってくれそうなダニエルとの出会いの喜びが薄かったように思う。
グロリアは難しい役だなと改めて感じたのだった。


ソンウさんのジャックは怖すぎ。
ダニエルをもて遊んでいる感じ。
人間の隙にうま~く入ってくるんですよね。

立っているだけで、すごく華のあるジャック。
かっこよすぎて、「狩に行こう」(でしたっけ?曲名あやふや)は、
たくさんのアンサンブルたちが血を流すのだけれども、
かっこよすぎて、見とれちゃいます、毎回。
(殺人がかっこいいなんて、非道徳的ですが・・・)


ソンウ氏&イ・ジフン氏で観てみたかったぁ~。↑
二人ジキハイは魅せると思う。

 
モンローも相変わらず、お金に汚い感じだし・・・。

 
相変わらず、ダニエルはさわやかだし…。
キム・アソンさんだから、「아저씨 (アジョシ・おじさん)」と言われても納得。
というか笑っちゃったぁ。(ファンの人、ごめんなさい)



本当に素敵な舞台だった。大満足。
ずっと、ずっとこの演目を観ていたい!!!
私はハッピーエンドが好きなので、テーマも結果も悲惨で嫌いな内容なのに、
曲のよさ、舞台の照明やセットのよさ、そして何より、舞台上の俳優さんの実力に
くらくらしている私。
(アンケートの「目的の韓流スターは」なんてのがあっても、私は演目が好きと書いてしまったくらい好き)


7月に来た時から、管楽器がすごく気になっている。
これでいいのかな???
(耳が悪いので、わからない




明日は初オム・ギジュン氏。
彼のダルタニアンが大好きだから、はまれるかな~。
ちょっと心配。


では、帰って、余韻に浸ります。



ミン・ヨンギさんにお会いできたけれども、この日の出待ちがすごい人で、
あまりお話ができなかった。



ホールの入り口にあった作品、かわいい!


余談

この中央の青年!
アンサンブルで、娼婦のマネージャ役なのだけれども、
舞台で映える。ちょっとチェック!(サインをもらったミーハーな私)

7月29日(金)その10 20時『ジャック・ザ・リッパー』(ソウル・忠武アートホール)

2011年08月08日 06時45分39秒 | 芝居(韓国)
今回のソウル旅行での一番の楽しみは『三銃士』(たったの17公演の)だった。

でも、どうしても見ておかなくてはいけないものがあった

それは、キム・ジュンヒョンさんのアンダーソン。

運のよいことに滞在中に、出演していたので、
しっかり最前列、しかもタイプライター打ちのよく見えるセンターブロック下手のチケットをゲットしていた




今日のキャストは・・・


ダニエル:アン・ジュウク
ジャック:イ・ゴンミョン
アンダーソン:キム・ジュンヒョン
モンロー:イ・ジョンヨル
ポリー:ソ・ジヨン
グロリア:オ・ジンヨン



キム・ジュンヒョンさんのアンダーソンは、昨年夏よりもずっと都会的で、かっこよくなっていた。
コカイン中毒になっているように見えなくて・・・
昨年のほうがもっと薄汚れていて、裏社会も知り尽くした男って感じだった気がする・・・。




カテコの写真も踏まえて・・・一言感想(このままだと全部の感想を書く前に次の舞台を見そうで・・・)




今回、アンサンブルにはこの舞台でデビューする人が多いことがプログラムでわかった。

気になったのは、酒場のシーンの「殺人」だったかなのショーのシーンで出てきた男性。
モンローに「男だか、女だか」と言わせちゃった人、彼の声はすごいなと思ってしまった。
日本でも『もののけ姫』を歌った方みたいな感じ・・・。

それから、娼婦宿の男性、この方も気になった・・・。
これから、いろんな芝居で活躍しそうな雰囲気・・・。






ポリーとアンダーソンの関係を思うと、本当にこの舞台はむなしくなる…。





グロリアというと、昨夏、ソニャさんがとても印象的だったので、彼女と比べてしまうのだけれども、
オ・ジンヨンさんもなかなか歌える方。
『風と共に』を歌っているときは、少女なんですよね・・・。
なので、ダニエルをかわいいというせりふがなんだかしっくりいかない。
ダニエルより年下なのだけれども、世間の裏を知っちゃっている女性という印象なんだけれども、
そこまですれていなくいて、少女のまんまといった印象を持った。


そうそう『ロンドンの夜』の歌詞が一部変更されていたと思う。
マダムが「みんなゆっくり品定めしていいわ、みんなお若いのよ。
今日初めて出たレディ、処女だわ。・・・」でのくだりが変更されていて、
「コジンマリ!」で〆られる部分が、「私」みたいに自分を売る歌詞になっていた。
(ハングルがわからない上に、最前列で日本語字幕観られず)






イ・ジョンヨルさんのモンローは、昨夏『ミス・サイゴン』で拝見して、
エンジニアを演じる彼に対して、「あやしいてきや」なんて感想を持ってしまった私なのですが・・・

今回は、本当にいやらしい感じ。
金の亡者・・・。

最後の場面では、グロリアを殺したのは、君?と思ってしまった・・・。

このあたりが3回目にして、理解できていない私。
グロリアを殺したのは、ジャックといっているが、
ジャックになっているダニエルが殺したのだとばかり思っていたが、
今回、彼の演技を観ていて、自分の特報記事のために殺しちゃったんだと思ってしまったんですよね・・・。







やはり昨夏、『ミスサイゴン』で、クリス役だったイ・ゴンミョンさん。
彼のキャラクターと「ジャック」が合わなくて、どうなんだろうとずっと気になっていた。

昨夏観た2回は、シン・ソンウさんで、とっても怖くて、カリスマ性があった。
ダニエルとの対峙の場面なんで息を殺して観てしまったくらい。

イ・ゴンミョンさんは全く違って、あやしい誘惑を撒き散らす人。
魔法をかけ、いや、催眠術にかけて、殺人をさせちゃうような感じ。
美しすぎる・・・。

1幕最後の「オレンマニア(久しぶり)」というせりふの声が高くて、
やっぱり「怖い」というより、「妖艶」なんですよね。
あやしく誘って、狂わせる・・・って感じだった。




お疲れなのかもしれないが、すこ~~~んと抜ける声は健在

2幕のビッグナンバー(と勝手に思っている)『灰色の都市』と『この都市が嫌い』は
「これを聴くためにソウルに来たのよね~。」と思ってしまうくらい、素敵だった。
CDにどうして入っていないんだろう・・・。

  


カテコだって、すばらしかった~~~。



ただ、どこを観ていたのか、
イ・ジフンさん&ユ・ジュンサンさんのときの『私がジャック』が強烈だったからなのか・・・、
アン・ジェウクさんとのこの曲の印象があまり残っていない。
ただ観ながら、一人ジキハイだと思ったものの、
ジュンヒョンさんのダニエルの部分の印象がすごく少ないのだ・・・。
私が歌詞を理解していなかったせいもあるかもしれないが。

ずっと帽子で顔が見えず・・・でもね、えくぼがより深くなったみたいで、かわいいのだ


この下がる時の肩、かっこいいと思いません???
アンダーソン!!



アン・ジェウクさんのダニエルは、昨夏想像以上だったので、安心してみていたが
今年、歌が一段とお上手になった気がした。
そして、本当にかわいらしいダニエル。
2幕のグロリアのためと言いつつ、どんどん違う方向に行っているときの狂気染みた目の演技がいいんですよ。



このカテコは、一人ずつメインの歌を歌ってくれるので、
もう一度聞きたいなと思う気持ちを満足させてくれていいなと思う。


終わって、もう一度舞台の前に出てきたときのキム・ジュンヒョンさんの表情が素敵だったので








翌日の7月30日20時の公演は、アン・ジェウクさんのダニエル100回記念だったそうだ。
私は、『三銃士』千秋楽にしか頭がなかったけれども、
日本からもたくさんのファンの方がいらっしゃったようですね。




さてさて、私、今日はなんとしても感激を伝えたくて・・・。
アン・ジェウクさんはものすごい速さで、気づかれないように?さわやかにお帰りになり、
キム・ジュンヒョンさんは「ジキハイ」の時のように
ストレッチをなさっているのか、45分以上、1時間くらい後に出ていらした。

その間、イ・ゴンミョンさんとお話ができた。
(日本語のできるファンの方が通訳してくれたのと、
彼が日本語を習っているとかで、日本語、韓国語で会話できた)


彼のことを応援してくれているファンと雑談なさっていた。
お疲れ気味だったのに、最後の方までサインを書かれていた。


8月下旬の東京の公演は抽選にもれ、電話もつながらず、
チケットがまだないので、次回は『ゾロ』かもしれない。
これからの活躍も期待しています!!






そうそう、この会場で、日本語のアンケートに答えたら、ポスターをもらった。
それから、プログラムを買ったら、試飲用紅茶コーヒーももらった。


ポスターの欲しい方はぜひぜひアンケートを書かれるとよいですね
内容は・・・です。(三銃士のと一緒)











7月29日(金)その8 16時 『三銃士』(世宗文化会館)

2011年08月06日 03時21分51秒 | 芝居(韓国)
さてさて、本日の一人一人への感想は・・・(カテコの写真を踏まえて、カテコ登場順に・・・)

アンサンブルの方々・・・



シュジャク・・・彼、この役、似合っていていいなと思う。
1月には歌がイマイチだと思ってしまったのだけれども、
かっこいいんですよ・・・。
立ち姿がとてもよい。
ファンの方が、この役以外に今は出ていないので…と、気合が入っていましたよ。


 

こうやって、歩いて出てきただけで、風格があるんです、ヤン・ジュンモ氏のリシュリュー。
今、私の中で『オペラ座の怪人』のファントムナンバー1の方。
リシュリューに名前を見たとき、え???っと一番驚いた方。
(だって、あまり出番がないんですもの・・・)

場面転換の前まで、げらげら笑っていたのに、
心の中では正座して聞いてしまったくらい、素敵なんですよ、歌が。
内容は、双子として生まれ、見捨てられた自分の憎しみの歌なんだけれども、
深みのある歌声で、聞き入ってしまうんです。
前回の方もよかったけれども、ヤン・ジュンモさんが演じたら、
あまりに風格があって、「君にも日の目を見せてあげたいよ。」と思ってしまった・・・
リュシュリューの人間味がでていて、すごくよかった~~~

(普段のヤン・ジュンモさんは、目の前を通っても、あれ?と思うくらい
ファントムやリシュリューのような重厚な方ではなくて、Tシャツを着た普通の好青年。

これって、チョ・スンウ氏の時も感じたけれども、どなたにも感じる私の印象。

背が高くて、とにかくかっこいい。
街で見かけたら、振り返っちゃうだろうなという感じ。)


す・すみません・・・
芝居からはなれている




コンスタンス
とにかくかわいらしい。
この高音、大丈夫か?というドキドキ感。そのくらい、華奢な印象。
それがどっこい、普通に余裕で歌っちゃうんですよね。
しかも、地声の幅もあって、曲によって、地声で歌うときとそうでない時を分けていたのかな?




 
アラミス・・・ミン・ヨンギ氏
あの、オペラのシーンにいくまでも、下手の拍手が少ないとか要求しちゃって~~~。

でも、残念だったのは、ダルタニアンの銃士テストで、
拍手もいっぱいもらい、勢いを付けていたものの、
がさがさ声を出して、アトスに「やめておけ」と言われて、やらず仕舞いだったんですよね。
ミン・ヨンギさんの高音大好きなのに。
(この期に及んで・・・彼のモンテクリスト、観たい!)




ポルトス・・・キム・ボブレ氏
私は彼の『サ・ビ・タ』も観たくて、一生懸命日程調整していたんですが、だめだったんです。
それくらい、彼の演技と歌声好きなんです。
でも、今回は、とっても声ががさついていて、びっくり。
次回、のど飴を差し入れしたいと思っているくらい・・・。
(日本のものだと心配だろうから、韓国で買って・・・)

彼の海賊の歌、彼だから好きなんですよね。
やっぱりジャックとの掛け持ちは大変なんだろうなと察してしまった。
8月、声が戻っているといいな~~~。




ミレディー
彼女のミレディは、ダブルキャストのソ・ジヨンさんの方が色っぽいと思うけれども、
歌は彼女が好き・・・。

  
立っているだけで、かっこいいシン・ソンウ氏のアトス。
私の印象は、韓国の宇崎竜童。
歌がかっこいい!!歌声というか、魂に訴える歌なんですよね、ロッカーだから・・・。
ミレディとアトスの昔を回顧する場面の曲は、とっても素敵なバラード!
(ああ~~~CD発売して欲しい!!!)


 
キム・ジンウ君ダルタニアン
とにかくピョンピョンはねて、三銃士の中を駆け回る田舎者・・・。
歌えるんですよ、そして、コンスタンスにメロメロで、笑いも取れるんですよ。
おじ様たち(失礼)のテストもかわいく、クリアして、とっても好青年ダルタニアン



最後は、みんなで歌って終わり・・・。(曲名失念)
 
 
 

 

 
シン・ソンウさんが、キム・ジンウ君を見る目がとっても温かくて、
このメンバー、すごく仲がよいんだろうなと思わせちゃうカテコのちょっとした1コマ。

  

 
最後は剣をあわせて・・・(舞台が広いので、寄ってくるのが大変そう!!)
 

 

 
「ウリヌン ハ~~~~ナ~~~~~」とっても素敵なハモリです!


 
後奏ではキャストが抱き合ったりして、素敵!

 
このシン・ソンウ氏とミン・ヨンギ氏の手、あったかいでしょ
そのまま三銃士!
  
「お父さん、正義は生きています」

 
ダルタニアンが言いにくるんですよね。1場面最初を思い出すシーンで終了。
ガッツポーズもかわいい!!


 


「ワッハッハッハ」


最高に楽しい舞台をありがとう!!!!



7月29日(金)その7 16時 『三銃士』(世宗文化会館)

2011年08月06日 03時20分01秒 | 芝居(韓国)
今回の旅の目的、『三銃士』
その1本目は・・・



ダルタニアン:キム・ジンウ
アトス:シン・ソンウ
アラミス:ミン・ヨンギ
ポルトス:キム・ボブレ
リシュシュー:ヤン・ジュンモ
ミレディ:ペク・ミンチョン
コンスタンス:キム・アソン
シュジャク:キム・サンヒョン  (私の怪しいハングル読みです・・・


この韓国の『三銃士』は、今、帝国劇場でやっている『三銃士』とは全くの別物。
韓国のは、チェコ初演のチェコ版
帝劇は、オランダ初演のオランダ版。

『ファントム』と『オペラ座の怪人』のアンドリュー・ロイド・ウェバー版とケン・ヒル版以上の
違いがある。

そういうことを考えてみても、私は最初に韓国のチェコ版を見てしまったからか、
こちらのほうが好き。と言うより、大・大・大好き


まず、韓国の『三銃士』は、『三銃士』というお話はおいといて、
完全に韓国風?オリジナルなのだ。



驚きは、アラミスは元オペラ歌手。
昔は声だけで、世の女性を魅惑していたというほどの人。
ミン・ヨンギさんだからできるんですよね
ミレディとの関わりがあり。そして、とっても軽い男(婚約者がいてナンパって・・・あり?)


ポルトスは、海賊王だった・・・。

リュシュリューの罠にかかって、父親を殺されたミレディが、
王に鉄仮面を付ける・・・。
そして、王を抹殺しておいて、
王と双子で権力争いを避けるために捨てられた男、リシュリューが
王に代わって、王になろうとする。
(いくら一卵性双生児だったとしても、
女王が自分のだんなもわからないなんてと、突っ込みをいれたくなった私


などなど、原作を読んだ人や、先にオランダ版を観た人は
全くけしからんと思うに違いない舞台なのだ。


でも、それが最高によいのは、とにかく歌える実力のある、とても魅力的な俳優が揃っていて、
そして、なにより舞台転換がテンポよくて、
シリアスな場面と思うと、次にはお笑い場面。
それぞれ幕の途中に、アドリブの場面があって、それが楽しくて、
会場の観客とともに舞台を作っていくといった感じなのだ。
そして、私が冬と今回見た、どの回も観客を上手にのせ(観客がのせて?)
すごく盛り上がるのだ!

こんな楽しい舞台は初めてだった。
それが前回までの『三銃士』の感想。


さてさて、今回は。

席は、センターブロック2列目通路側。
後からこの席が本当にドキドキする席だということを知った。
実は2列目まではR席で、平日割引で、安かったんですよ!
忠武アートセンターではテストのキス席もつりも横のほうだったので、ここなら大丈夫と取った席。

約45分前に到着して、パンフレットも買い込んで、気合を入れての感激!
日本語アンケートにも答えて、
粗品をもらう。どんなんだろうと期待していた分、がっかり・・・。


今回もとっても楽しみにしていたミン・ヨンギさん、
キャスト表を見るまで、本人か??マークだったヤン・ジュンモさんをチェ~~~ック!
 
本人でしたね。


1幕アドリブ ダルタニアンテスト
その1
高い声が出せるかな・・・テスト
後ろに一度身を引いて、前にボールを投げるような勢いで発声
10まで数えられて、がんばって出したのに、「だめ!」

アラミスを見ろみたいな感じになって、ヨンギさんにやるのかなと思ったら、
拍手が少ないと言われたりして、
下手が少ないなどいろいろ観客が文句を言われ
観客も必至の拍手! うそうそ、黄色い声援。
言うかな?と思ったら、勢い付けて、後ろから前に物を投げるみたいに勢いを付けたのだけれども、
がさっとした声が一瞬出て、アトスに切られて、終了・・・。

ダルタニアンの「え~~?あれで~~???」みたいな顔がかわいかったぁ~~

その2
低い声が出せるかな・・・テスト
低い声が出ていたんだけれども、ポルトスの声に及ばず。
ボブレ氏の声、かなりがさついていたので、ここも飛ばすのかなと思ったら、
あまりの低さに、アトスとダルタニアンがひっくりかえていた!
でも、1月のような伸びが少なかったかな~。

その3
会場に下りて・・・
前に5歩だったかな?進んで、
右に3歩。
えっ??なんと私のいる列。
通り越して、私の後ろの3列目の方のところで、「左を向け」
うわ!私の真後ろの方だ。
なんと男性・・・。
その男性、舞台の三銃士の声でたたされて、
頭突き2回。
ダルタニアン、かなり怖がっていました。

それで、反対の通路側の席の方のほうを向けられて、キス10秒!

うわ!びっくり!!



2幕のアドリブ  釣りのシーン
聞き取りが間違っていなかったら、「たこを釣る」と言ってませんでした???
変装しているアラミスとダルタニアン、かわいすぎ。
ぜんぜん変装になっていないといわれているのもわかる気が

さおの先に1輪の花束。
さおを投げるかなと思ったら、それは見せ掛けで、それを2回。
たくさん釣れそうだみたいな会話があって、
ダルタニアンは思わず取られちゃった形で、B列最前列の人がゲット。
アラミスはなんとはっとして、私のいるC列に
私のまん前の人に花束を渡していた。
私のところに伸びたら、どうしようかとかばんをごそごそやってしまった。
(実はもしやと思って、買っておいたのであった・・・)

ダルタニアンのさおにはファンの方の手作りのものが入った手提げがつるされていて、
中身を見て、確かめては楽しんでいた・・・その姿もかわいい。


とにかく会場がすごく盛り上がって、私も大いに盛り上がって、楽しめた。





前回は後方席だったからか、今回からなのか、初感動のシーンがいくつか

オペラシーンのミレディのだんなさん(なんとか卿)は、ポルトスが演じていた。
最後、互いに役名を言い合って、紹介しあっていたもの。
前回なんで気づかなかったんだろうと思って、私の中で大発見。(もしくは新演出?)

2幕、アトスがミレディの部屋に忍び込んで、前の回想シーンの曲
あれ、とっても素敵なバラードですよね。
ダルタニアン&コンスタンスのメロメロ振りの曲よりも
ずっとロマンチックでにた~~ぁっとしちゃったのだった


本筋の「三銃士」とはちがうけれども、
こんな楽しい『三銃士』が大好き!


まだまだ書きたいので、続きま~す。








楽しかったソウルでの観劇 7月編

2011年08月04日 02時24分18秒 | 芝居(韓国)
今回は3泊4日できたので、
ゆったりとした旅行をしたいなと思ったものの、
こんな計画を立ててしまったので、ぜんぜん思うようなものにならなかった。
でもね、どの舞台もとても印象深いものだった。


そして、一言・・・。
オム・ギジュン氏に会えて、本当によかった。
帰国後、彼が大変な状況にあったことを知る。
そんなことを感じさせない、舞台では素敵な彼であった。
8月、舞台の彼に会えるのだろうか。検査結果によっては降板もありうるのかな???




日にち 時間 演目 お目当ての順に書いておく(忘れないように)


7月29日(金)16時~ 『三銃士』キム・ジンウダルタニャン、三銃士の面々
       20時~ 『ジャック・ザ・リッパー』キム・ジュンヒョンアンダーソン

7月30日(土)16時~ 『三銃士』オム・ギジュン氏~~~~ 
       20時~ 『三銃士』同じくオム・ギジュン氏~~~~

7月31日(日)15時~ 『ジャック・ザ・リッパー』イ・ジフン氏ダニエル
       19時~ 『三銃士』千秋楽!


 


私は一度はまると、食べ物も毎日食べていたいと思うタイプ。
でも、ある回数食べると、もう一生食べなくてもよいと思ってしまう。

なので、この際、11月に「観たくない」というくらい『三銃士』を観ようと思ったのだった。
はっきり言って、当初の予定は6回『三銃士』だったのだけれども、
そうすると、キム・ジュンヒョン氏とイ・ジフン氏が観られなくなってしまうので、
泣く泣く2回ジャックを・・・。



では、「もう一生観なくていいよ。」となったのか・・・。





「ソウルに住んで、ず~~~っと観ていたい。」になってしまった




こんなにアドリブが多くて、楽しすぎる舞台、見逃すことができません!
歌が上手な人たちが、まじめに変なことをするおかしさ!
あのファントムが脇役?ってのもすごくって、最初から最後まで気が抜けない。
なのに、時間がものすごく早く過ぎていくテンポのよさ。




曲もすばらしいし、これがCD発売されないのがおかしい!!!(←自己中心的)

そこで、いきなりスタッフの方を捕まえて、聞いたら、
韓国では全くそういった声は上がっていないとのこと・・・

でも、日本でもこの舞台の様子を知りたい人もいるので(私ですね)
「今回のこのメンバーでCDを作ってください!」と
お願いしてしまったのであった。

それだけではなく、「『ジャック・・・』や『モンテクリスト』みたいに、違うキャストで聞きたい曲もあります。」
なんて言ってしまったのだった・・・。

はい、ユ・ジュンサン氏でも、シン・ソンウ氏でも聞きたいし、
ダルタニャンはオム・ギジュン氏だけ聴ければいいのだけれども、
それでは絶対売れないので、他キャストも入れて・・・


できたら2枚買ってもいいですよ~~~。
2枚のためにこの豪華キャストでは作られないのか・・・トホホ  

三銃士のCD、作られないのかな~~~~。
これからもたくさん吠えていきたいです。
(こういうのはすらすら言えるように、ハングルを勉強しないと・・・)




今、気になるのは、
『三銃士』11月~
『ゾロ』11月~1月
『キム・ジョンウク探し』OPEN
『スプリング・アウェイク』~9月
『キャッツ』グリザベラが・・・

日本では大阪での「美女はつらいの」
 

6月11日(土)その6 ソワレ『モーツァルト!』パク・ウンテ氏版

2011年06月27日 05時02分43秒 | 芝居(韓国)
マチネのチョン・ドンソク氏のモーツァルトがとってもよかったので、
イメージがどうなってしまうか心配だったけれども、
なにせ劇場が遠いので、また弾丸旅行を計画して、別の機会に観るということが考えられなくて、
ソワレも続いてみることにした。

この日のソワレは、パク・ウンテ氏。

たぶん初めて拝見すると思う・・・。



キャストは、モーツァルト役と、アマデ役が変わっただけで、
あとはマチネと一緒。


第一印象は、動きが流れるように美しい。
ドンソク君の若さのパワーとは違った、モーツァルト・・・。
手の動きがきれいで、見とれてしまった。

顔の表情も豊で、芸が細かくて、さすが。
自分に自信があり、自己顕示欲の強いモーツァルトだなと思った。

アマデは、ソワレのアマデの方が強くて、存在感があり、好きかな。




カテコの写真!
今回はまあまあうまく撮れたエノック氏




本当にシン・ヨンスクさんの歌もよかった~。
才能を見出し、包み込む温かさみたいなのが感じられたんですよね。



ミン・ヨンギ氏だけは、どうしてもうまく撮れない。
動きが早い、だいたいこのあたりで、皆さんスタンディングし始めて
前の方の背中が移ってしまったり・・・。




うう~~~、モンテクリスト、観た~~~い・・・。


モーツァルトの登場!

ウンテさんはアマデを方に乗せての登場。
(ドンソク氏はなんだか誘拐犯のような、レミゼのテナルディエ夫人もびっくりな登場でしたから、
ウンテ氏を見て、ほっとしちゃいました。)






この写真でも伝わるでしょ?
すごく動きが美しいのです。
(携帯からのUPで、『お姉キャラ』なんて打ってしまったくらい



素敵な2人のハートは、こんなポーズだった・・・。




仕事に追われて、睡眠3時間でのソウル行きだったので、
途中で寝たりして・・・と心配だったけれども、
すごくすごく感激の舞台で、来週も来ちゃおうかな(お金があれば)というような気分だった。