おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

効果のほどは……

2024年04月22日 | 雑談

2016年でしたか。

前にご紹介した、小林市のPR動画。

あれは実際、いわゆるバズって、

小林市の名前を全国、

全世界に轟かせたわけですが。

今ね、

小林市の人口動態なんかを見て、

愕然としたわ。

観光客の動向なんかも踏まえて、

申しわけないけど、

貢献してないとしか、

言いようがない……

観客が面白がるのと、

実際、

足を運んでくれるかどうかとは、

やはり別物のお話なんだなと。

振り返って、あの動画を思えば、

確かに美しいけれども、

じゃあ、実際はどうなの?

足を運んで

現実の小林市を見たひとたちが

どう思ったかは、

もう生の声は振り返れないので、

いわゆる口コミを見て回ると、

投稿数も少ないんですが、

北海道の田舎と同じだな。

店屋が早く閉まる。

遊べる場所がない。

ただ1点だけ違ったのは、

客を迎える側の態度が

かなり好評価で。

しかしこれも、

リピート客に

つながるものではない。

そもそも、

今の若いひとたちや、

オイシイ人生だった60代以降は、

大自然の中で云々とか、

そういうのを

楽しいと思わないひとたちで。

むしろ面倒。

虫が嫌。臭いが嫌。

暑いのも寒いのも嫌。

そういうのは

ご飯で言えば「おかず」

としてあればいい。

「おかず」のなかでも、

漬物の部類です。

どんな大自然の中でも、

日常はあってほしい。テレビ、

ゲーム、コンビニ、シャワー、

ちゃんとした部屋。

ネットは

動画でコマ落ちしちゃダメ。

スマホのアンテナは全部立つ。

コンビニも、複数社で、

夜型の生活傾向に

対応できないとダメ。

田舎に、

それらはあるだろうかね。

だけど、

小林市の人口動態を見て、

1つ気づいたことがある。

50代が有意に多いよね。

社会についていけなくて、

自死したりして、

第二次ベビーブームなのに、

今もう、

ひとつの谷を作ってる世代です。

その世代が多い。

50代というのは、

そうした背景もそうですけれど、

ひとくちに言えば、

特殊な世代です。

昭和の生まれでありながら、

それ以前の世代とは違って、

平成の時代、新しい世紀に

適応しようとした。

もしも田舎に勝機があるとしたら、

もっとこの50代に

注目しなきゃならないのかなと。

お金はソコソコある。

ネットはつながれば何とか。

下積みが長いので、

かび臭いのは無理だけど、

あばら屋でも何とか。

あとは自分で面白くするからね。

そういう、

ミレニアムではない生活が、

自然と外へ漏れ出ていけば、

今の10代とかは、

そういう生活見たことないから。

田舎のねちっこい関わりも、

今の50代は、

ギリギリ、経験しているはず。

まあ小林市のひとが

ここを見に来ることはないので(笑

雑談のネタとして

ちょっと書いてみたまで。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おまけ(πのこと) | トップ | 経験あるがゆえの »
最新の画像もっと見る