おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

ロイトン札幌・有料UGスイート(2021年12月再訪)

2021年12月07日 | 道央のホテル

こういうので、いいんだよ。

ロイトン札幌

https://www.daiwaresort.jp/royton/index.html

地下の駐車場から、赤銅色の、

味わいのあるエレベーターをあがり、

ロビーへと続く、広い広いコンコースを歩く。

会議場もある。ここは各種イベントで使われるようだ。

階下の奥左手にちょっと見えるお食事処は、

ファミレスの「とんでん」ほどのお値段ながら美味い。

ここらは札幌市中央区の中心街からやや距離があり、

目と鼻の先に飯屋があるというわけではない。

ひょいと昼飯に出る先が無い分、静かなところでもある。

その点、この店はランチに力を入れているので助かる。

 

世間はもうクリスマスの雰囲気だ。

夜になるとこれが綺麗に光る。

予約した旨をフロントに告げて、チェックインしたんだが。

スイートルームが空いているから、有料でどう?

みたいなポップが出ていた。初めて見るわそういうの。

それも、かなりなお手ごろ価格。

「スイートルーム?お高いんでしょ?」

という常識が通用しないくらい、お手ごろ価格だ。

これはUGせざるをえない。

 

そこは、僕が生まれて初めて泊まる、

本物のスイートだった。

若い時分から、スイートルームって名前で、

ゴージャスで、新婚さんやお金持ちが泊まるお部屋。

そういう印象しかなかったスイート。

でも本来のスイートって、長期滞在する時に、

自分の荷物を持ち込んで、

滞在先での自宅として使う部屋のはずなんだが。

ただし、コンドミニアムとは違って、台所が無い。

そこのところは、ホテルのレストランとかで済ます。

衣類や食器は、自分のを持ち込む。

だからスイートの部屋には、空の収納がいっぱいある。

 

だのに、日本製のホテルのスイート、

いわゆる "sweet" room ときたら。

一期一会の特別なお部屋で、「じゃらん」とかの予約サイトには、

まず姿を見せない特別なお部屋で。

必要以上に高価な家具調度、凝った作りの風呂桶なんかがあって。

あくまでも特別な場所。長期滞在だったら、

気を遣って疲れる。使いにくくて疲れる。

そういうのがスイートだと、日本人は思ってるし、

そういう説明もされてきた。そもそもな話、

どこのホテルもスイートをそういう部屋にしてるわけだし。

シーズンオフの時期とはいえ、

1万何がしで泊まれてしまうような部屋は、

日本人の感覚では、スイートではないのです。

 

と、しょーもないことで熱く語ってしまいましたが(笑

ふぅ。ひと休み。こういうとこに住みたいもんだなぁ…...。

必要十分な家具がそろってるし、収納は十分にあるし、

寝室がまたいい感じの作りで。

ふと、ここロイトン札幌だよな?と思ってしまったわ。

バスルームがまたいい感じで。

照明もいいし、大きな鏡があって、広く感じるし。

なにより、風呂桶がいいんだ。

水量は十分。考えたなと思うのは、

寝そべって、体を伸ばして湯につかれるこの風呂桶。

ユニットバスみたいな、安っぽいプラスチック製のでもない。

寝そべってつかるから、風呂桶の丈が低いんだ。

だから、ヨボヨボの爺さんでも、楽にまたいで入れる。

しっかりした手すりがあるから、体を起こすのも楽だ。

お金に余裕のある人は、若い人にもいるけど、

お金と時間に余裕のある人は、老人しかいない。

まだバリアフリーとかいう考えかたが定着する以前に、

こういうのをリフォームで取り入れたってのは、

さすが建築会社だね大和ハウス。

 

夜景はハメコミじゃないよ(笑

なんか気に入ったわここ。

ほかに(ロイヤルスイートを除いて)3室くらいあるみたいだから、

次は違うスイートに泊まってみたいなぁ。

 


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