岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

星座かまくら歌会2019年2月

2019年02月02日 22時25分49秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
星座かまくら歌会 2019年2月1日。 於)大路ビル


 星座としては今年初めての歌会。定員20名限定のところ16人が参加した。


 前半は尾崎主筆が出席できなかったので「星座」と「星座α」の選者が取り仕切った。

 課題は。

「生活感はあるがもう少し深く切り込んではどうか」「心情を深く表現したらどうか」

「言葉は適切か」「説明的になっていないか」「暗喩が活きている」「言葉が洒落すぎ」

「語尾に工夫の余地がある」「切り捨ててよいものはないか」「直接的に表現したらどうか」

 など。


 尾崎主筆が到着してからの講評。


「短歌の素材足りうるか」「描写し過ぎ、感覚的にもっと踏み込め」「言葉を磨いて使え」

「切り捨てられるものは切り捨てよ」「言葉を生で使うな」「動詞、助動詞の位置を考えよ」

「自分には原石があると思い、磨くのは自分」「できるだけ現代語に近い言葉を使え」

「言葉の品格を考えよ」「理屈になるな」「思い出話に終わらすな」「語尾の工夫」

「限定のし過ぎ」「言い過ぎるな」「言葉をひねるな」「けなされて凹むな」

「褒められていい気になるな」。


 講評には凄みがあった。参加者が上達してきたからだろう。まるで文学道場のようだった。





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