岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

心得と心構えを説く人の靴の汚れにわれはこだわる

2009年12月22日 22時16分34秒 | 岩田亨の作品紹介
なにかお説教をされるとき、「右の耳からはいって左の耳へ抜ける」などという場合がある。

 それをその通りに詠んだ訳ではないが、そういうことがきになる人間なのでである、僕という人間は。誰のことをよんだのかは言わないで置こう。見方が素直でないのかも知れないが、現代社会ではありがちなこと。

 「運河」誌上の「作品批評」でとりあげられたが、何と批評されたのかは忘れてしまった。人間が生きていく限り、このようなことはままあるだろう。それもまた作歌のきっかけとなり得る。

 自分ではそこが気に入っているので、第一歌集「夜の林檎」の中に収録した。



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