カラオケで人前で歌を歌えるようになったのは、実は社会人になってからなのである。歌うこと自体は嫌いじゃなかったのですよ。ただ、人前で歌うのが恥ずかしくてしょうがなかったのである。
中学入学したて頃の音楽の授業。みんなボソボソとした声でしか歌わないから、先生(通称「マフィア」)が「あんたらもっと声出しなさいよ!」と怒り出した。マフィアは迫力満点のオバハンで、怒らせるとちょっと厄介だった。それでもみんな歌おうとしないから、仕方がないので恥を忍んで私だけ大声で歌い、以降3年間そんな日が続いたのだが、その反動ですっかり人前で歌うことがイヤになってしまった。高校では美術と音楽が選択制になっていたが、迷わず美術を選び、歌うこととは無縁の3年間を送ったのである。
大学でもそういう日々は続いていたが「社会人になったらつき合いもあるだろうし、歌わないで済むって訳にはいかなさそうだなぁ」と薄々感じ始めていた。果たして、社会人になってしばらくして、直属の先生(指導役)であるKさんに「うえぽん、みんなで飲みに行こうぜ。カラオケもあるよ」と連れられ、居酒屋のカラオケ付きの個室に行ったのだった。参ったなぁ…どうしたものか。そうこうしている内に飲み会が始まったのだが、みんなこれまた歌の上手い人ばかりだったのだ。ますます落ち込む。「うえぽん、次歌えっ」とKさん。ここで頑なに断っては空気が悪くなる。そこで私は「えーい、なるようにしかならん!」と開き直り、完全にウケ狙いに走った。
♪これから始まる大レース~…
ソルティ・シュガーの「走れコウタロー」である。たまたま、歌詞を知っている曲だった。まさか全員があそこまで腹を抱えて笑うとは予想もしなかった。一緒に来ていた別の営業所のKさん(♀)が「セリフが、セリフまわしがおかしい~!」と手を叩き、「これも歌ってみて!」とリクエストされたのが関敬六の「商売繁盛」という歌だ。「え?これ初めて聞く曲なんですけど」「大丈夫!ほとんどセリフだから」というわけで、歌の部分は適当にごまかして、セリフだけはメチャメチャ感情たっぷりしゃべってみたら、これがまたウケてしまった。恥ずかしいより先に「ウケる喜び」を知ってしまった私は、それ以降ウケ狙いの、誰も歌わないような曲ばかりを好んで歌うようになってしまった。まともな曲では照れて歌えないというのもある。
ちなみに後日、営業所の公式飲み会でも「走れコウタロー」を披露したところ、それ以来掃除のおばちゃんたちからは本名で呼ばれず「コウタローちゃん」の愛称が付き、あまつさえ社内報にまで載せられてしまった。何の気なしに歌っただけなのになぁ…。
現在でも、酔っぱらわないと歌えないし、まともな歌も苦手である。ただし、壊れっぷりは以前よりひどくなった。今までやった最狂のジャンルは悪友・アキケンと歌う、今亡き「ミニモニ。」ナンバーだ。これを目の当たりにして平常な精神を保てる人間はいない(爆)。まぁ、migratorybird氏みたいに重みのある歌が好きな人もいるのだから、私やアキケンみたいな「バカ担当」もいなければ、釣り合いが取れないというものだ。これからも、壊れ続けるよ。
中学入学したて頃の音楽の授業。みんなボソボソとした声でしか歌わないから、先生(通称「マフィア」)が「あんたらもっと声出しなさいよ!」と怒り出した。マフィアは迫力満点のオバハンで、怒らせるとちょっと厄介だった。それでもみんな歌おうとしないから、仕方がないので恥を忍んで私だけ大声で歌い、以降3年間そんな日が続いたのだが、その反動ですっかり人前で歌うことがイヤになってしまった。高校では美術と音楽が選択制になっていたが、迷わず美術を選び、歌うこととは無縁の3年間を送ったのである。
大学でもそういう日々は続いていたが「社会人になったらつき合いもあるだろうし、歌わないで済むって訳にはいかなさそうだなぁ」と薄々感じ始めていた。果たして、社会人になってしばらくして、直属の先生(指導役)であるKさんに「うえぽん、みんなで飲みに行こうぜ。カラオケもあるよ」と連れられ、居酒屋のカラオケ付きの個室に行ったのだった。参ったなぁ…どうしたものか。そうこうしている内に飲み会が始まったのだが、みんなこれまた歌の上手い人ばかりだったのだ。ますます落ち込む。「うえぽん、次歌えっ」とKさん。ここで頑なに断っては空気が悪くなる。そこで私は「えーい、なるようにしかならん!」と開き直り、完全にウケ狙いに走った。
♪これから始まる大レース~…
ソルティ・シュガーの「走れコウタロー」である。たまたま、歌詞を知っている曲だった。まさか全員があそこまで腹を抱えて笑うとは予想もしなかった。一緒に来ていた別の営業所のKさん(♀)が「セリフが、セリフまわしがおかしい~!」と手を叩き、「これも歌ってみて!」とリクエストされたのが関敬六の「商売繁盛」という歌だ。「え?これ初めて聞く曲なんですけど」「大丈夫!ほとんどセリフだから」というわけで、歌の部分は適当にごまかして、セリフだけはメチャメチャ感情たっぷりしゃべってみたら、これがまたウケてしまった。恥ずかしいより先に「ウケる喜び」を知ってしまった私は、それ以降ウケ狙いの、誰も歌わないような曲ばかりを好んで歌うようになってしまった。まともな曲では照れて歌えないというのもある。
ちなみに後日、営業所の公式飲み会でも「走れコウタロー」を披露したところ、それ以来掃除のおばちゃんたちからは本名で呼ばれず「コウタローちゃん」の愛称が付き、あまつさえ社内報にまで載せられてしまった。何の気なしに歌っただけなのになぁ…。
現在でも、酔っぱらわないと歌えないし、まともな歌も苦手である。ただし、壊れっぷりは以前よりひどくなった。今までやった最狂のジャンルは悪友・アキケンと歌う、今亡き「ミニモニ。」ナンバーだ。これを目の当たりにして平常な精神を保てる人間はいない(爆)。まぁ、migratorybird氏みたいに重みのある歌が好きな人もいるのだから、私やアキケンみたいな「バカ担当」もいなければ、釣り合いが取れないというものだ。これからも、壊れ続けるよ。
うちは目黒で一番ヘタ××なブラバンとして、当時一世を風靡したわけですが、その際には大変お世話になりました。当時の録音いまだに持ってますが、聞くと悶絶ものです。
ちなみに私はカラオケ苦手です。まずあの個室の雰囲気に馴染めません・・・。
同じですよ。T嶋先生(笑)。て言うか、「マフィア」は当時の通称じゃなくて、ながの様から教えていただいた呼び名ですから(笑)。
ウチはあの時の合唱の録音テープがもし存在していたら全て抹殺してやりたい(爆)。
そう言えばうえぽん氏とはカラオケに行ってなかったねぇ…
私の場合、最近の歌は良く分からんので、「てきとー」になってしまいます。
先日、職場の歓送迎会で「マ○ケンサンバⅡ」をシェイクダウンしました。
(幹事の務めとして場を盛り上げないといけなかったもんで…)
あれは素面じゃちょっとつらいですわ、ハイ。
言われてみたら、一緒に行く機会がないんだよねぇ…。
まぁ、私がまともな歌を歌わないのは最近の歌がわからないからというのも多分にあるわけです(爆)。
○ツケンに手を出しましたか、ついに。これは聞きたいね、ぜひ。どうです、近いうちに(爆)。
私もGALLEONさんと同じで、「てきとー」です。でも、最近は子供向けの歌には自信がついてきました(笑)。でも、みんなの前で歌っても・・・誰も知らないでしょうね・・・・・・。
お子様がいらっしゃるご家庭ならやっぱりそっち方面に強くなりますよね~。ぜひ風爺ぃ様のお子様ソングコレクションを聞いてみたい(笑)。
昔のポンキッキでやっていた曲なら歌えますけどね。1回「パタパタママ」を全部裏声でやったことがあります(爆)。