うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

エエのか?言ってエエのんか?

2005-03-11 14:20:54 | 雑記
読者の皆さんがリアクションに困りそうな話なので、書こうかどうか迷ったのだが、母が「ネタにしなさいよ~」とニヤニヤしながら言ってくるので、思い切って書く。
そうとも。ここは、タイトル下の紹介にあるとおり、「何でもありの闇鍋的世界」。こうなったら、毒を食らわば皿まで!(このテの話に強いおミヤさんならついてこられるかも?)

今朝、妹のとんでもない一声で目が覚めた。

「えっ!お母さんもう生理終わってたのっ!?」

朝から大声で何ちゅう会話をしとるのだこの母娘は!「あのな~、そういうことはもうちょい小声で話してくれんかね」と起き出す私に、母と妹は悪びれもせずに「あら、聞こえた?や~だ、オホホホホ」と笑う。母の生理が上がったのはもう5年ぐらい前のことだ。母本人が、聞いてもいないのにペラペラしゃべっていたので父も私も知っている。今さら知ったのか妹よ。私は呆れると同時に、ある事件を思い出していた。

母は数年に一度、激しい嘔吐と下痢に見舞われることがある。その度に病院に担ぎ込まれるのだが、何度検査しても原因がわからない。全くもって気持ち悪い話だ。独身時代に激しい食中毒を経験して以来だというので(「血は争えない。」をご参照のこと)、胃や腸が過敏になっているせいかも知れない。
さて、一昨年の冬のある早朝。何の前触れもなくその「上も下も大騒ぎ」がやってきた。私が起きた時には、母は既に真っ青な顔で虫の息。父が必死に介抱するが、喋ることすらままならず、ひたすら呻くばかりだ。「こりゃ我々の手に負えんな…」父と私の協議の結果、救急車で近所の病院へ搬送と相成った。
さっそく処置室で診察を受ける母。メガネをかけた若い医師が我々に、母の過去の病歴などを細かく尋ねてくるのだが、いきなり「生理はいつ頃上がられましたか?」と来た!エー!?我々が答えるの、それ!?…って、そりゃそうなんだけどね、本人しゃべれるような状態じゃないし、我々も一応は知ってるし。でも、あまりにもド直球な質問だったので、我々は動揺してモゴモゴと口ごもってしまった。
と、そこへ「…さ、さ、3年ほど前に…グエッ…と、消え入るような声がした。母である。情けない我々を見かねて思わず自分からしゃべったのだった。
幸い、治療の甲斐あって数時間後には回復した母であったが、その後数日間は「アンタたちは肝心な時に役に立たないわね、ホントにまったくっ!とイヤミを言われ続け、我々も「へへぇ、申し訳ございませんでした。堪忍しておくれやすお代官様ぁ…」と、これまた情けなく母に頭を下げ続けたのだった。

お母様。あの時は本当にすみませんでした!今度はちゃんと言うから、安心してまた倒れていいよ…って、違ーう!!!!

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