父の仇(？)を娘が討った(？)話。

両親が昨日までスペイン旅行に出かけていた。

ちなみに、ハハ方の祖父は旅行好きで、あちこちの国を旅してきたが、スペインには行ったことがなかった。で、晩年になって

「スペインに行って本場のパエリアが食べたいけど、膝が悪くなっちゃったから、もう海外旅行はムリだね」

と残念がっていた。その祖父の没後６年。娘が代わりとなってスペインへの地を踏み、パエリアを食したのだった。

帰ってきたハハは興奮気味にまくし立てた。

「夢に出てきたのよ、おじいちゃんが！」

普段はそんな夢など全く見ないハハだが、スペイン一日目の夜、祖父が夢で満足そうに笑っていたというのだ。

あの世とか天国地獄などはあまり信じないワタシだが、この話ばかりは理屈抜きでカンドーした！