お寺巡りー123.蚶満寺(秋田県にかほ市象潟) 2014-01-12 08:06:38 | 旅行 2009年8月21日、出羽国一宮に行った時に、象潟まで足を伸ばした。象潟は芭蕉の奥の細道では最北地であり、ここで”象潟や 雨に西施が ねぶの花”の句を残している。芭蕉が訪れた頃は、「東の松島、西の象潟」と呼ばれたように、かつては松島同様無数の小島が浮かぶ入り江だったが、文化元年(1804年)の大地震(象潟地震)で干潟に変わった。蚶満寺には舟繋ぎ石が残っていて、芭蕉は舟で渡った。ここには神功皇后漂着の伝説が残り、西行法師の歌桜や親鸞の腰掛け石や北条時頼公のつつじ等があって面白い。