シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

お寺巡りー125.瑞巌寺(宮城県松島町)

2014-01-14 08:33:44 | 旅行
 2009年6月29日、陸奥国一宮・塩竈神社に詣でてから松島で観光船に乗った後で瑞巌寺に寄った。慶長5年(1600年)関ヶ原の戦いが終了した後、仙台に治府を定めた伊達政宗は、仙台城の造営と併せて神社仏閣の造営も行い、なかでも瑞巌寺の造営には特に心血を注いだと言う。用材を紀州(和歌山県)熊野山中から伐り出し、海上を筏に組んで運び、大工は梅村彦左衛門家次一家や、刑部(鶴)左衛門国次ら名工130名を招き寄せた。工事は慶長9年(1604年)、政宗自ら縄張りを行って始まり、丸4年の歳月をかけ、慶長14年(1609年に)完成した。総門から入ると、長い参道には見事な杉並木、最後は2本の巨樹が聳えていた。国宝の本堂は雄大で内部も豪華、平成の大修理が始まる直前の訪問だったのでラッキーだった。境内の右には岩窟が並び、その前に西国三十三ヵ所の観音様が並んでいた。海に突き出た岩の上に立つ五大堂も瑞巌寺の一部で伊達政宗の再建。