諸国一宮巡拝ー２９．日向国・都農神社

　旅の３日目は日向国一宮・都農神社（つのじんじゃ）を目指す、霧島温泉の宿から、えびの高原経由で韓国岳を見たかったが霧が心配で断念。高原インターから宮崎自動車道に乗り、宮崎インターで降りて１０号線を５５キロほど北上、お昼前に都農神社に着いた。
　ご祭神は大己貴命、大友宗麟の日向侵入までは壮大な社殿と広大な境内を有する日向国第1の大社であったと言う。今は規模は小さいが白木の社殿は清々しい。拝殿の中はすっきりして気持がいい、拝殿の横へ廻ると一段高い本殿が見られる、ご祭神は大己貴命で出雲系だから社殿の形も同じかな。本殿の左右には小さなお社、一つはスサノオ命、他の二つは足摩乳・手摩乳？だったがネットで検索したらアシナヅチ・テナヅチ、ヤマタノオロチ退治の説話に登場する夫婦神で生贄にされかけたクシナダヒメの両親だった。現在の拝殿・本殿は平成１９年に再建されたもので、安政 6年に再建された旧本殿は移設され熊野神社に、旧拝殿は神楽殿として境内に残されている。
　ここからは宮崎まで戻って、堀切峠と青島を見て、宮崎空港でレンタカーを返して羽田へ。


都農神社参道


神門


社殿


拝殿内部


本殿


熊野神社（旧本殿）


境内の池


ご神木


大鳥居


堀切峠