諸国一宮巡拝ー２５．豊後国・西寒多神社

　九州旅の最後の日、湯布院の宿を出て「豊後国一宮・西寒多神社」を目指し高速道に乗る。別府サービスエリアで一休みして大分光吉インターで降り国道１０号線に入るとさすが幹線渋滞している。ちょっと走ると右側に鳥居があり西寒多神社西参道の標識、しかし鳥居を潜った後は住宅の中の狭いくねくね道が続く、それでも１０時前には入口に着いた。
　石造りの太鼓橋を渡り境内へ、案内板によれば西寒多は「ささむた」と読む。境内を進むと左手に社務所、お札やお守りの販売もしていて、室内にはお年寄りの禰宜さんがおられた。お社はなかなか立派、拝殿の奥に本殿が連なっている。大分県内では宇佐神宮につぐ神社として尊崇をあつめているとの事。拝殿本殿は横から見るとなかなか大きい、境内には舞台造りの建物があったが神楽殿かな。万年橋の横には樹齢４００年のみごとな山フジ（大分市天然記念物）の棚があり花の季節には賑わうらしい。


湯布院の宿から見た由布岳


西寒多神社入口


太鼓橋


参道


境内


ご神木


拝殿


拝殿正面


奥に本殿


藤棚