爪の手入れが大変になってきた

　我々の仕事は手が命なので手のメンテナンスは欠かせないのだが
最近は手の甲や関節のあたりだけでなく、爪の長さも しっかり管理
しないといけなくなってきた。

　基本的に仕事がら爪は なるべく短く切るように両親だけでなく師
匠や亡き祖父あたりからも言われていたのだが、最近は短ければいい
という事ではないのがハッキリしているのだ。

　というのも短過ぎると短い髪の毛が爪の中に刺さり込むという事
態になる。

　一般の人は髪の毛が爪に刺さり込むという話は信じ難いようだが
意外に髪の毛は刺さりやすく、こうなると激痛が走って仕事に集中
しづらくなるし取り出すのも大変で下手すると更に深爪となって傷
口からバイキンが入って化膿するというリスクがある。

　それを恐れて爪を長めにしていたらシャンプーが続くと爪が割れ
始めるので、下手すると爪を剥ぐ形になりかねない。

　以前は爪が割れるという事はなかったのだが、これも年齢から来
るものか。

　短く切ったら髪の毛が刺さり込むし、切らなければ爪が割れるので
適当な長さを保ち続けるように手入れをしていかなければいけなく
なった今日この頃である。