ウルトラマンネクサスから始まった?スパイダーミサイル

 ウルトラマンネクサスを見始めて‘凄い’と思ったのがナイトレーダーのメカ・
クロムチェスターから発射されるスパイダーミサイルと呼ばれるホーミングマイクロ
ミサイルで、撃った瞬間からミサイルの白煙がクモの糸が絡み合うように複雑に
動くさまは迫力満点で十分威力がありそうな感じだったのだ。

 これまでウルトラを含めたミサイル攻撃というのは多くはロケット弾と区別がつか
ない 曳光弾で処理されるケースが多く、たまにミサイルの実体が見えても今ひとつ
威力があるようには見えなかった。

 やはり光学合成を施したレーザーを中心にした光線兵器の方に魅力があったし、
ウルトラヒーローは当然の事ながらミサイルなどを発射しないのでスペシウム光線
などの光線技で倒すケースがほとんどだ。

 科学的に見てもミサイルの弾着には時間がかかるが、光線なら あっという間
だからビジュアル&実用的にも光線兵器に軍配が上がるのは否めない。

 ただし光線兵器は本来なら一箇所に命中させ続けないと意味がないのに対し、
ミサイルなどの実体弾は命中させただけで粉砕できるので威力的には遜色ないの
だが どうしても これまでは前記したように予算の関係かミサイルもロケット弾と同
じく曳光弾処理されていたので威力があるようには見えなかった。

 ロケット弾の場合は通称ポンポン砲と呼ばれる自衛隊の連射砲が象徴的で、
ビジュアル的には迫力満点だが ほとんどが効力なく怪獣は兵器でやり過ごし最後
は怪獣などの武器でやられてしまうというパターンがほとんどだったので曳光弾
処理=威力なしという お約束になっていたのは否めない。

 ところがネクサスではCGで板野一郎が参加してクロムチェスターの武装の中に
スパイダーミサイルを使用したのだから一気に迫力が出てきた感じなのだ。

 終焉の地でのメフィストとの最終決戦や新宿に出現したダーク・ザギに対し和倉
隊長が ただ1人δ機で出動してアビロックミサイルを発射するシーンが印象的だ。

 これまでのミサイル攻撃なら効果がないので敵も当たっても平然としていたが、
メフィスト&ザギは しっかりシールドを張って防いでいるので かなりの威力だと思
われる。

 板野サーカスによるスパイダーミサイルはミサイル兵器を復権させたと言って
いいだろう。

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