新国立競技場をサッカー&ラグビーの聖地にするならば


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20200101070

 サッカー天皇杯決勝が昨日行われ神戸が鹿島に2-0で勝って初
優勝を飾ると共に、新国立競技場の記念すべき最初の試合の勝者と
なった。

 試合は18分にルーカス・ポドルスキのシュートをGKがはじいた 
ボールが味方DFに当たって入るOGで先制すると、38分に右サイド
からのクロスを藤本憲明が決めて2点目を挙げ完全に主導権を握り
逃げ切った。

 スタッツを見るとボール支配率やシュート数も互角なので最終的
にOGの先制点が明暗を分けた形になったわけで、勝負強い鹿島がOG
をやるのは新国立競技場のこけら落としならではという事だろうか。

 さて新国立競技場のお披露目試合という形になった天皇杯決勝だ
が将来の‘聖地’になるには、やはりトラックはジャマだという事を実
感するものだ。

 というのも試合前に両選手入場の距離を見ると意外に長いのでス
タンドとピッチの距離があるなと思っていたわけで、実際に鹿島の
内田篤人は‘シャルケのスタジアムなどに比べてピッチとスタンドの
距離がある’と語っていた。

 正直言って日本では陸連の力が強いとの事で専用競技場より陸上
競技との併用ができるトラック付きになりやすいとの事で、当初は
五輪終了後にトラックを外してスタンドを作るという話になってい
たようだが陸連側の巻き返しで不透明らしい。

 とはいえサブトラックなしでは大規模な陸上の大会は開けないと
いう事を考えると、新国立競技場で五輪終了後にトラックを残すと
いうのは全く無用の長物になる。

 せっかくG大阪の本拠地・吹田スタジアムや北九州の本拠地・ミ
クニワールドスタジアムなど専用スタジアムが新築されているし、
代表の試合でもW杯予選のような重要な試合は さいたまスタジアム
ばかりと専用スタジアムでの試合が当たり前になっている時代にト
ラック付きのスタジアムを聖地にするというのは時代の流れに逆行
するものだ。

 最悪でもトラックを残すならサッカーやラグビーの試合の時は、
トラックの部分に仮設スタンドを設置するようにしなければ聖地
の称号は空しいものになるだろう。

 

 

 

 

 

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