日本バスケ再建はNBLよりbj中心に

深津会長が辞任=リーグ統一協議進まず―バスケット協会(時事通信) - goo ニュース

 今日の新聞にバスケットボール協会の深津泰彦会長が、NBLと
Bjリーグの統合問題をまとめきれないという事で辞任という記事が
載っていた。

 FIBAから今月までに両リーグの統合にメドが立たなければ来年
行なわれるリオ五輪予選への参加資格停止といった通達を受けて
にも拘らず、特に これまでのやり方に拘る企業チーム側を説得でき
ずにトップが辞任するというのは無責任極まりない。

 そもそも今回の問題は競技人口が野球やサッカーに次いで多い
のに五輪など国際大会に出場できないのを打破するにはプロ化し
かないと考えるbj側と、とりあえず企業の広告塔としてチームを
維持できていればいいと考える企業チーム側の対立から始まって
いる。

 たしかに日本の男子代表が五輪や世界選手権でメダル獲得など
競技の性格上 絶望的だとは思うが、だからといって企業の広告塔
としてのみ存在するのは国際競争力を弱めるし将来的な競技人口の
減少につながる。

 企業チームにしてみればプロ化しても採算が取れるのかという
懸念があるのは当然だがbjリーグが発足して10年経った現在、
大盛況とはいかないまでも地に足を付けた運営で それなりに人気
を博している。

 そして地域密着を理念としたJリーグが日本サッカーのレベルを
劇的に上げたのは言うまでもないし、同時に企業スポーツでの限界
を意味している。

 にも拘らず未だに企業のバスケ部としてのみ運営したいと考えて
いる勢力はバスケ界のレベルアップなど眼中に違いない。

‘時期尚早と言う者は100年経っても時期尚早と言う’とはJリーグ
立ち上げの時に当時の川淵三郎が語った名言だが、どうやらバスケ界
には身を捨ててでもバスケットボールを強くしようという気概のある
人材はいないのだろう。

 それを考えるとバスケットボール再建はbjリーグ主導で行いBj側が
日本バスケットボール協会とする方がレベルアップの近道ではないかと
思うのだ。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
男子はどうだっていいよ。しかし女子だけは絶対に助けろ!! (テコンドーを五輪から除外しろ!!)
2014-10-25 00:28:21
男子は国内リーグの分裂や協会のガバナンスがどうしようもないレベルだが、それ以前に代表チームの実力がクソ弱すぎるから2016年リオ五輪なんて間違いなくアジア予選で敗退するよ。
仮に6年後の2020年東京五輪で「開催国枠」を首尾良く確保できたとしても、お寒い現状では大差で全敗を食らって大恥を掻くのは必至だ。
あえて厳しいことを言うが、男子は国内バスケット界全体の発展や代表チームを強くするための努力を完全に怠っているのだから同情すら一切しないし、この際容赦なく切り捨てても全く構わない。

しかし、本当に可哀想なのは、今回の件とは一切無関係なのに結果的に「連帯責任」を取らされる格好となる女子だよ。
女子は先の世界選手権では主力選手の負傷とクジ運が悪いこともあって3戦全敗に終わったが、昨年のアジア選手権では7戦全勝で43年ぶりに制したこともあり、リオ五輪で3大会ぶりの出場が期待されている。
ましてや、今の女子は若手の代表チームが国際大会で成績を残して有望選手も多く抱えており、2020年東京五輪はやりようによっては上位進出だって決して夢ではない。
それだけに、もし日本協会がFIBAから国際大会の出場停止処分を受けたら将来的に甚大な打撃を被るのは必至だ。

協会は今回の件だけでなく、2008年北京五輪の時だって世代交代の失敗や代表監督の人事でもたつき、更には2006年に日本で開催した男子世界選手権で発生した巨額の赤字処理を巡る協会の内紛の影響で女子代表チームをまともにサポート出来ず、自滅に近い形で世界最終予選で敗れて五輪出場を逃した前科がある(ちなみに、この時はバスケ協会がJOCから会員資格停止処分を受けた為、特定措置で参加した)。

せめて協会は過去の罪滅ぼしと将来を担う若い選手のためにも、FIBAの制裁処分が女子に波及しないための方策を真剣に練るべきだ。
 
 
 
某サイトから拾ってきたけど・・・ (テコンドーを五輪から除外しろ!!)
2014-10-25 21:55:42
★日本バスケ協会の無能っぷりを野球の打線で例えるとこんな感じらしい。
これを読むとプロ野球の加藤良三前コミッショナーが有能な人物に思えるよw


1 (中) 2006年世界バスケの際、監督であるジェリコ・パブリセヴィッチ氏を無視して(会議に呼ばず)代表選手を決める。

2 (二) アジア大会の真っ最中に杉浦良昭強化部長が選手たちの目の前で「○○じゃなくて△△を入れれば良かった」。

3 (三) ジェリコ監督を解任し、鈴木貴美一監督が就任。万全の状態で臨んだ地元開催の2007年アジア選手権(兼・北京五輪アジア予選)で8位に終わり史上最低の成績。

4 (左) スラムダンクのブームに対し「バスケットを変な目で見られる・非常に迷惑だ」と公式文書で出す。

5 (一) 内紛の影響で代表チームを送れず国からの援助を打ち切られ、JOCから資格停止処分を招く。

6 (遊) プロ化を目指すbjリーグ発足し、協会を脱退する。bjリーグとの関係断絶を加盟団体に通達。

7 (捕) bjリーグ所属選手は代表に選ばない。

8 (右) 役員人事協議が8度流会。

9 (投) 地元開催の世界選手権で13億円もの赤字が発生。


中継
「自慢していいですか? 今回は頑張りました」とプロ化を発表。

抑え
「サラリーマンもプロだから現状維持で十分」と事実上プロ化を撤回。

控え
元執行部に現執行部が背任容疑で刑事告訴。
会長が内紛で決まらず、JOCから除名寸前。
協会内の混乱の影響で女子の北京五輪世界最終予選の開催国立候補を断念。
協会内の混乱でナショナルチームの新体制が決まらず、世界大会出場辞退。
 
 
 
こりゃ凄いですね (こーじ)
2014-10-25 23:25:10
>テコンドーを五輪から除外しろ!!様
 凄い不祥事だらけですね、まさしく不祥事のデパート状態ですよ。

 女子の方はわりと真面目にやっているのに協会上層部があのザマでは女子選手たちが本当にかわいそうですよね。

 06年世界選手権も酷かったですし・・・
 
 
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