2021選抜高校野球:第10日


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jiji-210331F452

 ベスト8から中1日休養日を置いて行われる準決勝だが、本来なら
翌日も休養日だったが雨天中止が2日になった事から準決勝と決勝
は連戦になるわけで投手起用法が注目される。

 とりあえず東海大相模と明豊は複数投手制で勝ち上がって来てい
るので問題ないが天理は達、中京大中京は畔柳という絶対的エース
を抱えており特に畔柳は球数制限に引っかかりやすいため監督も大
変だろう。

 第1試合の天理ー東海大相模戦は通常ならば達対相模打線という
事になるのだが、両校とも決勝をにらんだ投手起用をするだろうし
特に相模は誰が投げるのかがカギを握るのではないか。

 第2試合は明豊の3人の投手が中京打線をどこまで抑えられるかで
特に3試合で26四死球と制球難の明豊投手陣が、選球眼のいい中京
打線に見極められると厳しくなるだろうしロースコアの展開に持ち
込まなければ勝ち目はない。

 第1試合:東海大相模 2ー0 天理

 相模の先発が中1日の石川なのに対し天理は初めて先発する左腕
の仲川が先発なのだが、1回に相模は1アウトから2番がヒットで出
塁しレフトがはじく間に2塁に進むと2アウト後4番のタイムリーで
先制する。

 しかし2回以降は2回と4回を除き毎回ランナーを出すものの、仲
川が踏ん張って追加点を挙げられず相模にとっては嫌な展開。

 その天理は1回、2回に1アウトからヒットが出るも得点できず、
6回に先頭の9番が2ベースで出塁し1アウト後に暴投で3塁までラン
ナーを進めるが2番&3番が打ち取られて得点できず。

 迎えた9回に相模は2番手の南沢から7番がヒットで出塁すると、
バントと内野ゴロで3塁に進み暴投で貴重な2点目が入り勝負が決
まった。

 結果的に天理はベスト8でエースの達が脇腹を痛めた事もあって
先発を避けた状況だったが、決してコンディションのよくない達が
石川と投げ合っても2失点ほどはしていた可能性は高い。

 それを考えると立ち上がりの1回&2回に1アウトからのヒットと
6回の1アウト3塁のどれかで得点できていれば勝機はあったが、今
日の石川を打つのは難しかったというのが妥当なところか。

 第2試合:明豊 5ー4 中京大中京

 中京は畔柳の先発を回避し左の柴田が先発し3回まで2度1アウト
2塁のピンチを迎えるも後続を断ち0-0で進んでいたが、4回に明
豊は3番がヒットで出塁し四球とバントに死球で1アウト満塁から7
番の犠牲フライで先制すると8番のタイムリーで2点目を挙げさらに
9番&1番の長短打で一挙5点を先行する。

 ここで中京はエースの畔柳にスイッチし後続を断つと5回に四球
で出塁した9番を2番のタイムリーで1点返すと、6回にもヒットと四
球にバントで1アウト2・3塁から6番の2点タイムリーで2点差に追い
上げる。

 明豊は2アウト2塁から京本がリリーフして後続を断ち迎えた9回に
6番&7番が幸運な連打でノーアウト1・3塁とすると、1アウト後1塁
ランナーが牽制で飛び出して刺される間に3塁ランナーが還り1点差
になるが9番が倒れて万事休す。

 中京にしてみると1回に2番が歩いて3番のヒットで1・3塁のチャン
スで2アウト後5番の大飛球をレフトに捕られて先制のチャンスを潰
すと、0-5の4回裏に3番&4番の四死球とバントで1アウト2・3塁を
連続三振で得点できなかったのが最終的に響いた形だ。

 しかも5回に2アウト2塁から2番がタイムリーを放つものの2塁で
アウトになったし、9回も先述したように1塁ランナーが牽制で飛び
出すなど先にリードを許した事で焦りが出たとしか言いようがない。

 個人的には4-0で1番を迎えた時点ではなく、5点目を取られた時
点での畔柳へのスイッチが1人遅かったのではないかと思ったりする。

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