意外なゲストが多いウルトラマンエース

　ウルトラマンエースの3話・燃えろ！超獣地獄にはヤプールが化けた少年・中森
四郎の祖父役で東宝特撮の常連バイブレイヤーの田武謙三が出演している。

　過疎化した先祖の土地を守って住んでいるものの周りの住人は みんな都会に
出て行くのを嫌悪し‘村から一歩でも出たら野垂れ死にする’と言いながら地酒を
呑み、哀愁溢れる民謡を歌うシーンが印象的だ。

　もっとも この地酒を勧められた北斗は飲酒飛行で捕まるのだが・・・・

　考えてみるとエースには意外なゲストが多数出演している。

　1話では冒頭の全滅した地球防衛軍の指揮官をマックス号の艦長やメディカル
センターのアラキ医師を演じた幸田宗丸が演じているのから始まり、2話でカメレ
キングの銀の卵に吸収される作業員を演じたのがキレンジャーこと大岩大太を
演じた畠山麦である。

　4話でガランを作り出した久里虫太郎をダイナの怪獣戯曲でブンダーを作った
鳴海浩也やメビウスでヤプール人間体を演じた清水紘治が、9話のガマス編の
編集長をミラーマンのインベーダー人間体を演じた草野大悟が演じている。

　また悪キャラとして登場するのが高倉司令官を演じた山形勲で、カウラに憑依
されるのはレオでレオをバラバラにしたブニョの蟹江敬三。

　更にメジャーどころでは12話のサボテンダー編で柔道一直線の桜木健一と近藤
正臣にロボット刑事Kの芝大造刑事を演じた高品格も共演しているし、中田喜子や
塩沢ときも出演していた。

　お馴染みゲストでは6話のブロッケン編にムラマツキャップの小林昭二、10話では
前作の出演者：団次郎・川口英樹・岩崎和子がゲストで出演しているし、20話では
次回作・タロウの主役である篠田三郎が、50話にはオレンジファイターの笛真弓が
出演していた。

　こうしてみると多彩なゲストに驚くだろう。