WOWOWで初めて見た世界戦生中継から30年

 今から30年前の今日94年3月2日に東京体育館で行われたWBA:
Jフェザー級タイトルマッチで王者ウィルフレド・バスケスに挑戦
した1位・葛西裕一は、1Rに3度のダウンを奪われてKO負けを喫し
世界タイトル奪取に失敗した。

 当時の葛西は24歳と若く峠を越えたと思われたバスケスよるも
身長やリーチで上回り、スピードもあるのでタイトル奪取の期待
が高まっていた。

 ところが1Rの立ち上がりにリーチに勝る葛西が何気なく出した
左にバスケスから右を被せられる形で右フックがヒットしダウン
すると、立ち上がったものの立て続けに2度のダウンを奪われて‘
まさか’の1RKO負けとなったわけである。

 この試合は92年7月に竹田益明が王者ヘナロ・エルナンデスに
挑戦したWBA:Jライト級タイトルマッチ以来のWOWOWによる
生中継だったわけで、2月下旬にWOWOWが見られるようになっ
た我が家で初めて見た一戦だった。

 当時のWOWOWは録画中継が中心で専門誌などに結果が載って
いたのだが、映像が見られるだけでも嬉しかったので不満ではな
かったが久しぶりの生中継だったのだ。

 セミファイナルの八尋史郎戦から中継されており民放地上波の
中継ではありえなかったわけで、これだけでもWOWOWに加入し
ておいてよかったと思ったもの。

 ただ試合が1Rで終わっているため民放地上波のように過去の世
界戦、エキサイトマッチの試合が時間枠を埋めるコンテンツか?
と思っていたら番組が終わってしまいミュージックブレイクがOA
され過去の世界戦は見られなかったのはガッカリしたのを覚えて
いる。

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