仮面ライダーXの最終回から40年

　今から40年前の今日74年10月12日は仮面ライダーXの最終回が
OAされた日である。

　仮面ライダーシリーズは1号&2号編が1年10ヶ月OAされた
のに続きV3も1年間OAされたのだが、なぜかXは1年ではなく
35話というものだったので当時から唐突間が拭えなかった。

　しかも最終EPに登場した怪人は大して強くなさそうなサソリ
ジェロニモジュニアだったし、とりあえず巨大ロボットのキング
ダークが暴走するもののXライダーが内部から爆破してGODは
壊滅する。

　ただしRS装置の設計図を巡る攻防戦も決着が付かず、敬介も
立花藤兵衛に置手紙を残して旅に出て終わるという何とも中途半
端な終わり方だったのだ。

　ちなみにキングダークの内部に乗り込んで倒したGOD総司令は
神敬介の父・敬太郎の親友だった呪博士だったわけで、過去の仮面
ライダーではショッカー&ゲルショッカーにデストロンの首領は
正体不明だったのが今回初めて人間という事になっている。

　せめて呪博士のバックに謎の組織がいて、その組織の首領こそ
ショッカーの大首領という設定なら納得できるのだが35話という
短い期間内で描ききるには時間がなかったのかもしれない。